前場コメント No.9 ローツェ、ＯＢＣ、アイカ工業、キヤノン、リプロセルなど
★9：42 三菱自動車－反発 新計画の減益幅は想定よりも大きい 「中立」継続
三菱自動車<7211.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では4月24日付けレポートで、新計画の減益幅は想定よりも大きいとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価を1050円→1000円と引き下げていた。
4月24日引け後に発表された前15.3期営業利益は1359億円と、ＧＳの事前予想1385億円、IFIS予想1376億円と同水準。ただし、今16.3期ガイダンスは1250億円(前年同期比8％減)とＧＳ事前予想1330億円、IFIS予想1371億円を下回った。特に上期利益は500億円(同20％減)となり、新車効果が顕在化する下期偏重型の計画。
今16.3期～18.3期営業利益予想をそれぞれ8％/6％/7％減額修正(IFIS予想に対して11～14％下振れ)。会社計画に対しては為替面で多少の上振れを見込むが、会社側が期待している値上げの浸透は難しいと見ているとした。
三菱自動車<7211.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では4月24日付けレポートで、新計画の減益幅は想定よりも大きいとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価を1050円→1000円と引き下げていた。
4月24日引け後に発表された前15.3期営業利益は1359億円と、ＧＳの事前予想1385億円、IFIS予想1376億円と同水準。ただし、今16.3期ガイダンスは1250億円(前年同期比8％減)とＧＳ事前予想1330億円、IFIS予想1371億円を下回った。特に上期利益は500億円(同20％減)となり、新車効果が顕在化する下期偏重型の計画。
今16.3期～18.3期営業利益予想をそれぞれ8％/6％/7％減額修正(IFIS予想に対して11～14％下振れ)。会社計画に対しては為替面で多少の上振れを見込むが、会社側が期待している値上げの浸透は難しいと見ているとした。
★9：43 ローツェ－反落 韓国子会社がディスプレイ製造装置を受注 中国企業から約18億円
ローツェ<6323.T>が4日ぶり反落。同社は4月27日の大引け後に、韓国子会社のローツェ・システムズ・コーポレーションが、中国・蘇州のSamsung Suzhouから、総額1560万米ドル（約18億6500万円）分のディスプレイ製造装置を受注したと発表した。装置の売上計上時期は韓国子会社において12月までに完了する予定であり、4月10日に公表した連結業績予想数値には、今回受注案件がすでに含まれているとした。株価への影響は限定的のもよう。
ローツェ<6323.T>が4日ぶり反落。同社は4月27日の大引け後に、韓国子会社のローツェ・システムズ・コーポレーションが、中国・蘇州のSamsung Suzhouから、総額1560万米ドル（約18億6500万円）分のディスプレイ製造装置を受注したと発表した。装置の売上計上時期は韓国子会社において12月までに完了する予定であり、4月10日に公表した連結業績予想数値には、今回受注案件がすでに含まれているとした。株価への影響は限定的のもよう。
★9：45 ＯＢＣ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ マイナンバーの業績への影響は軽微との見方
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、マイナンバー需要に期待感は高まるが、業績への影響は軽微と想定。投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は3710円→3790円と引き上げた。
今16.3期、来17.3期営業利益予想を若干減額。前15.3期実績を参考に人件費・販促費などのコストを若干増額。当期利益予想は税率低下により若干増額。現株価は目標株価を上回っているが、(1)株主還元大幅拡大期待、(2)マイナンバーへの期待、(3)クラウドへの期待が織り込まれていることが理由と考えるとした。
ただし、以下の3点により、株価パフォーマンスがカバレッジセクター内で相対的に下位となる可能性があると考え、レーティング「Underweight」継続。3点とは、(1)株主還元は一定の増配が考えられるが配当利回りに相対的魅力はないと考えること、(2)マイナンバーの業績影響は限定的と考えること、(3)クラウドの収益貢献を現時点で収益予想に織り込むことは時期尚早と考えること。
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、マイナンバー需要に期待感は高まるが、業績への影響は軽微と想定。投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は3710円→3790円と引き上げた。
今16.3期、来17.3期営業利益予想を若干減額。前15.3期実績を参考に人件費・販促費などのコストを若干増額。当期利益予想は税率低下により若干増額。現株価は目標株価を上回っているが、(1)株主還元大幅拡大期待、(2)マイナンバーへの期待、(3)クラウドへの期待が織り込まれていることが理由と考えるとした。
ただし、以下の3点により、株価パフォーマンスがカバレッジセクター内で相対的に下位となる可能性があると考え、レーティング「Underweight」継続。3点とは、(1)株主還元は一定の増配が考えられるが配当利回りに相対的魅力はないと考えること、(2)マイナンバーの業績影響は限定的と考えること、(3)クラウドの収益貢献を現時点で収益予想に織り込むことは時期尚早と考えること。
★9：45 アイカ工業－続落 昭和電工のフェノール樹脂事業を譲り受け
アイカ工業<4206.T>が続落。同社は4月27日の大引け後に、昭和電工<4004.T>のフェノール樹脂事業を譲り受けると発表した。株価への影響は限定的のもよう。
5月に事業を承継する新会社が設立され、その株式を9月1日に取得する予定。当該対象事業の技術力と製品群を海外拠点に展開することで、今後、大きく伸張することが期待される中国・ASEAN地域におけるフェノール樹脂事業の強化を図る。また、国内外市場の非建築用途向けビジネスの一層の拡充を推進することにより、化成品事業全体の構造変革を図るとした。
アイカ工業<4206.T>が続落。同社は4月27日の大引け後に、昭和電工<4004.T>のフェノール樹脂事業を譲り受けると発表した。株価への影響は限定的のもよう。
5月に事業を承継する新会社が設立され、その株式を9月1日に取得する予定。当該対象事業の技術力と製品群を海外拠点に展開することで、今後、大きく伸張することが期待される中国・ASEAN地域におけるフェノール樹脂事業の強化を図る。また、国内外市場の非建築用途向けビジネスの一層の拡充を推進することにより、化成品事業全体の構造変革を図るとした。
★9：47 キヤノン－3日ぶり反落 新製品の開発費用増加で1Q営業益20％減 通期売上高を下方修正
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反落。同社は27日、15.12期1Q（1～3月）の連結営業利益が662億円（前年同期比19.9％減）だったと発表した。新規事業や新製品の開発費用が増加し、利益を圧迫した。売り上げも振るわず減収となったことで、通期の売上高は3兆9000億円→3兆8600億円に下方修正した。営業益予想（3800億円、前期比4.5％増）は据え置いた。
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反落。同社は27日、15.12期1Q（1～3月）の連結営業利益が662億円（前年同期比19.9％減）だったと発表した。新規事業や新製品の開発費用が増加し、利益を圧迫した。売り上げも振るわず減収となったことで、通期の売上高は3兆9000億円→3兆8600億円に下方修正した。営業益予想（3800億円、前期比4.5％増）は据え置いた。
★9：49 リプロセル－反落 ニュージーランドのTotal Lab Systemsと販売業務提携
リプロセル<4978.T>が反落。同社は4月27日の大引け後に、ニュージーランドのTotal Lab Systemsと、同国における販売業務提携を締結すると発表した。Total Labは食品・製薬などの研究所向けに実験器具・消耗品の販売を手がける企業。しかし、マーケットの反応は薄い。
リプロセル<4978.T>が反落。同社は4月27日の大引け後に、ニュージーランドのTotal Lab Systemsと、同国における販売業務提携を締結すると発表した。Total Labは食品・製薬などの研究所向けに実験器具・消耗品の販売を手がける企業。しかし、マーケットの反応は薄い。
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