〔Market Flash〕日経平均は22000円以上で累積売買代金が膨らむ~みずほ

2018/02/19(月) 14:39
【14:35】日経平均は22000円以上で累積売買代金が膨らむ~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、日経平均について考察しており、その中で、累積売買代金は22000円以上が膨らんでおり、上値で大きくしこっていることを指摘している。また、急落した2月第1週(2/5~2/9)は、個人投資家が信用で1814億円買い越したが、2市場信用売り残は1644億円減少しており、ほとんどが売り建て玉の買い戻しであったとみている。現金は5644億円と大きく買い越したが、21500円割れで買っていると予想され、23000円割れから急落しただけに、売りそびれた投資家も多いとみている。このためみずほでは、22000円を超えると買いよりも戻り待ちのやれやれ売りが膨らみ、上値を抑えると想定している。3月上中旬頃までは22500円が上値メドになりやすいとみており、3月後半は期末を控えた機関投資家の売りが後退することから、上値メドは23000円で、3月末は22500円前後と考えている。 【13:40】足元のリバウンド局面では銀行と半導体関連に注目~大和  大和証券のテクニカルリポートでは、足元のリバウンド局面では、銀行株と半導体関連株に注目している。銀行株に関しては、米国で今後、銀行規制の緩和が強調される可能性があり、米国の金利水準も高くなったことで、米銀株主導の堅調が期待できるとみている。半導体関連株に関しては、米国で税制改革の成立が期待された時期から設備投資が先送りされた可能性があり、それがそろそろ再開する頃と考えている。また、こうした動きと半導体価格は連動して見えることから、今後は半導体価格の反発が期待できるとみている。また大和では、広く設備投資関連株に関しても、同様の動きが期待できると考えている。 【13:05】円安転換までは株価モメンタムやグロースに注目~SMBC日興  SMBC日興証券のクオンツウイークリーリポートでは、先週は米国株が反発したものの、円高が急速に進行しており、為替の影響を受けやすい銘柄の特徴である、バリューや株価リバーサルが逆に効く傾向が見られたことを指摘している。米金利が上昇しつつ円高が進んだ局面では、バリューの効きが悪く、グロースが好調な傾向も見られているとのこと。これらのことからSMBC日興では、円安転換までは、株価モメンタムやグロースに注目したいとコメントしている。 【12:40】米国株の上昇は買い戻し中心か、戻り一巡後は高値波乱の可能性~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、米国株について考察している。10年国債利回りが2.9%前後で高止まりする中、米国主要3指数はドル安を好感して上昇しているが、みずほでは買い戻しが中心と考えている。ナスダックには戻りの強さがうかがえるが、VIX指数は13年以降の高い水準にあり、買い戻し一巡後は戻り高値圏での高値波乱から下落し、底練り状態を経て、3月上中旬頃に年初来安値を形成すると予想している。その後は再び反発し、5月初めに戻り高値を形成すると想定しているが、そこでは史上最高値を更新することは難しいとみている。また、7月から9月以降は今回以上の大きな調整局面となり、10月頃に18年安値を形成すると考えている。 【10:45】ドル円はテクニカル的にも需給的にも上値が重い展開か~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の外債投資ウイークリーリポートでは、今週のドル円相場は円高警戒色の強い展開を想定している。今週末までのレンジは104円75銭~107円75銭としている。目先の下値攻防のメドとみられていた昨年9月8日安値の107円32銭があっさり破られたことで、平均的な市場関係者が思い描く年度内の取引レンジは下方にシフトすると想定される。当面はテクニカル的にも需給的にも上値が重く、何かの拍子で下値が差し込みやすい雰囲気が続くと三菱UFJMSでは予想している。 【10:05】民エレ3Qの業績は順調、大手ではソニーとパナソニックに強気~野村  野村証券では、民生用エレクトロニクスセクターの10-12月期決算は、大手を中心に順調な業績の進ちょくが確認できたと評価している。年末商戦でテレビやデジカメの販売が好調だったソニー(6758)、原料高の悪影響をプレミアム戦略でカバーしたパナソニック(6752)など、家電事業の収益力に一段と磨きがかかっているとみており、コングロマリット企業としてキャッシュカウ事業(家電)と成長ドライバー(コンテンツ、車載など)の双方を持つ事業ポートフォリオを評価し、両社に対する「強気」の投資スタンスを継続している。中堅銘柄では、高価格ウオッチのグローバル市場での拡販を進めるセイコーHD(8050)、デジタルペンの市場拡大の恩恵を享受するワコム(6727)、中国市場における鍵盤楽器事業の成長を狙う河合楽器(7952)に注目している。 【9:45】デジカメは「慎重ながら楽観的」な業界見通しを継続~SMBC日興  SMBC日興証券ではデジカメ市場に対して、株式市場や業界各社が「まだ」先行き縮小に向かうとの見方が支配的であった中、2017年6月の時点で、広義のデジカメ市場は「もう」底入れし、慎重ながらも楽観的な将来を見据えるべきと指摘していた。そして、キヤノン(7751)やタムロン(7740)の2018年見通しで、関連事業が増収増益予想の見通しが示されたことを受け、こうした見方が再確認されたとコメントしている。一方で、限界メーカーは事業継続の是非を含めた判断が必要な局面を迎えると予想している。リコー(7752)やカシオ計算機(6952)は、今年度中にもう一段の絞り込みや転地を加速させる必要があると、SMBC日興では考えている。また来年度には、オリンパス(7733)やパナソニック(6752)も、新たな決断が必要になるとみている。 【8:45】寄り前気配は福山運、井関農、ユニプレス、ノーリツが高い気配値  主力株の寄り前気配では、福山運(9075)+15.30%、井関農(6310) +9.28%、ユニプレス(5949) +7.32%、ノーリツ(5943) +7.17%、紀陽銀(8370) +6.33%、北国銀(8363) +5.92%、広島銀(8379) +5.90%、山九(9065) +5.11%、コメリ(8218) +4.95%、タダノ(6395) +4.95%などが高い気配値。  一方、アドバンテ(6857) -7.24%、リコー(7752) -6.72%、ミスミG(9962) -5.03%、三井造(7003) -3.19%、アルフレッサ (2784) -3.03%、明電舎(6508) -3.03%、関西ペ(4613) -2.81%、コカウエスト(2579) -2.67%、日本ペ(4612) -2.64%、阪和興(8078) -2.37%などが安い気配値となっている。
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NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
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