前場コメント No.5 マンダム、デンソー、JAL、シェアリングテクノロジー、ANAなど

2017/11/21(火) 11:30
★9:06  マンダム-続伸 肌に塗布しても黒くならない「白色活性炭」の開発に成功
 マンダム<4917.T>が続伸。同社は20日に、肌に塗布しても黒くならない「白色活性炭」の開発に成功したと発表した。
 今回、高い消臭・吸着力を持つ活性炭に着目し、その中でも特に、体臭の原因となるニオイ成分やその元となる汗成分に高い吸着力を示す活性炭(高吸着型活性炭)を開発。さらに、この高吸着型活性炭を洗い流さないデオドラント剤へ応用するため、白色化に取り組んだ結果、肌に塗布しても黒色が目立たない「白色活性炭」の開発に成功したという。なお、この技術により活性炭を、洗い流さないデオドラント製品へ応用することが可能となったとしている。

★9:06  デンソー-TIWが目標株価引き上げ 来期以降も増益基調との見方に変化なし
 デンソー<6902.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、来期以降も増益基調との見方に変化なしとコメント。投資評価「1(Buy)」を継続、目標株価を6700円→7450円と引き上げた。
 今18.3期上期は一過性の要因にとどまらず、想定以上の仕事量増加や費用削減が利益上振れに貢献。大幅増益となり、年間配当予想が上方修正された点はポジティブとした。再度上方修正された通期計画にはなお上振れの余地があり、トヨタ自動車(7203)生産台数が大きく伸びない中でもADAS(先進運転支援システム)関連製品の伸長、トヨタグループ外への拡販、M&A(合併・買収)などにより、来19.3期以降も増収増益基調が見込めるとの見方に変化はないとした。

★9:07  JAL-みずほが目標株価引き上げ 株主還元は同業他社を上回る水準が続くと予想
 日本航空<9201.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、営業利益の成長は乏しいが、株主還元は同業他社を上回る水準が続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を4700円→5000円と引き上げた。
 個別取材および足元の動向を踏まえ、みずほ予想を修正。バリュエーション基軸を来19.3期に変更したことなどから、目標株価を引き上げ。旺盛な旅客需要により旅客収入は堅調に推移するが、11月に稼働開始した新旅客基幹システムに関する費用増により、今18.3期営業利益は微減益と予想。当期純利益は法人税の特例措置が解消されることなどから、20.3期まで減益見通しとしたが、配当金は105円が維持され、自社株買いも続く前提とし、配当利回りは同業他社を上回る水準が続くと予想。

★9:07  シェアリングテクノロジー-4日ぶり反落 トレジャー・ファクトリーと顧客紹介契約を締結
 シェアリングテクノロジー<3989.T>が4日ぶり反落。同社は20日に、トレジャー・ファクトリー<3093.T>と、顧客紹介契約を締結したと発表した。
 同社の運営するサイトを通じてトレジャー・ファクトリーへ顧客紹介を行い、トレジャー・ファクトリーからの顧客紹介手数料を得ることで収益力向上を図るという。トレジャー・ファクトリーは、同社の運営するサイトからの集客導線を獲得することで、顧客数の増加を図るとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:07  ANA-みずほが目標株価引き上げ 19.3期営業利益はコンセンサス予想を下回ると予想
 ANAホールディングス<9202.T>が4日続伸。みずほ証券では、整備関連費用の増加などから、来19.3期営業利益はコンセンサス予想を下回ると予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4200円→4700円と引き上げた。
 個別取材および足元の動向を踏まえ、みずほ予想を修正。株価バリュエーション基軸を来19.3期に変更したことから、目標株価は引き上げ。今18.3期会社予想の上振れは株価に織り込まれており、来19.3期以降も高成長が続くかが株式市場の注目点。同社は今18.3期、来19.3期は「経営の基盤固め」「安全と品質サービスの総点検」の期間と位置付け、2020年の羽田空港発着枠拡大に備える構え。整備関連費用は来19.3期も高水準となる見通しであり、来19.3期営業利益はコンセンサス予想をやや下回ると予想しているとした。


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