前場コメント No.3 ハイデイ日高、JCRファーマ、田辺三菱製薬、オイシックス、デンソーなど

2017/09/22(金) 11:30
★9:06  ハイデイ日高-3日ぶり反発 上期4%営業増益との観測 「ちょい飲み」の需要取り込む
 ハイデイ日高<7611.T>が3日ぶり反発。22日付の日本経済新聞朝刊で、同社の18.2期上期(3-8月)の営業利益が、前年同期比4%増の26億円強程度になったようだと報じられた。
 従来予想の26億円を小幅に上回り、同期間として6年連続で最高を更新した。仕事帰りなどに簡単なつまみで軽く飲む「ちょい飲み」の需要を取り込んで来店客数を増やし、人件費などコストの増加を補ったとされる。

★9:07  JCRファーマ-買い気配 メディパルが議決権割合22.99%で筆頭株主に グラクソから株式取得
 JCRファーマ<4552.T>が買い気配。同社は21日に、メディパルホールディングス<7459.T>と業務資本提携を締結すると発表した。
 提携はメディパルHDの持つ物流力および販売力、そしてJCRファーマがもつ創薬力といったそれぞれの強みをより一層効果的、有効的に活かしていくことを目的としている。
 また、メディパルはGLAXO GROUP LIMITED(以下、GSK)からJCRファ株式を取得する旨の株式譲渡契約を締結したことも発表。取得価格は2970円で、取得株数は713万2823株。これにより、メディパルがGSKに代わりJCRファの筆頭株主(総株主の議決権の数に対する割合は22.99%)になる見込みとしている。

★9:08  田辺三菱製薬-岩井コスモが目標株価引き上げ 中計の今後の展開に注目
 田辺三菱製薬<4508.T>が反落。岩井コスモ証券では、中計の今後の展開に注目。投資判断「B+」を継続、目標株価を2570円→2950円と引き上げた。
 米国でのALS治療薬承認、イスラエル社買収により、ライセンス収入以外は中計に沿った展開。第1四半期は米国でのALS治療薬直販体制整備などの費用が先行し、減益も計画通り。利益に直結するライセンス収入の未達は中計最終年度のコア営業利益目標1000億円達成への大きな足かせになるが、ライセンス収入以外の施策はほぼ順調とみられることから、強気の投資判断を維持。会社の今後の取り組みに期待。

★9:09  オイシックスドット大地-反発 経営統合が農業競争力強化支援法第1号案件として認定
 オイシックスドット大地<3182.T>が4日ぶり反発。同社は9月21日の大引け後に、「オイシックス」(7月1日よりオイシックスドット大地に社名変更)と、「大地を守る会」の10月1日に控えた経営統合が、農業競争力強化支援法の規定に基づき、農林水産省より第1号案件として認定されたと発表した。これにより、支援措置として税制特例(設備投資に関する割増償却)を受けられるとした。

★9:09  オプトエレクトロニクス-売り気配 3Q累計営業益51%減 米国の減収や研究開発費の増加で
 オプトエレクトロニクス<6664.T>が売り気配。同社は21日に、17.11期の3Q累計(12-8月)の連結営業利益は2.1億円(前年同期比51.0%減)だったと発表した。
 米国の売り上げの減少や研究開発費の増加などによる利益率の低下が響いた。通期の会社計画5.7億円に対する進ちょくは37.0%となっている。

★9:10  デンソー-TIWが新規「1」 ADAS関連製品の業績貢献への期待が高まる
 デンソー<6902.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、ADAS(先進運転支援システム)関連製品の業績貢献への期待が高まるとコメント。投資評価「1(Buy)」、目標株価6700円として、新規カバレッジを開始した。
 買いの理由は以下の3点。(1)会社計画の再上方修正により、18.3期は2ケタ営業増益での着地が見込める、(2)トヨタ自動車(7203)生産台数が大きく伸びない中でも、ADAS関連製品の伸長、トヨタグループ外への拡販、M&A(合併・買収)などによりトップラインを着実に伸ばしていることが評価できる、(3)成長のけん引役として注力するADAS関連製品の収益貢献本格化により、19.3期以降も増益基調が期待できる。


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