日本車両製造-3日ぶり反発 固定資産の譲渡を決定 18.3期に特別利益90億円計上へ

2017/03/23(木) 10:28
 日本車両製造<7102.T>が3日ぶり反発。同社は22日に、固定資産の譲渡を決定し、それに伴い、18.3期(来期)において固定資産売却益90億円を特別利益として計上する予定と発表した。    米国向け大型鉄道車両案件などで多額の損失を計上する見込みであることから、財務制限条項に抵触する可能性があり、これに適切に対処するため、工場資産を同社の親会社であるJR東海<9022.T>へ譲渡し、あわせて非事業用資産の譲渡を行い、長期借入金全額(同社貸借対照表計上額241億7300万円)の繰り上げ返済に充てる予定としている。  また、長期借入金の繰上げ返済に伴い、18.3期から返済完了までの支払利息が8億円(概算額)減少するが、18.3期に解約違約金11億7000万円(概算額)を営業外費用に計上する予定としている。
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