前場コメント No.1 日立、トヨタ、日立ハイテク、ユナイテッド、アドベンチャーなど

2018/01/19(金) 11:30
★9:00  日立-続伸 IoTの勝ち組企業として評価 「買い(CL)」継続
 日立製作所<6501.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、IoTの勝ち組企業として評価。投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続、目標株価を980円→1050円と引き上げた。
 17/18/19年度の営業利益予想を為替前提の変更(130円/ユーロ→135円/ユーロ、110円/ドルは変わらず)などを反映して+0.4%/+1.7%/+3.5%修正。業績修正を反映して、目標株価も増額。日立はコンセンサス予想を超える業績を確保しつつ、IoT市場のリーダーとしての評価が徐々に定着するとの考え方を維持するとした。

★9:00  トヨタ-反発 FCV次期モデルを20年以降発売へ
 トヨタ自動車<7203.T>が反発。19日付の日経新聞朝刊で、同社が燃料電池車(FCV)の次期モデルを2020年以降に発売する方針を決めたと報じられた。
 現行の量産型FCV「ミライ」は価格が割高で、想定より普及が進んでいないという。次期FCVは燃料電池車のシステムなどの製造コストを現行の半分以下に下げ、販売価格を抑えるとされる。世界販売で年3万台以上、国内で1万台以上を目指すもよう。

★9:00  日立ハイテク-買い気配 JPモルガンが「OW」へ引き上げ ファンドリー関連企業として注目
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が買い気配。JPモルガン証券では、ファンドリー関連企業として注目。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を4800円→6100円と引き上げた。
 JPモルガンでは、2018年はAI/データラーニング用プロセッサー市場拡大ポテンシャルもあり、ファンドリー関連設備投資は前年比+11.1%と予想。SPE全体の成長率+0.7%を上回るとの見方を示した。2017年上半期弱かったファンドリー関連ビジネスやロッシュ向け在庫調整の影響が、2018年はむしろ増加要因に成り得ると予想し、相対的なアウトパフォームが可能になると想定。3つのアップサイドカタリストを挙げた。(1)ファンドリービジネス拡大、(2)在庫調整終了後の生化学分析装置の回復、(3)日立グループにおける子会社再編の可能性。

★9:01  ユナイテッド-買い気配 出資先メルカリが6月マザーズ上場を計画
 ユナイテッド<2497.T>が買い気配。19日付の日経新聞朝刊で、同社が出資するメルカリ(東京都港区)が、6月をメドに東京証券取引所の新興企業向け市場「マザーズ」に株式上場を計画していると報じられた。
 メルカリは昨年末の上場を目指していたが、ビジネスモデルが資金決済法に抵触する可能性があるとして東証側と調整が続いていたという。上場時の時価総額は2000億円を超える大型上場になる可能性があるとしている。出資先上場に伴う株式売却益などの業績効果が期待され、買いが入っている。

★9:01  アドベンチャー-反発 価格比較サイト運営のスマートショッピングへ出資
 アドベンチャー<6030.T>が3日ぶり反発。同社は1月18日大引け後に、スマートショッピング(東京都品川区)へ出資を行うと発表した。
 スマートショッピングは、EC(電子商取引)の中でも特に大きな市場である日用品・食品通販の価格比較サイトの運営を行っている。日用品・食品通販の市場は今後も拡大を続けていくと考えられ、その中でスマートショッピングの展開する事業の潜在的な成長可能性はとても大きいとみているとした。

★9:01  津田駒工業-買い気配 今期61%営業増益見込む 前期は15%減益着地
 津田駒工業<6217.T>が買い気配。同社は18日に、18.11期通期の営業利益予想を10.0億円(前期比60.8%増)と発表した。市場コンセンサスは8.0億円となっている。

 繊維機械事業では、1Qはインドの新税制導入に伴う受注の停滞の影響から一時的に売り上げが減少する見通しだが、引き合いは堅調に推移していることから2Q以降は正常化すると見込む。また、中国市場もウォータジェットルームの回復やエアジェットルーム案件の増加が見込まれるとしている。
 併せて発表した、17.11期通期の営業利益は6.2億円(前の期比14.5%減)だった。インドの高額紙幣廃止による混乱により1Qの業績が落ち込んだことが響いた。


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