玖龍紙業の強気判断を継続=大和
大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、アジア最大の段ボール原紙メーカー玖龍紙業(02689)の投資判断を「買い」に維持し、目標株価も20.0HKドルに据え置いた。2018-19年の予想純利益を2-3%の幅で上方修正したほか、2020年の予想EPSを1.53HKドルに設定したことを織り込んだ。『経済通』が25日伝えた。
大和は玖龍紙業がこのほど発表した2017年6月本決算について、純利益が予想を上回ったと評価。主因として増値税(付加価値税)還付額の増加と実効税率の低下を挙げた。この要因が安定利益確保のけん引役にもなるとした上で、2018-20年の1トン当たり純利益は400HKドルを超えるとの予測を示した。
玖龍紙業の株価は日本時間午後2時58分現在、前営業日比1.22%高の16.60HKドルで推移している。
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