カネカ-反落 iPS細胞などの多能性幹細胞の大量培養に関する特許を日本で取得

2018/02/22(木) 10:50
 カネカ<4118.T>が反落。同社は22日に、「iPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞を大量培養する方法」に関する発明について、日本における特許を取得したと発表した。    この特許は、ヒトiPS細胞などの多能性幹細胞を液体培養する際、リゾリン脂質を加えることで、適度な大きさの細胞凝集塊にコントロールすることができ、10億個以上の幹細胞を効率よく、低コストで大量培養することを世界で初めて可能にしたものという。  今回の大量培養技術に関しては、関連する研究者や企業から高い関心が寄せられており、同社は多能性幹細胞を大量かつ高品質に作製できる技術開発を進め、再生・細胞医療におけるこの技術の実用化に向けた取り組みを加速させていくとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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