華電能源、17年は技術改良などに10.8億元投資
黒龍江省の電力大手、華電能源（900937/600726）は27日、政府の環境基準を満たすため、傘下の発電所の技術改良工事に2017年度は総額10億7900万元投資する見通しを発表した。このうち環境保全プロジェクトに9億500万元、熱供給プロジェクトに1億7400万元充当する。また、4億1800万元投じて、ハルビン市の傘下の発電所から利民開発区まで産業用蒸気パイプラインを建設すると発表した。税引き後資本金内部収益率は13.8％。
さらに、財務コスト削減のため、2017年に最大50億元の債券を発行する計画を発表した。3月末時点の負債残高は163億元で、資金調達コストは4.26％。債券の発行が成功すれば、財務コストを6000万元以上節約できる見通し。
このほか、全額出資子会社の北京龍電宏泰環保科技有限公司が、関連会社の発電所の排出ガス改良・余熱利用プロジェクトを2900万元で落札したと発表した。
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