前場コメント No.12 エイチーム、新日本建物、ファナック、カネカ、アステラスなど

2017/10/18(水) 11:31
★10:54  エイチーム-反発 日常生活での節約術を紹介するウェブサイトを開設
 エイチーム<3662.T>が5日ぶり反発。10月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が日常生活での節約術を紹介するウェブサイトを開設したと伝えられた。
 消費者の間で節約意識が根強いことから、スマートフォンを割安な料金で利用する方法などを指南する。新たに設けたウェブサイト「Soldi(ソルディ)」はテーマごとに節約方法を紹介するもの。サイトの利用は無料にしてサイトに表示する広告で収益を得る。

★10:58  新日本建物-5日ぶり反発 「芝公園」駅近くで事業用地を取得 資産運用型マンション開発
 新日本建物<8893.T>が5日ぶり反発。同社は17日に、東京都港区で資産運用型マンションの開発を目的として、事業用地を新たに取得したと発表した。都営三田線「芝公園」駅から徒歩4分の立地であることから、旺盛な賃貸需要を取り組むマンションの開発を企画しているとした。

★11:01  ファナック-6日ぶり反落 型締め力450トンの射出成形機を投入
 ファナック<6954.T>が6日ぶり反落。18日付の日刊工業新聞で、同社が型締め力450トンの中型射出成形機を下旬に市場投入すると報じられた。
 自動車業界で需要が高まる複雑形状部品の加工や生産性向上ニーズを中心に、医療、日用品業界など幅広い分野に向け展開するという。同社が得意とする小型機で培った精密加工性能の高さを生かした機種とし、年間60台程度の受注を目指すとされる。しかし株価は、前日まで堅調な動きが続いていたことで高値警戒感が強まっており、下落している。

★11:01  リアルワールド-伸び悩み マークアイが農水省「海外知的財産保護・監視委託事業」受託
 リアルワールド<3691.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は10月17日、子会社で知的財産権に関する総合コンサルティング事業を行っている、マークアイ(東京都港区)が、農林水産省の「海外知的財産保護・監視委託事業」を競争入札の結果、前年度に引き続き、受注したと発表した。
 海外知的財産保護・監視委託事業とは、海外においてGIマークや地理的表示が第三者によって、商標出願・登録および不正使用されないよう調査を行うとともに、GI登録産品を含めた日本の農林水産物・食品に関する産地偽装品や模倣品を調査し、必要に応じて対応策を検討、これらの情報を都道府県などと共有する体制を整備して都道府県の知的財産保護の意識を高めることで、ジャパンブランドの保護強化を図ることを目的とするもの。

★11:10  カネカ-反発 SMBC日興では「カネカロンはアフリカで潜在的な拡販余地大きい」
 カネカ<4118.T>が反発。SMBC日興証券では、「経営システムの変革をテコに、意識改革と収益拡大を目指す」と題したレポートを公表している。投資評価「2(中立)」、目標株価890円は継続。
 10月17日にカネカの角倉護代表取締役社長出席のもと、スモールミーティングを開催。経営システム変革の狙い、収益拡大に向けた課題と施策、主要事業の戦略と成長ポテンシャルの大きさなどを再確認する有意義な機会だったとした。
 主要事業に関して、合成繊維「カネカロン」は頭髪装飾用で原油安と通貨安を背景に落ち込んだナイジェリアの需要に持ち直しの兆しがみえ、ガーナなど新たな市場開拓とともに、米国市場に再注力する考え方が示された。アフリカ市場のB to C領域における「カネカロン」の潜在的な拡販余地は大きいとみられ、市場開拓の進ちょくを引き続き注視するとした。

★11:11  東京ガス-反発 政投銀とインドネシアのガス配給事業会社に共同出資
 東京ガス<9531.T>が反発。同社は17日、100%出資子会社の東京ガスアジア(シンガポール)と日本政策投資銀行(千代田区)が新たに設立した合弁会社を通じ、インドネシア民間最大のガス事業者ルクン・ラハルジャからその子会社のガス配給事業者パンジ・ラヤ・アラミンド(PRA)の株式33%を取得したと発表した。
 インドネシアでは著しい経済成長の下、産業や商業向けのエネルギー需要が急速に拡大している。東京ガスがガス配給事業に事業参画することで東京ガスグループのノウハウと人材を活用することができ、PRAの事業価値の向上が期待できるとした。

★11:15  アイネット-急騰 NVIDIA Partner Networkの「CSP契約」を国内企業として始めて締結
 アイネット<9600.T>が急騰。同社は18日11時に、NVIDIAが展開するパートナープログラムNVIDIA Partner NetworkにてCloud/Virtualization分野の「CSP(Cloud Service Provider)契約」を国内企業として始めて締結したと発表した。
 これにより、同社が提供する次世代クラウド基盤NGEC(Next Generation EASY Cloud)およびVDIサービスVIDAAS by Horizon、DaasサービスVIDAAS by Horizon DaaSにおいてNVIDIA仮想ソリューションサービスが提供可能になるという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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