前場コメント No.13 積水化学、東レ、日本触媒、東洋シヤッター、アステラスなど
★10:53 積水化学－5日続伸 構造的利益成長銘柄としての高い評価は不変 「買い」継続
積水化学工業<4204.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、構造的利益成長銘柄としての高い評価は不変と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2400円→2550円と引き上げた。株価上昇により、コンビクション・リストから削除。
中間膜事業を中心とする高機能プラスチックスがけん引する構造的な利益成長銘柄としての認知度は高まってきている。同社の競争力や業績の安定性、資本効率の高さなどに疑念の余地はないが、直近の株価上昇により相対的な上値余地が縮小したことを受け、コンビクション・リストからは削除。自動車合わせガラス用中間膜の事業が構造的な利益成長を生むとの目線は不変。
積水化学工業<4204.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、構造的利益成長銘柄としての高い評価は不変と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2400円→2550円と引き上げた。株価上昇により、コンビクション・リストから削除。
中間膜事業を中心とする高機能プラスチックスがけん引する構造的な利益成長銘柄としての認知度は高まってきている。同社の競争力や業績の安定性、資本効率の高さなどに疑念の余地はないが、直近の株価上昇により相対的な上値余地が縮小したことを受け、コンビクション・リストからは削除。自動車合わせガラス用中間膜の事業が構造的な利益成長を生むとの目線は不変。
★10:58 東レ－反発 リチウムイオン電池用バッテリーセパレータフィルムの生産能力増強へ
東レ<3402.T>が反発。同社は19日に、Toray Battery Separator Film Korea（韓国慶尚北道亀尾市 以下、ＴＢＳＫ）が製造するリチウムイオン二次電池用バッテリーセパレータフィルム「セティーラ」の生産能力増強を決定したと発表した。
投資額は約2000億ウォンで、今回の増強により、ＴＢＳＫにおけるバッテリーセパレータフィルム（以下、BSF）の年産能力を約50％増強する。東レは、2020年近傍のBSFの生産能力について、1200億円規模の投資を行い、2017年度比3倍増、合わせてコーティング能力の増強を行う構想を描いているという。今回のＴＢＳＫの生産設備能力増強、ＴＢＳＫのコーティング能力増強は、その第1弾となるものとしている。
東レ<3402.T>が反発。同社は19日に、Toray Battery Separator Film Korea（韓国慶尚北道亀尾市 以下、ＴＢＳＫ）が製造するリチウムイオン二次電池用バッテリーセパレータフィルム「セティーラ」の生産能力増強を決定したと発表した。
投資額は約2000億ウォンで、今回の増強により、ＴＢＳＫにおけるバッテリーセパレータフィルム（以下、BSF）の年産能力を約50％増強する。東レは、2020年近傍のBSFの生産能力について、1200億円規模の投資を行い、2017年度比3倍増、合わせてコーティング能力の増強を行う構想を描いているという。今回のＴＢＳＫの生産設備能力増強、ＴＢＳＫのコーティング能力増強は、その第1弾となるものとしている。
★10:59 日本触媒－続伸 基礎化学品・SAPの市況が堅調 「買い」継続
日本触媒<4114.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、アクリル酸など基礎化学品・高吸水性樹脂（SAP）の市況が堅調と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を9000円→9500円と引き上げた。
基礎化学品セグメントに含まれるアクリル酸の市況が上昇基調にある点に加え、SAPの市況もボトムアウトしており、今18.3期業績は会社計画および市場コンセンサスを大きく超過する可能性が高い。直近のアクリル酸やプロピレンの市況などを反映し、今18.3期～20.3期営業利益予想を1％/1％/0.3％増額。
日本触媒<4114.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、アクリル酸など基礎化学品・高吸水性樹脂（SAP）の市況が堅調と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を9000円→9500円と引き上げた。
基礎化学品セグメントに含まれるアクリル酸の市況が上昇基調にある点に加え、SAPの市況もボトムアウトしており、今18.3期業績は会社計画および市場コンセンサスを大きく超過する可能性が高い。直近のアクリル酸やプロピレンの市況などを反映し、今18.3期～20.3期営業利益予想を1％/1％/0.3％増額。
★11:08 東洋シヤッター－急落 通期営業益を下方修正 高収益性の中小型案件の減少で
東洋シヤッター<5936.T>が急落。同社は20日11時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から4.0億円（前期比47.1％減）に引き下げると発表した。
上期において、原材料の予定を上回る高騰に加え、収益性が高い中小型案件の減少もあり、重量シャッターのマーケットは弱含みで推移した。その結果、案件の受注競争が激化することとなった。そして、この傾向は下期も継続する見込みであることから、業績予想を修正することとした。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想については従来の3.0億円から1.6億（前年同期比35.5％減）に引き下げた。
東洋シヤッター<5936.T>が急落。同社は20日11時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から4.0億円（前期比47.1％減）に引き下げると発表した。
上期において、原材料の予定を上回る高騰に加え、収益性が高い中小型案件の減少もあり、重量シャッターのマーケットは弱含みで推移した。その結果、案件の受注競争が激化することとなった。そして、この傾向は下期も継続する見込みであることから、業績予想を修正することとした。
また、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想については従来の3.0億円から1.6億（前年同期比35.5％減）に引き下げた。
★11:11 アステラス－5日続伸 米社と新規細胞医療で独占的ライセンス契約
アステラス製薬<4503.T>が5日続伸。同社は20日、再生医療や細胞医療研究の国際的な拠点としての役割を担っている米国子会社とUniversal Cells（米国シアトル）が、新規の細胞医療について全世界での研究・開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
同提携は、Universal Cellsのユニバーサルドナー細胞（UDC）技術を活用する。UDC技術は、細胞への遺伝子導入ツールである、遺伝子組み換えアデノ随伴ウイルス活用編集技術でヒト白血球型抗原（HLA）を改編し、免疫拒絶反応を抑えた多能性幹細胞を作製するもの。患者のHLAと適合させることなく投与できる細胞医療を創製できるという。
アステラス製薬<4503.T>が5日続伸。同社は20日、再生医療や細胞医療研究の国際的な拠点としての役割を担っている米国子会社とUniversal Cells（米国シアトル）が、新規の細胞医療について全世界での研究・開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。
同提携は、Universal Cellsのユニバーサルドナー細胞（UDC）技術を活用する。UDC技術は、細胞への遺伝子導入ツールである、遺伝子組み換えアデノ随伴ウイルス活用編集技術でヒト白血球型抗原（HLA）を改編し、免疫拒絶反応を抑えた多能性幹細胞を作製するもの。患者のHLAと適合させることなく投与できる細胞医療を創製できるという。
★11:15 いなげや－小高い いなげや移動スーパー開業 買物弱者に商品選ぶ楽しさ提供へ
いなげや<8182.T>が小高い。同社は19日に、移動スーパー事業を開始すると発表した。
「移動スーパー」を運行することにより、高齢者を始めとしたいわゆる買物弱者に、直接商品を選んで買い物ができることの楽しさを提供するという。事業内容としては、販売委託契約を結んだ個人事業主が、小型の特装車両（冷蔵設備あり）で同社店舗の商品を300品目1000点ほどを積み込み、地域の顧客を個別巡回して直接その場で商品を販売するとしている。
いなげや<8182.T>が小高い。同社は19日に、移動スーパー事業を開始すると発表した。
「移動スーパー」を運行することにより、高齢者を始めとしたいわゆる買物弱者に、直接商品を選んで買い物ができることの楽しさを提供するという。事業内容としては、販売委託契約を結んだ個人事業主が、小型の特装車両（冷蔵設備あり）で同社店舗の商品を300品目1000点ほどを積み込み、地域の顧客を個別巡回して直接その場で商品を販売するとしている。
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