前場コメント No.1 東急不動産、JVCケンウッド、CEHD、アイモバイル、シャープなど

2018/04/24(火) 11:31
★9:00  東急不動産HD-買い気配 JPモルガンが新規「OW」 「渋谷祭り」
 東急不動産ホールディングス<3289.T>が買い気配。JPモルガン証券では、「渋谷祭り」に期待。投資判断「Overweight」、目標株価890円として、新規カバレッジを開始した。
 今19.3期は新規開業ビルが限られるために業績は伸びにくいものの、来20.3期、さらには21.3期と、渋谷再開発による利益貢献が徐々に拡大していく中で評価は高まると見られる。渋谷再開発は同社のみならず、東急電鉄も進めるプロジェクトであり、ビル単体開発からの利益貢献という域を超えて、渋谷エリアそのもののバリューアップ・NAV拡大という観点から注目されるとした。

★9:00  JVCケンウッド-買い気配 前期最終益を上方修正 税金費用の改善で
 JVCケンウッド<6632.T>が買い気配。同社は23日に、18.3期通期の連結純損益予想を従来の25.0億円の黒字から40.0億円の黒字(前の期は67.3億円の赤字)へと引き上げると発表した。市場コンセンサスは27.6億円となっている。
 オートモーティブ分野を中心に販売が好調に推移した。また、将来の業績見込みを反映した国内連結納税グループにおける繰延税金資産の見直しを行った結果、税金費用も改善することになったとしている。

★9:00  住友不動産-買い気配 MSMUFGが「OW」へ引き上げ 実質金利の低下局面で選好されやすい
 住友不動産<8830.T>が買い気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、実質金利の低下局面で選好されやすいと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を3900円→5400円と引き上げた。
 財務レバレッジが高いことから、実質金利が低下する局面では相対的に高いバリュエーションが許容されやすいと考えられる。ポートフォリオに占めるオフィスの構成比が高く、テナントとの契約期間が相対的に短いことから、オフィス賃料の上昇局面において内部成長を期待しやすい。
 潜在的なカタリストは以下の通り。(1)CPIの上昇による実質金利の低下が続く。(2)三鬼商事のオフィス市況データや、不動産デベロッパーの業績予想上方修正を通じて、オフィス市況の見通しが改善する。

★9:00  CEHD-買い気配 上期営業益を上方修正 増収や固定費の減少で
 CEホールディングス<4320.T>が買い気配。同社は23日に、18.9期上期(10-3月)の連結営業損益予想を従来の0.7億円の黒字を3.4億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に引き上げると発表した。
 主力製品である電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」の販売において、3Qに計画していた一部物件の検収が2Qに早まったことなどから、売上高が前回予想を上回る見込みとなった。また、外注費を中心に固定費が減少したことも寄与する。

★9:01  アイモバイル-買い気配 株主優待を導入 「ふるなびグルメポイント」を贈呈
 アイモバイル<6535.T>が買い気配。同社は23日に、株主優待制度を導入すると発表した。毎年7月31日現在で、同社株式5単元(500株)以上を保有する株主を対象とし、同社が運営する「ふるなびグルメポイント」で提携している全国178店舗(4月23日現在)で、食事代金として利用可能な「ふるなびグルメポイント」を15000~30000ポイント贈呈する。

★9:01  シャープ-反発 前期5割営業増益と報道 ディスプレー伸びる
 シャープ<6753.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結営業利益が950億円前後と前の期に比べ5割ほど増えたようだと報じられた。市場予想は968億円。
 会社予想(49%増の930億円)を上回ったとみられる。ディスプレー事業が伸び、コスト削減も寄与したという。19.3期はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連事業などの拡大で連続増益を目指すとしている。


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