前場コメント No.11 ＳＵＭＣＯ、ニホンフラッシュ、新日鉄住金、コムチュア、神戸製鋼所など
★9:44 ＳＵＭＣＯ－ＵＢＳが目標株価引き下げ 生産量の増加も顕著
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が続落。ＵＢＳ証券では、生産量の増加も顕著と判断。レーティング「Sell」を継続、目標株価を2600円→2350円と引き下げた。
業績予想を修正。価格改定が想定以上に1月に集中したこと、円高の反映が主因。来19.12期には償却費が大幅に増加する見通しにもかかわらず、コンセンサスは前年比22％の営業増益を予想。19年にも10％近い平均単価の上昇が期待されていると推察。
しかし、300ミリの供給増の加速、200ミリの需要成長率の鈍化により、19年以降は需給のひっ迫感は薄れる可能性が高いと考えるため、実現は難しいとの見方を示した。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が続落。ＵＢＳ証券では、生産量の増加も顕著と判断。レーティング「Sell」を継続、目標株価を2600円→2350円と引き下げた。
業績予想を修正。価格改定が想定以上に1月に集中したこと、円高の反映が主因。来19.12期には償却費が大幅に増加する見通しにもかかわらず、コンセンサスは前年比22％の営業増益を予想。19年にも10％近い平均単価の上昇が期待されていると推察。
しかし、300ミリの供給増の加速、200ミリの需要成長率の鈍化により、19年以降は需給のひっ迫感は薄れる可能性が高いと考えるため、実現は難しいとの見方を示した。
★9:45 ニホンフラッシュ－岩井コスモが目標株価引き上げ 収益基盤強化が進む見通し
ニホンフラッシュ<7820.T>が大幅に5日続伸。岩井コスモ証券では、収益基盤強化が進む見通しとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。
今第3四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新する好決算。近年、中国政府は日本と同様の「内装付き住宅」を推進中。外部環境も追い風に、中国事業の収益拡大は進む見通し。今期利益は会社計画を上回り、最高益更新が見込まれ、来期も2ケタの増益基調が続くと予想。
ニホンフラッシュ<7820.T>が大幅に5日続伸。岩井コスモ証券では、収益基盤強化が進む見通しとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。
今第3四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を更新する好決算。近年、中国政府は日本と同様の「内装付き住宅」を推進中。外部環境も追い風に、中国事業の収益拡大は進む見通し。今期利益は会社計画を上回り、最高益更新が見込まれ、来期も2ケタの増益基調が続くと予想。
★9:49 ドリームインキュベータ－5日続伸 チャット特化型タスク管理ツールWorkastに共同出資
ドリームインキュベータ<4310.T>が5日続伸。同社は2月20日大引け後に、チャット特化型タスク管理プラットフォームを提供するWorkastに、Greycroft Partners、Spider Capital、Mucker Capitalなどとともに、合計1.85Mドルの共同出資を行ったと発表した。Workastは近年、コミュニケーションツールとして普及しているチャット、特にSlackにおいて、最適なタスク管理が行えるプラットフォームを提供するベンチャー企業。
ドリームインキュベータ<4310.T>が5日続伸。同社は2月20日大引け後に、チャット特化型タスク管理プラットフォームを提供するWorkastに、Greycroft Partners、Spider Capital、Mucker Capitalなどとともに、合計1.85Mドルの共同出資を行ったと発表した。Workastは近年、コミュニケーションツールとして普及しているチャット、特にSlackにおいて、最適なタスク管理が行えるプラットフォームを提供するベンチャー企業。
★9:53 新日鉄住金－大和が目標株価引き下げ 利益水準は物足りない
新日鉄住金<5401.T>が反発。大和証券では、投資判断「1（買い）」を継続も、利益水準は物足りないとして、目標株価は3610円→3500円と引き下げた。
通期会社経常利益計画は3000億円が据え置かれたが、粗鋼生産量の引き下げや副原料価格上昇に伴うコスト増などで実質経常利益は2460億円（従来2670億円）へ下方修正された。大和予想は生産・出荷量の下ブレや副原料価格上昇などを織り込み、経常利益で17年度：3044億円（従来3365億円）、18年度：3518億円（同4011億円）へ下方修正。18年度に関しては生産数量回復に伴う損益改善を想定するとしたが、副原料費上昇も含めた上でのひも付き価格への転嫁は厳しい交渉が予想されるとした。
新日鉄住金<5401.T>が反発。大和証券では、投資判断「1（買い）」を継続も、利益水準は物足りないとして、目標株価は3610円→3500円と引き下げた。
通期会社経常利益計画は3000億円が据え置かれたが、粗鋼生産量の引き下げや副原料価格上昇に伴うコスト増などで実質経常利益は2460億円（従来2670億円）へ下方修正された。大和予想は生産・出荷量の下ブレや副原料価格上昇などを織り込み、経常利益で17年度：3044億円（従来3365億円）、18年度：3518億円（同4011億円）へ下方修正。18年度に関しては生産数量回復に伴う損益改善を想定するとしたが、副原料費上昇も含めた上でのひも付き価格への転嫁は厳しい交渉が予想されるとした。
★9:56 コムチュア－大和が目標株価引き上げ 全般に需要活況 大幅営業増益へ
コムチュア<3844.T>が大幅に3日続伸。大和証券では、全般に需要は活況で、採算性改善と併せて大幅営業増益を期待。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3380円→4100円と引き上げた。
第3四半期（10～12月）は売上高が前年同期比12.5％増収の42.7億円、営業利益は同94.2％増益の6.0億円で着地し、好調と評価。大和予想は利益面で上方修正。今18.3期予想は前期比18.5％増収、同43.9％営業増益、来19.3期は同9.6％増収、同24.7％営業増益とした。同社得意の企業内情報可視化システムへの強い需要、選別受注による採算性向上を業績に反映したとしている。
コムチュア<3844.T>が大幅に3日続伸。大和証券では、全般に需要は活況で、採算性改善と併せて大幅営業増益を期待。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3380円→4100円と引き上げた。
第3四半期（10～12月）は売上高が前年同期比12.5％増収の42.7億円、営業利益は同94.2％増益の6.0億円で着地し、好調と評価。大和予想は利益面で上方修正。今18.3期予想は前期比18.5％増収、同43.9％営業増益、来19.3期は同9.6％増収、同24.7％営業増益とした。同社得意の企業内情報可視化システムへの強い需要、選別受注による採算性向上を業績に反映したとしている。
★9:59 神戸製鋼所－大和が目標株価引き上げ 安全性検証進展や建機の販売好調を前向きに評価
神戸製鋼所<5406.T>が6日続伸。大和証券では、安全性検証進展や建機の販売好調を前向きに評価。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1050円→1200円と引き上げた。
17年度3Q累計決算は経常利益で621億円（前年同期比881億円改善）。鋼材販売価格上昇によるスプレッド改善やコスト低減効果で、鉄鋼事業が同448億円改善したほか、中国での油圧ショベル販売台数増加と前年度の貸倒損失引当金計上の反動で、建設機械事業が同485億円改善。17年度会社計画は経常利益で500億円から600億円へ上方修正、未定だった当期純利益は450億円とされた。大和予想は中国の油圧ショベル販売好調などを織り込み、経常利益で17年度：762億円（従来664億円）、18年度：766億円（同692億円）へ引き上げるとした。
神戸製鋼所<5406.T>が6日続伸。大和証券では、安全性検証進展や建機の販売好調を前向きに評価。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1050円→1200円と引き上げた。
17年度3Q累計決算は経常利益で621億円（前年同期比881億円改善）。鋼材販売価格上昇によるスプレッド改善やコスト低減効果で、鉄鋼事業が同448億円改善したほか、中国での油圧ショベル販売台数増加と前年度の貸倒損失引当金計上の反動で、建設機械事業が同485億円改善。17年度会社計画は経常利益で500億円から600億円へ上方修正、未定だった当期純利益は450億円とされた。大和予想は中国の油圧ショベル販売好調などを織り込み、経常利益で17年度：762億円（従来664億円）、18年度：766億円（同692億円）へ引き上げるとした。
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