前場コメント No.9 住友重機械工業、アサヒ、モバファク、アニコム、キリンHDなど

2018/01/19(金) 11:30
★9:28  フォーバル-小安い 栃木銀行と取引先の海外進出支援で業務提携
 フォーバル<8275.T>が小安い。同社は1月18日大引け後に、栃木銀行の顧客の海外進出支援を目的とする業務提携を締結すると発表した。ASEAN諸国への海外進出を検討している栃木銀行の顧客に対して、専門的な海外進出コンサルティングを行うというもの。

★9:34  住友重機械-もみ合い 中田食品からバイオガス発電型嫌気性廃水処理システムを受注
 住友重機械工業<6302.T>がもみ合い。同社傘下の住友重機械エンバイロメント(東京都品川区)は1月18日大引け後に、梅加工食品のリーディングカンパニーである中田食品(和歌山県田辺市)より、バイオガス発電型嫌気性廃水処理システムを受注したと発表した。
 和歌山県上富田町へ新設する「中田食品バイオガス発電所」に自社および地域で発生する梅調味廃液を受け入れ、嫌気処理設備(商品名:バイオインパクト)で廃液を浄化し、処理工程で発生するバイオガスで発電を行う。

★9:41  アサヒ-MSMUFGが目標株価引き上げ 成長ストーリーを描けるか
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、欧州ビール事業の統合シナジーを創出し、成長ストーリーを描けるかと、国内ビール事業の利益率向上が焦点とし、投資判断「Equal-weight」を継続した。目標株価は4900円→5900円と引き上げた。
 3Qまでの実績が好調に推移していることと、国内の業務用ビールの値上げ効果を鑑み、業績予想を上方修正(18~19年度事業利益で従来予想比+5~6%)。また、目標株価は算出の基準年度を19年度に変更したことに加え、前提P/Eマルチプル(無形固定資産償却影響を除く調整後ベース)を従来の14倍から15倍に引き上げたために引き上げ。全般的に従来想定以上に業績の質が3Qまで、高いことが確認されたことが主因。ただし、株価は好調に上昇したため、現状株価はおおむねフェアバリューである印象とした。

★9:43  モバファク-4日ぶり急反発 昨年の位置情報連動型ゲームイベント送客2.4倍へ
 モバイルファクトリー<3912.T>が4日ぶり急反発。同社は18日、開発・運営する「ステーションメモリーズ!」をはじめとする位置情報連動型ゲームで、2017年に実施したO2Oイベントの送客数が前年の17万人から41.5万人と約2.4倍に増加したと発表した。
 2017年は全国各地で16のO2Oイベントを実施し、イベント実施数も前年の11イベントから増加した。

★9:45  アニコムHD-3日続落 12月度新規契約13%増 11月から件数増も伸び率は悪化
 アニコムホールディングス<8715.T>が3日続落。ペット保険を手掛ける同社は18日に、12月度月次経営パラメーターを発表した。
 新規契約件数は1万2592件(前年同月比13.2%増)となった。11月の1万1595件(同16.8%増)から件数は増加、伸び率は悪化した。保有契約件数は68万2513件(同9.6%増)、正味収入保険料は26億9100万円(同11.8%増)となっている。

★9:46  キリンHD-MSMUFGが目標株価引き上げ 国内酒類事業のコスト削減など注目
 キリンホールディングス<2503.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、国内酒類事業のコスト削減とブランド強化、ミャンマー事業の将来性が焦点とコメント。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
 事業利益予想(IFRSベース)を17年度1907億円(前回予想比+11億円)、18年度1985億円(前回予想比+62億円)と変更。上方修正の要因は(1)18年度国内酒類予想に業務用ビールの値上げ効果を織り込んだこと(一方で、ビール類販売数量予想は下方修正)、(2)協和発酵キリンの業績予想の上方修正、(3)豪州事業の予想引き下げ(従来予想の増収率が高すぎたため、下方修正したことによるもの)、(4)ミャンマー事業の事業利益の上方修正(17年度3Qまでの実績を踏まえ、増収率および営業利益率を上方修正)。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,274.05 -131.61
TOPIX 2,729.40 -13.77
グロース250 646.25 -1.15
NYダウ 37,815.92 -570.17
ナスダック総合 15,657.82 -325.26
ドル/円 157.97 +0.18
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ