前場コメント No.12 ＣＳＰ、ケネディクスオフィス、インベスコ、エムビーエス、日本化薬など
★10:49 セントラル警備保障－続伸 東京駅など主要駅に監視カメラ画像解析システム導入へ
セントラル警備保障<9740.T>が続伸。18日付の日刊工業新聞で、同社が2019年にも、東京駅を含む主要駅に監視カメラの画像解析システムを導入すると報じられた。
人工知能（AI）を取り入れ、異変や異常行動などのデータを集めてパターン化し、自動で異常を検知するという。単純なカメラ監視ではなく解析機能を付けることで、セキュリティーインフラの構築を目指すとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
セントラル警備保障<9740.T>が続伸。18日付の日刊工業新聞で、同社が2019年にも、東京駅を含む主要駅に監視カメラの画像解析システムを導入すると報じられた。
人工知能（AI）を取り入れ、異変や異常行動などのデータを集めてパターン化し、自動で異常を検知するという。単純なカメラ監視ではなく解析機能を付けることで、セキュリティーインフラの構築を目指すとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★10:53 ケネディクスオフィス－野村が目標株価引き上げ 売却益はく落後の配当減少回避に注力
ケネディクス・オフィス投資法人<8972.T>が小安い。野村証券では、売却益はく落後の配当減少回避に注力していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は66.30万円→72.90万円と引き上げた。
5月に増資を通じて「CROSS PLACE浜松町」を207億円、想定NOI利回り3.7％、同償却後利回り3.0％で取得。一方、当該物件の売り主に対して「KDX浜松町第2ビル」と「フレーム神南坂」を計126億円で売却する。これに伴い、18.10期に5.3億円、19.4期に5.6億円の売却益が計上される見通し。
同投資法人は両期ともに売却益の一部を内部留保しつつ、予想DPS（1株当たり配当金）をいずれも13200円としている。物件売却益がはく落する19.10期以降も、DPSを13200円以上とする姿勢。19.4期には内部留保充当分控除後の売却益によるDPS押し上げ効果が約600円となるが、それを補うため、増資で推定42.3％まで低下したLTVを引き上げて物件を取得したい意向。13200円以上のDPS還元のため、内部留保の取り崩しも検討する。物件運営は好調で、期中平均稼働率は18.4期実績、18.10期計画とも99.2％と高いと指摘。
ケネディクス・オフィス投資法人<8972.T>が小安い。野村証券では、売却益はく落後の配当減少回避に注力していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は66.30万円→72.90万円と引き上げた。
5月に増資を通じて「CROSS PLACE浜松町」を207億円、想定NOI利回り3.7％、同償却後利回り3.0％で取得。一方、当該物件の売り主に対して「KDX浜松町第2ビル」と「フレーム神南坂」を計126億円で売却する。これに伴い、18.10期に5.3億円、19.4期に5.6億円の売却益が計上される見通し。
同投資法人は両期ともに売却益の一部を内部留保しつつ、予想DPS（1株当たり配当金）をいずれも13200円としている。物件売却益がはく落する19.10期以降も、DPSを13200円以上とする姿勢。19.4期には内部留保充当分控除後の売却益によるDPS押し上げ効果が約600円となるが、それを補うため、増資で推定42.3％まで低下したLTVを引き上げて物件を取得したい意向。13200円以上のDPS還元のため、内部留保の取り崩しも検討する。物件運営は好調で、期中平均稼働率は18.4期実績、18.10期計画とも99.2％と高いと指摘。
★10:56 インベスコ－野村が目標株価引き下げ まず新規取得物件の内部成長が課題
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人<3298.T>が続伸。野村証券では、まず新規取得物件の内部成長が課題とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は18000円→17600円と引き下げた。
5月に増資を通じて「西新宿プライムスクエア」、「麹町クリスタルシティ」などオフィス5物件を計635億円、加重平均鑑定NOI利回り4.7％、同償却後利回り4.3％で取得。一過性の要因を除く巡航のDPS（1口当たり配当金）について、増資前の350円に対して増資後は360円と説明。ただし、新たに取得した5物件の取得時点の平均稼働率92.1％が仮に99％まで上昇すれば、巡航のDPSは3％程度増加する見通しとしている。
今後も年間300億円～500億円を目安に物件を取得する方針で、現在も取得を検討中のオフィスビルが5物件、約700億円ある。現状LTVは推定49.5％で、借入金による物件取得や自社株買いの難易度は高めと見える。他方、既存物件の運営は総じて順調であると指摘。
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人<3298.T>が続伸。野村証券では、まず新規取得物件の内部成長が課題とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は18000円→17600円と引き下げた。
5月に増資を通じて「西新宿プライムスクエア」、「麹町クリスタルシティ」などオフィス5物件を計635億円、加重平均鑑定NOI利回り4.7％、同償却後利回り4.3％で取得。一過性の要因を除く巡航のDPS（1口当たり配当金）について、増資前の350円に対して増資後は360円と説明。ただし、新たに取得した5物件の取得時点の平均稼働率92.1％が仮に99％まで上昇すれば、巡航のDPSは3％程度増加する見通しとしている。
今後も年間300億円～500億円を目安に物件を取得する方針で、現在も取得を検討中のオフィスビルが5物件、約700億円ある。現状LTVは推定49.5％で、借入金による物件取得や自社株買いの難易度は高めと見える。他方、既存物件の運営は総じて順調であると指摘。
★10:59 エムビーエス－急騰 老朽インフラの補修事業を推進中 地震で思惑か
エムビーエス<1401.T>が急騰。18日午前8時前、近畿地方で最大震度6弱を観測する強い地震が発生した。同社は外装リフォーム会社だが、3月1日付けの日本経済新聞において老朽インフラの補修を新たな事業の柱に育てると伝えられている。今回の地震で同事業へのニーズが高まるとの思惑から、買いが入っているもよう。
エムビーエス<1401.T>が急騰。18日午前8時前、近畿地方で最大震度6弱を観測する強い地震が発生した。同社は外装リフォーム会社だが、3月1日付けの日本経済新聞において老朽インフラの補修を新たな事業の柱に育てると伝えられている。今回の地震で同事業へのニーズが高まるとの思惑から、買いが入っているもよう。
★11:00 日本化薬－ＳＢＩが目標株価引き下げ 機能化学品とセイフティシステムズがカバー
日本化薬<4272.T>が続落。ＳＢＩ証券では、機能化学品とセイフティシステムズが医薬の減速をカバーしているとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1800円→1300円と引き下げた。
業績予想を減額修正とともに、ターゲットバリュエーションの切り下がりに伴い、目標株価を引き下げ。注目点は以下の3点。（1）医薬の減速を機能化学品とセイフティシステムズでカバー、（2）バイオシミラーが中期的に拡大へ、（3）2018年は中堅化学株に注目。
2018年は独自技術による高シェア自社開発製品での収益拡大が見込まれる中堅化学株に注目。同社は「世界的すきま発想。」で中長期的に売上高2000億円超、ROE10％を目指している。株価カタリストは、バイオシミラーの本格拡大の確認と考えるとした。
日本化薬<4272.T>が続落。ＳＢＩ証券では、機能化学品とセイフティシステムズが医薬の減速をカバーしているとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1800円→1300円と引き下げた。
業績予想を減額修正とともに、ターゲットバリュエーションの切り下がりに伴い、目標株価を引き下げ。注目点は以下の3点。（1）医薬の減速を機能化学品とセイフティシステムズでカバー、（2）バイオシミラーが中期的に拡大へ、（3）2018年は中堅化学株に注目。
2018年は独自技術による高シェア自社開発製品での収益拡大が見込まれる中堅化学株に注目。同社は「世界的すきま発想。」で中長期的に売上高2000億円超、ROE10％を目指している。株価カタリストは、バイオシミラーの本格拡大の確認と考えるとした。
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