東芝-売り気配 PwCあらたが「会計処理に誤り」「不適正意見」検討 朝日報道
東芝<6502.T>が売り気配。米国原発事業による巨額損失をめぐり、監査を担当するPwCあらた監査法人が、過去の会計処理に「誤り」があるとの見解を示していることが、関係者の話でわかったと、7月25日付け朝日新聞・朝刊で伝えられている。
記事によると、東芝の主張と食い違い、今年3月期決算に「不適正意見」を出す可能性が浮上してきたとされ、不適正意見の場合、東芝の上場廃止が現実味を帯びてくるとした。PwCあらたが問題視しているのは、東芝の原発子会社ウェスチングハウス(WH)が2015年12月に買収した米建設会社に関連して発生した工事損失引当金約6000億円の会計処理。米国で原発建設工事が遅れ、損失額が膨らんだ。
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