前場コメント No.3 ブライトパス、マルカキカイ、加賀電子、大王製紙、昭和電工など
★9:02 ブライトパス－買い気配 iPS細胞由来の若返り抗原特異的T細胞に関する特許が国内で成立
ブライトパス・バイオ<4594.T>が買い気配。同社は24日に、東京大学医科学研究所の中内啓光教授などの研究成果から生まれた、「抗原特異的T細胞の製造方法」が日本国内において特許登録となったと発表した。
この特許は、同社子会社であるアドバンスト・イミュノセラピー（東京都千代田区）に独占的実施権を付与して共同研究していることから、同社と東京大学との共同での発表となった。なお、今回の特許は、特定の抗原だけを攻撃するヒトT細胞からiPS細胞を経て、再分化させてCD8シングルポジティブ細胞またはCD4シングルポジティブ細胞を作り出し、元のヒトT細胞と同じTCR遺伝子の再構築パターンを結有するT細胞の出現頻度を極めて高くすることを技術的特徴としているという。
ブライトパス・バイオ<4594.T>が買い気配。同社は24日に、東京大学医科学研究所の中内啓光教授などの研究成果から生まれた、「抗原特異的T細胞の製造方法」が日本国内において特許登録となったと発表した。
この特許は、同社子会社であるアドバンスト・イミュノセラピー（東京都千代田区）に独占的実施権を付与して共同研究していることから、同社と東京大学との共同での発表となった。なお、今回の特許は、特定の抗原だけを攻撃するヒトT細胞からiPS細胞を経て、再分化させてCD8シングルポジティブ細胞またはCD4シングルポジティブ細胞を作り出し、元のヒトT細胞と同じTCR遺伝子の再構築パターンを結有するT細胞の出現頻度を極めて高くすることを技術的特徴としているという。
★9:03 マルカキカイ－岩井コスモが「A」へ引き上げ 株価指標面で依然割安
マルカキカイ<7594.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価指標面で依然割安と判断。投資判断を「B+」→「A」、目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
収益回復途上だが、今17.11期上期業績は売上高・利益ともに会社計画を上回って順調に着地。上期は国内販売不振などから営業減益だが、受注は順調であり、通期では増益に転じる見通し。エンジニアリング強化で付加価値を高め、収益拡大を目指している。株価指標面では依然割安であり、株価の上値余地はまだあると判断。
マルカキカイ<7594.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価指標面で依然割安と判断。投資判断を「B+」→「A」、目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
収益回復途上だが、今17.11期上期業績は売上高・利益ともに会社計画を上回って順調に着地。上期は国内販売不振などから営業減益だが、受注は順調であり、通期では増益に転じる見通し。エンジニアリング強化で付加価値を高め、収益拡大を目指している。株価指標面では依然割安であり、株価の上値余地はまだあると判断。
★9:03 日本高純度化学－買い気配 1Q営業益10％増 マザーボード用金めっき薬品が好調
日本高純度化学<4973.T>が買い気配。同社は24日に、18.3期1Q（4－6月）の営業利益は2.7億円（前年同期比67.3％増）だったと発表した。
マザーボード用金めっき薬品およびマイクロコネクター用硬質金めっき薬品がハイエンドスマホにとどまらず、中国向けスマホの旺盛な需要にも支えられて好調に推移した。また、実装部品向けのリードフレーム用パラジウムめっき薬品が好調に推移したことも寄与した。なお、上期の会社計画4.0億円に対する進ちょくは66.3％となっている。
日本高純度化学<4973.T>が買い気配。同社は24日に、18.3期1Q（4－6月）の営業利益は2.7億円（前年同期比67.3％増）だったと発表した。
マザーボード用金めっき薬品およびマイクロコネクター用硬質金めっき薬品がハイエンドスマホにとどまらず、中国向けスマホの旺盛な需要にも支えられて好調に推移した。また、実装部品向けのリードフレーム用パラジウムめっき薬品が好調に推移したことも寄与した。なお、上期の会社計画4.0億円に対する進ちょくは66.3％となっている。
★9:04 加賀電子－売り買い交錯 九州大学発ベンチャー「PicoCELA」に資本参加
加賀電子<8154.T>が売り買い交錯。同社は7月24日大引け後に、移動体に強い無線多段中継技術とクラウド監視および制御のシステムの開発を行う、PicoCELA（福岡県糸島市）の第三者割当増資を引き受け、7月初旬に資本参加したと発表した。
PicoCELAは、無線多段中継技術「PicoCELA Backhaul Engine（PBE）」を活用した各種の無線通信ソリューションと、それを監視し、制御するためのクラウドソリューションを開発する九州大学発ベンチャー。PBEはWi-Fi、BLE、mmWave、PLCをはじめとする幅広い通信方式に対応が可能で、基地局同士を自律的に効率よくつなぎ合い、既存の無線メッシュネットワークに比べて少ない減衰率で安定した10段以上の多段中継を可能とし、安価にスモールセル構築ができる。
加賀電子<8154.T>が売り買い交錯。同社は7月24日大引け後に、移動体に強い無線多段中継技術とクラウド監視および制御のシステムの開発を行う、PicoCELA（福岡県糸島市）の第三者割当増資を引き受け、7月初旬に資本参加したと発表した。
PicoCELAは、無線多段中継技術「PicoCELA Backhaul Engine（PBE）」を活用した各種の無線通信ソリューションと、それを監視し、制御するためのクラウドソリューションを開発する九州大学発ベンチャー。PBEはWi-Fi、BLE、mmWave、PLCをはじめとする幅広い通信方式に対応が可能で、基地局同士を自律的に効率よくつなぎ合い、既存の無線メッシュネットワークに比べて少ない減衰率で安定した10段以上の多段中継を可能とし、安価にスモールセル構築ができる。
★9:04 大王製紙－大幅安 1Qは8割営業減益との観測 原料価格上昇で段ボール採算悪化
大王製紙<3880.T>が大幅安。25日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は前年同期比8割減の10億円程度にとどまったようだと報じられた。
原料に使う古紙の価格が上昇し、段ボールの採算が悪化したという。為替の円安で原材料の輸入コストも膨らんだとされる。原材料高を受けて値上げに取り組んだが紙製品の需要は鈍く、顧客に浸透しなかったほか、成長事業と位置付ける中国の紙おむつ事業も赤字に転落したもよう。また、この軟調な1Q業績を踏まえ、上期計画を引き下げる可能性があるとしている。
大王製紙<3880.T>が大幅安。25日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は前年同期比8割減の10億円程度にとどまったようだと報じられた。
原料に使う古紙の価格が上昇し、段ボールの採算が悪化したという。為替の円安で原材料の輸入コストも膨らんだとされる。原材料高を受けて値上げに取り組んだが紙製品の需要は鈍く、顧客に浸透しなかったほか、成長事業と位置付ける中国の紙おむつ事業も赤字に転落したもよう。また、この軟調な1Q業績を踏まえ、上期計画を引き下げる可能性があるとしている。
★9:05 昭和電工－反落 通期最終益を下方修正 ICAに関する持分法投資損失や特損計上で
昭和電工<4004.T>が反落 。同社は24日に、17.12期通期の連結純利益予想を従来の250億円から210億円（前期比70.7％増）に引き下げると発表した。2Qにおいて、持分法適用会社ICAに関して持分法投資損失約100億円を計上することや、ICAに関する特別損失約67億円を計上することが響く。
また、17.12期上期（1-6月）の連結純利益予想については従来の160億円から85億円（前年同期比3.6倍）に引き下げた。
昭和電工<4004.T>が反落 。同社は24日に、17.12期通期の連結純利益予想を従来の250億円から210億円（前期比70.7％増）に引き下げると発表した。2Qにおいて、持分法適用会社ICAに関して持分法投資損失約100億円を計上することや、ICAに関する特別損失約67億円を計上することが響く。
また、17.12期上期（1-6月）の連結純利益予想については従来の160億円から85億円（前年同期比3.6倍）に引き下げた。
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