前場コメント No.13 安藤ハザマ、資生堂、ソネットメディア、ファナック、日立など

2017/03/24(金) 11:30
★10:49  安藤ハザマ-7日ぶり反発 ICTを活用した盛土の飽和度管理システム開発
 安藤ハザマ<1719.T>が7日ぶり反発。同社は23日に、ICT(情報通信技術)を活用し、飽和度による盛土の締固め管理(飽和度管理)をリアルタイムで行うことができる「CCV-飽和度モニタリングシステム」を開発したと発表した。
 振動ローラの振動による加速度応答値と土の乾燥後の密度の間には、飽和度をパラメータとして相関関係があることが判明しているという。同社は、この相関関係を、同社が保有する技術「GPSと加速度応答値(CCV)を用いた土の締固め管理技術」に応用し、最適飽和度をリアルタイムに把握できる施工管理システム「CCV-飽和度モニタリングシステム」を開発した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★11:02  北陸ガス-反発 柏崎市ガス事業を取得へ 取得価格は61億円
 北陸ガス<9537.T>が3日ぶり反発。同社は3月23日、新潟県柏崎市のガス事業譲渡に関する契約(本契約)を締結したと発表した。今後、関東経済産業局長の事業譲渡譲受認可などのガス事業法に基づく諸手続きを経て、2018年4月1日を譲受日として事業を行う予定。同市が行った公募に参加したもの。取得価格は61.4億円に消費税等相当額を加えた額。

★11:03  資生堂-続伸 組立工程に人型ロボットを試験導入 化粧品業界で世界初
 資生堂<4911.T>が続伸。同社は23日に、3月より掛川工場のメーキャップ製品組立工程に世界で初めて産業用人型ロボットを試験導入したと発表した。
 人型ロボットは機械や従来の産業用ロボットでは自動化が困難であった工程を担う一方で、作業者は微細なキズなどを発見する検品作業に専念することにより、確かな品質を守るという。「人とロボットの協働作業」によって、労働力不足などの環境変化に備えるとともに、市場変動にこれまでよりも柔軟に対応できる新しいモノづくりを目指すとしている。

★11:08  ソネットメディア-反発 『Logicad』で『Smart Canvas Billboard』と連携した広告配信
 ソネット・メディア・ネットワークス<6185.T>が5日ぶり反発。同社は3月23日11時に、DSP(Demand Side Platform)の『Logicad』において、ヒトクセ(東京都新宿区)が提供する『Smart Canvas Billboard』と連携した広告配信を開始したと発表した。
 今回の新たな取り組みは、『Logicad』の配信クリエイティブ(バナー)の1つである「ビルボード枠」と、ヒトクセが独自のフォーマット向けに開発した『Smart Canvas Billboard』が連携するもの。「ビルボード枠」は、一般的なクリエイティブサイズである300×250(ピクセル)よりも大きい970×250 (ピクセル)のため、表示エリアの拡大による多彩な表現が可能になることが特徴。

★11:10  ファナックなど-産業ロボ関連高い 欧州でサービス体制拡大
 ファナック<6954.T>など産業用ロボ関連が高い。24日付の日刊工業新聞では、産業用ロボット大手の欧州展開について取り上げており、同記事内でファナックが年内にルーマニアとスロバキアに現地法人を設けると報じられた。
 安川電機<6506.T>は代替部品を常時供給できる仕組みを構築するという。川崎重工業<7012.T>も年内にロボット遠隔監視システム「K-コミット」を提供するとされる。今後の海外収益の伸びへの期待から、それぞれ買いが入っている。

★11:11  岩谷産業-3日ぶり反発 都市ガス小売り全面自由化に向け営業拠点80カ所整備
 岩谷産業<8088.T>が3日ぶり反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が4月1日から都市ガス小売りの全面自由化に向けて、営業拠点を80カ所整備したことを明らかにしたと報じられた。
 当初目標は50カ所だったという。サービス内容を説明したり、料金をシミュレーションしたりするとされ、営業人員も目標を50人上回る300人を確保したとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★11:13  日立製作所-続伸 作業者の行動を見える化する動態管理サービス提供開始 ビーコンを活用
 日立製作所<6501.T>が続伸。同社は24日に、施工現場内に設置したビーコンとスマート端末を活用し、作業者や現場監督者の行動を定量的に見える化するシステムを開発し、2017年6月から本システムを活用した作業者の動態管理サービスの提供を開始すると発表した。
 同社は、竹中工務店と共同で、2016年3月から5月まで、シンガポールのチャンギ国際空港第1ターミナルの拡張工事現場でフィールド試験を実施し、システムの有効性を確認した。同社は、このサービスを工場や社会インフラなどの国内外の施工会社向けに提供することで、作業効率の向上と安全性の確保に貢献していくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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