国泰君安証券のカバレッジを強気判断で開始=大和
大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、上海市政府系の証券大手、国泰君安証券(02611)のカバレッジを開始し、投資判断を「買い」、目標株価をPBR1.4倍相当の22HKドルに設定した。足元のPBRは1倍にとどまり、株価バリュエーションは魅力的な水準にあると指摘した。『AAストックス』が19日伝えた。
国泰君安証券の業界地位は低く評価されているとの見方を示した。総合証券会社として国泰君安証券がトップ3に入り、高いリスクマネジメント力とコストパフォーマンスを背景にROEが高水準にあるほか、企業の株式新規上場(IPO)など投下資本利益率の高い業務に強みを持つと評価。2017-19年のEPSはコアベースでそれぞれ1.257元、1.452元、1.701元になると予想した。
国泰君安証券の株価は日本時間午後3時42分現在、前日比1.20%高の16.84HKドルで推移している。
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