リボミック-後場上げ幅拡大 中分子薬としてのアプタマーの特性と魅力に関する論文掲載
リボミック<4591.T>が後場上げ幅拡大。同社は20日前引け後、中分子薬としてのアプタマーの特性と魅力に関する論文が学術専門誌「BIOCHIMIE」の電子版(論文題目「Aptamers as therapeutic middle molecules」)に掲載されたと発表した。
中分子薬とは抗体などの高分子医薬品と化学合成品などの低分子医薬品の中間の大きさをもつ医薬品の総称。核酸医薬には同社が開発しているアプタマー医薬のほかアンチセンス核酸、RNA(リボ核酸)干渉を利用するsiRNAやmicroRNA医薬などが含まれる。たんぱく質同士の結合は創薬標的の宝庫として注目されているが、従来の低分子医薬品は面積の大きい標的を捉えることができず、たんぱく質同士の結合を阻害する化合物をデザインすることは困難だった。しかし中分子薬はたんぱく質同士の結合を容易に阻害することが可能で、抗体にはない特性も併せもつためたんぱく質結合阻害剤としての開発が注目されている。
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