前場コメント No.6 コメ兵、関東電化工業、オリンパス、旭硝子、ミネベアミツミなど

2017/11/21(火) 11:30
★9:08  コメ兵-東海東京が目標株価引き上げ 新規出店した大阪梅田店や名古屋駅前店が好調
 コメ兵<2780.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新規出店した大阪梅田店や名古屋駅前店が好調と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1860円→2660円と引き上げた。
 今18.3期上期(4~9月)業績は、売上高207億円(前年比9.5%増)、営業利益4.6億円(前年は営業損失0.6億円)の実績。今年2月に新規出店した大阪梅田店、5月に新規出店した名古屋駅前店が好調に推移。インバウンド売上の回復もあり、増収となった。利益面では、在庫コントロール強化により売上総利益率が28.6%と前年比1.7ポイント改善、営業利益は黒字化。新たな顧客開拓、インバウンド需要の回復により、増収増益が続く見通し。

★9:09  地盤ネット-小動き 内閣府主催「ぼうさいこくたい」へ出展
 地盤ネットホールディングス<6072.T>が小動き。同社は11月20日の大引け後に、子会社である地盤ネットが、11月26日~11月27日に「せんだい青葉山交流広場」にて開催される内閣府主催の防災推進国民大会「ぼうさいこくたい」へ、出展企業として参加すると発表した。屋外展示「誰もが参加する防災」エリアにて、地盤の見える化を図る各サービスを活用し、地盤についてわかりやすく解説するとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:09  関東電化工業-岩井コスモが目標株価引き上げ 中長期の成長ストーリーは維持
 関東電化工業<4047.T>が反発。岩井コスモ証券では、中長期の成長ストーリーは変化の必要なしとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価を1300円→1420円と引き上げた。
 半導体や液晶の製造に使われるフッ素系半導体・液晶製造に使われるフッ素系特殊ガスが好調で、上期決算は上振れの着地。また、減益予想継続ながらも通期予想が上方修正されたことで、株価の下値が切り上がる展開が続く見通し。会社は通期予想を上方修正したが、保守的な印象であり、上振れ余地があるとの見方を示した。

★9:12  オリンパス-TIWが「2」継続 医療の下期計画には若干の未達リスクが残る
 オリンパス<7733.T>が4日続伸。投資情報会社のTIWでは、医療の下期計画には若干の未達リスクが残るとみて、投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 今18.3期上期は為替影響を除く実質では前年同期比1%増収、3%の営業減益。映像と科学で実質でも営業損益改善が進む一方、主力の医療は製品ミックス悪化や一時費用発生などを背景に実質2ケタの営業減益。医療の収益はもともと下期偏重の見込みで、上期実績もおおむね計画線。だが、消化器内視鏡が日米欧の先進国地域において実質減収で、減速色の強い決算内容と指摘した。

★9:12  旭硝子-続伸 カセイソーダを3~4割値上げ
 旭硝子<5201.T>が続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社が代表的な工業薬品のカセイソーダを12月出荷分から3~4割値上げすると報じられた。
 カセイソーダはアジア向け輸出価格が高騰し、日本国内も好調な需要を受け供給が不足しているという。「アジア出荷分の利益が上昇しており、価格差を放置するのは説明がつかない状況」だとしている。

★9:15  ミネベアミツミ-TIWが「2+」継続 通期修正計画は電子機器を中心に保守的な数字
 ミネベアミツミ<6479.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、通期修正計画は電子機器を中心に保守的な数字と判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 会社側は通期利益予想を上方修正。下期営業利益は、特に電子機器で保守的な数字と判断。3Q(10~12月)はゲーム機向けは季節的に強い需要が見込める一方、LEDバックライトやミツミ事業のスマホ部品は2Q(7~9月)比で一服する可能性が高い。しかし、下期の為替前提を含め、会社計画は総じて堅めとみられ、TIWでは上乗せ余地ありとの見方を示した。


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