三菱ケミHD-反落 三井物とバイオ燃料製造用膜を海外本格販売
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が反落。22日付の日経新聞朝刊で、同社がバイオ燃料の製造に使う膜の海外販売を本格化すると報じられた。
三井物産<8031.T>、米プラント設計会社ICMとそれぞれ提携し、膜を組み込んでバイオ燃料の生産効率を上げた設備を売り込むという。トウモロコシやサトウキビの糖を発酵させてつくるバイオ燃料は環境負荷が小さく、ガソリンへの混合を義務付ける国もあり、三菱ケミカルは提携を通じ海外開拓を急ぐとされる。2020年までに現在の3~4倍の年30億円規模の売上高を目指すもよう。しかし株価は軟調な地合いのなかで下落している。
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