特種東海-続落 ラミネート加工で手術用使い捨て床シート開発
特種東海製紙<3708.T>が続落。22日付の日刊工業新聞で、同社が樹脂と紙のラミネート加工技術を生かし、手術室用ディスポーザブル(使い捨て)床シートを製品化すると報じられた。
紙加工品事業子会社のトライフ(静岡県島田市)で製造し、同社がトップシェアを持つ業務用ペーパータオルの医療機関向け販路を活用して普及を図るという。ラミネート製品は現在、ワンプと呼ばれる製紙用包装紙や、業務用の食品シートなどが主力。今後、医療分野のほか建装材なども対象にして、ラミネート技術の用途開発を進めるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
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