前場コメント No.4 グノシー、トヨタ、安川電機、アコム、ソルクシーズなど

2017/07/25(火) 11:31
★9:04  グノシー-いちよしが目標株価引き上げ 機械学習のノウハウを事業に落とし込めている
 Gunosy<6047.T>が6日続伸。いちよし経済研究所では、機械学習のノウハウを事業展開に落とし込めていると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3300円→4000円と引き上げた。
 前17.5期4Q(3~5月)は売上高21.1億円(前年同期比39%増)、営業利益4.3億円(同2.1 倍)、広告宣伝費差引前の営業利益8.9億円(同26%増)と、いちよしの従前予想の範囲内の着地となった。今18.5期通期の会社計画は広告宣伝費差引前の営業利益44.4億円(前期比33%増)を含めて、いちよしの従前予想よりも保守的。これは会社側が新規事業(動画対応、ファッション・グルメ関連、コマース関連)を慎重にみているためと推察。しかし、新規事業は今後成長が加速するとみられ、来19.5期以降の業績予想を上方修正。

★9:05  トヨタ-底堅い 20年代前半にも一般道での自動運転を実用化
 トヨタ自動車<7203.T>が底堅い。25日付の日経新聞朝刊で、同社が2020年代前半にも一般道での自動運転技術を実用化すると報じられた。
 高速道路での自動運転走行については20年をめどに商品化することを表明しており、その数年後をめざし市街地での運転技術を確立するという。自動運転を巡っては国内外の完成車メーカーに加えて、米テスラや米グーグルなど異業種組と技術を競うとみられる。

★9:05  安川電機-岩井コスモが目標株価引き上げ 中国での設備投資拡大が好材料
 安川電機<6506.T>が変わらずを挟んで7日続伸。岩井コスモ証券では、中国での設備投資拡大が好材料とコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を2500円→3500円と引き上げた。
 中国での設備投資の増加が業績を押し上げており、この状況は今18.2期、来19.2期と続く見込み。主な要因は、(1)中国で人件費の上昇に対抗して工場が自動生産化される=各種モーターやロボットの需要喚起、(2)スマホの増産=小型ロボットや半導体の増産、(3)電気自動車など自動車産業での増産が続く=溶接用や塗装用のロボットが増加など。同社はロボットの増産投資を行い(中国工場の新設で月産能力を2.5倍増)を行い、製品供給を高める方針と注目。

★9:06  アコム-みずほが新規「中立」 当面の追加引当リスクは大きく後退 復配に期待
 アコム<8572.T>が反落。みずほ証券では、当面の追加引当リスクは大きく後退しており、復配に期待。投資判断「中立」、目標株価525円として、新規カバレッジを開始した。
 前17.3期に利息返還損失引当金を向こう4年分をカバーする水準まで引き上げるために多額の追加繰入を行ったことで、当面の追加繰入リスクは大きく低減したと考えられる。株主還元については今18.3期の中間配当が無配予想、期末配当が未定とされているが、復配の可能性も出てきたと指摘(ただし、みずほの業績予想では保守的に今期は無配としている)。

★9:06  ソルクシーズ-買い気配 通期経常益を上方修正 投資事業組合運用益の計上で
 ソルクシーズ<4284.T>が買い気配。同社は24日に、17.12期通期の連結経常利益予想を従来の7.0億円から8.5億円(前期比39.9%増)へと引き上げると発表した。投資事業組合運用益1億4500万円の計上が見込まれることが寄与する。
 併せて、17.12期上期(1-6月)の連結経常利益予想は1.6億円から3.9億円(前年同期比74.7%増)に引き上げた。

★9:06  JAL-3日続落 ベトナムLCC最大手ベトジェットエアと提携
 日本航空<9201.T>が3日続落。25日付の日経新聞朝刊で、同社がベトナムの格安航空会社(LCC)最大手、ベトジェットエアと提携すると報じられた。
 昨年まで国営ベトナム航空と提携していたJALはパートナーをLCCに代え、再びベトナム市場の取り込みを狙うという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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