米ギャップ－下落　9月の既存店売上高は前年同月比1％減少　バナナ・リパブリックが不調

10月9日 　 終値　 前日比　前日比（％） ------------------------------------ GPS 27.42 -1.53 -5.28％　 　10月9日の取引で米アパレル大手のギャップ(NYSE:GPS)の株価が前営業日比5.3％安と大幅に下落した。同社が発表した9月の既存店売上高が前年同月比1％減少したことが嫌気された。 　ギャップが10月8日の取引時間終了後に発表した今年9月の売上高は14億6000万ドルと前年同月の14億8000万ドルから約1％減少した。為替の影響を除く売上高は同2％増加した。 　9月の既存店売上高は前年同月から1％減となり、前年9月の横ばいから悪化した。ブランド別既存店売上高は「GAP」が前年9月の3％減から横ばいに、「Banana Republic」が同2％増から10％減に悪化、同社最大のブランド「Old Navy」は1％増から4％増に上昇した。 　会社側は、第3四半期（8－10月期）の粗利益率の見通しは第2四半期並みの37.8％になるとした。