後場コメント No3 インプレスHD、三菱マテリアル、ホンダ、NTTドコモ、HISなど

2014/09/17(水) 15:00
★12:59 インプレスHD-小動き 「きせかえ どうぶつ」をiPhone向け月額課金サイトで開始
 インプレスホールディングス<9479.T>が前日終値レベルで小動き。同社は9月17日午前、傘下の山と溪谷社(東京都千代田区)のきせかえコンテンツ配信サービス「きせかえ どうぶつ」が、iPhone向け月額課金サイト(携帯主要3キャリアau、docomo、Softbank)でサービスを開始したと発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
 「きせかえ どうぶつ」は、「ねこ」「いぬ」「うさぎ」「カエル」「くらげ」「ひつじ」など、さまざまな動物・生き物のほか、風景写真のスマホ向けきせかえコンテンツを提供するキャリア公式サービス。これまでAndroid端末向けおよびiPhone版のauスマートパス向けに提供してきた。

★12:59 三菱マテリアル-野村が目標株価引き上げ 加工の好調などで会社計画を超過へ
 三菱マテリアル<5711.T>が3日ぶり反発。野村証券では、セメントの今15.3期の出足はつまずいたが、今後の回復や成長に期待。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を355円→370円と引き上げた。
 4~6月期にはセメントや金属部門を中心に、操業面でのトラブルなど一時的な費用がかさんだ面があったが、こうした要因を除くと加工事業を中心に堅調な推移と推察。足もとの円安も追い風となり、今15.3期は営業利益、経常利益とも会社計画を小幅に超過すると予想。
 来16.3期は税率が平常化すると見込まれ、純利益は前期比で減益が予想されるものの、法人減税の影響を織り込み、純利益予想を上方修正。来16.3期予想基準のPER11倍で評価している目標株価も若干引き上げた。現状の株価に割高感はないと指摘。超硬工具を中心とした加工事業や北米を中心としたセメント、生コン事業の中期的な拡大が一段と明確に見えてくることが強気に転じる条件と判断。

★13:04  イグニス-大幅高 「俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ!地球を君で埋め尽くせ!」を配信
 イグニス<3689.T>が3日ぶり大幅反発。同社は9月16日、100%子会社であるスワッグアップが、自分の顔写真入りキャラを大量生産する放置ゲーム「俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ!地球を君で埋め尽くせ!」のAndroid版の配信を開始したと発表した。
 スマートフォンで撮影した自分の写真を組み込んだキャラクター「俺」を大量生産することで、画面を「俺」で埋め尽くしていく新感覚の放置ゲーム。大量に繁殖した「俺」を食べに現れるキャラクターや、「俺」の繁殖スピードを速める施設にも自分の写真が組み込まれ、まさに「世界を俺で支配する」感覚を味わうことができるとした。

★13:09  ホンダ-続落 バングラデシュに二輪車新工場建設を検討
 ホンダ<7267.T>が続落。17日付「日経新聞」では、同社がバングラデシュに二輪車の新工場を建設する検討に入ったと報じた。現在年20万台程度の二輪車市場が、20年度に同50万台に増えるとの予測のある同国における生産拡大が報道されたものの、株価への反応は薄い。
 2020年度までに同国内の年産能力を最大20万台に引き上げる。安倍晋三首相は今月初め同国を訪問し、産業基盤整備に向け支援を表明した。投資環境の改善や所得水準の向上をにらみ、現在年1万台程度の販売台数を一気に拡大すると伝わっている。

★13:11  NTTドコモ-バークレイズが目標株価引き上げ 不確定要素が多い
 NTTドコモ<9437.T>が反発。バークレイズ証券では、業績予想は微修正にとどめたものの、不確定要素が多いと判断。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1680円→1800円と引き上げた。
 1Q決算を反映し、業績予想を修正。1QのARPUおよび契約者数はほぼ想定どおりであったため、業績予想の見直しは軽微にとどめたとした。ただし、業績変動リスクとして、6月1日に開始した新料金プラン(音声定額、データシェア)、新型iPhone販売に伴う顧客獲得競争、NTTの光サービス卸売り開始に伴う固定・携帯のバンドルサービスの影響など、不確定要素が多いと指摘。特に新料金プランは料金構造が大きく転換するため、業績が読み難くなっているとした。さまざまなKPIを確認しながら、業績予想は適宜見直していく方針。

★13:15  エイチ・アイエス-続伸 14年上期の世界海外旅行者数5%増
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が続伸。国連の世界観光機関が15日発表した1~6月の世界の海外旅行者数は5億1700万人と前年同期に比べ4.6%増えたと、17日付「日経新聞」が報じた。経済成長に伴い新興国からの旅行者が増えているのが主因だといい、旅行代理店である同社への業績拡大期待から買われている。


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