NYオープン-売り先行も、下値は堅い

　米株は売りが先行。ダウ平均は3月中旬以来の2万5000ドル大台を前に戻り売り圧力も強く、目先は利益確定売りも入りやすい。ただ、中東情勢や朝鮮半島情勢も落ち着いたことでリスクオフムードが後退し、米企業の決算も好調を維持しており、米株の下値も堅い。JPモルガン・チェースやシティグループなど、注目の金融大手6社が軒並み増益の決算となり、米株の支えとなっている。寄り付き前に発表された新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの23.2万件となり、4月フィラデルフィア連銀製造業指数は予想比上振れの+23.2となった。 DOW 　24707.88 -40.19(-0.16%) NASDAQ 　7259.54 -35.69(-0.49%) S&P500 　2701.08 -7.56(-0.28%) SOX 　1313.94 -29.84(-2.22%) CME225(ドル建て、大証日中終値比) 　22140 -60 CME225(円建て、大証日中終値比) 　22120 -80 WTI 　68.99 +0.52(+0.76%) ドル円 　107.38 ユーロ円 　132.93 債券（%） 　2.91 4/19（木）　〔予想〕　（前回） 米関税の脅威について独仏首脳会談 21:00　ブレイナードFRB理事、講演 21:30　米新規失業保険申請件数　〔23.0万件〕　（23.3万件） 21:30　米4月フィラデルフィア連銀製造業指数　〔+20.1〕　（+22.3） 21:45　エッティンガー欧州委員（財政担当）、英・EU離脱の影響について協議 22:30　クオールズFRB副議長、議会証言 23:00　米3月景気先行指数　〔+0.3％〕　（+0.6％） 翌1:00　オルセン・ノルゲバンク（ノルウェー中央銀行）総裁、講演 翌1:30　カンリフBOE副総裁、講演 翌2:00　米5年物インフレ連動債入札（160億ドル） ※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。