前場コメント No.2 マキタ、アバールデータ、協和エクシオ、ウイルコ、シンバイオなど

2017/09/22(金) 11:30
★9:02  マキタ-売り気配 CSが「NEUTRAL」へ引き下げ そろそろ株価の上値が重くなりそう
 マキタ<6586.T>が売り気配。クレディ・スイス証券では、そろそろ株価の上値が重くなりそうとコメント。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価は5000円→4800円と引き下げた。
 業績予想を微調整。株価は堅調を維持している。要因としては、(1)同社売上高の約4割が安心感の強い欧州地域に依存、円安・ユーロ高進行も好感、(2)数少ない円高恩恵銘柄(中国RMBコストが全体の約3割)、(3)抜群の業績安定感と世界シェア上昇、今後7年内に営業利益は倍増する見解は不変、などが考えられる。しかし、株価バリュエーションに割高感が台頭し始めているうえ、コンセンサス業績予想もすでに切り上がっていると指摘。

★9:02  アバールデータ-買い気配 通期営業益を上方修正 半導体製造装置関連市場の需要順調
 アバールデータ<6918.T>が買い気配。同社は21日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.3億円から10.8億円(前期比19.2%増)へと引き上げると発表した。
 半導体製造装置関連市場の需要が順調に推移しているほか、自社製品・画像処理モジュールでも、新分野での展開が好調となっている。

★9:03  協和エクシオ-岩井コスモが新規「A」 来期予想PER約11倍の現在株価に割安感
 協和エクシオ<1951.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、来期予想PERで約11倍と算出できる現在株価には割安感があると判断。投資判断「A」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
 NTTグループを主要顧客とする電気通信工事の大手企業。5G(モバイルの第5世代通信規格)関連や東京オリンピック開催に向けた都市再開発に伴う中期的な電気通信工事の拡大を追い風に、中期的に年2ケタの増益が期待できる好業績の5G関連銘柄として注目。岩井コスモでは、営業利益は今18.3期、来19.3期ともに2ケタ増益と、最高益更新が続くと予想。

★9:03  ウイルコHD-買い気配 通期最終益を上方修正 和解成立で3.8億円の特別利益を計上
 ウイルコホールディングス<7831.T>が買い気配。同社は21日に、17.10期通期の連結純利益予想を従来の0.9億円から4.7億円(前期比6.2倍)へと引き上げると発表した。
 子会社であるウイル・コーポレーションにおいて、係争中であった特許権侵害行為に関する損害賠償請求控訴事件について、和解が成立し、3.8億円の特別利益を計上することになった。

★9:04  JCRファーマ-買い気配 大和が新規「2」 独自技術をもとにした新薬の拡大で持続成長を予想
 JCRファーマ<4552.T>が買い気配。大和証券では、独自技術をもとにした新薬の拡大で持続成長を予想。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価4000円として、新規カバレッジを開始した。
 当面は急性移植片対宿主病(GVHD)治療薬テムセル、中長期的にはハンター症候群治療薬JR-141がけん引役となり、持続的な利益成長を達成すると予想。テムセルは日本初の他家再生医療製品として2016年2月に発売。足元の業績貢献は限定的だが、2017年10月から販売施設拡大を予定。各地の医療従事者が細胞医薬品の取り扱いに慣れるにつれて、GVHD治療に浸透。20.3期には売上高34億円に達すると予想。
 JR-141の開発進展やテムセルの売上拡大に伴って、中長期的な成長期待が高まり、株価上昇要因になる公算大。また、自社創製品の海外展開や、独自の技術基盤の活用による新たな収益機会が浮上すれば、より積極的な評価も可能になるとした。

★9:04  シンバイオ製薬-小動き 米Eagle社とベンダムスチン液剤に関するライセンス契約
 シンバイオ製薬<4582.T>が小動き。同社は9月21日の大引け後に、Eagle Pharmaceuticals(米国ニュージャージー州)との間で、RTD製剤およびRI製剤であるベンダムスチン液剤製品の日本における開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表した。2021年上半期にRTD製剤の発売を目指し、順次RI製剤の市場投入を進める考え。


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