前場コメント No.3 大塚HD、川崎汽船、ODKソリューションズ、平和、八洲電機など

2018/02/22(木) 11:31
★9:02  大塚HD-買い気配 JPモルガンが「OW」へ引き上げ スイッチ推奨
 大塚ホールディングス<4578.T>が買い気配。JPモルガン証券では、スイッチ推奨とコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を5000円→6000円と引き上げた。
 同社株は過去12カ月間-3.4%と医薬品セクターでパフォーマンスが最も振るわなかった銘柄の1つ。2018年度の営業利益1400億円の業績ガイダンスは、同社の中計で謳った1550億円の目標に届かず、またこの数カ月で下がってきたコンセンサス予想1458億円をも下回る水準であったが、未達リスクは限定的と判断。
 国内大型医薬品銘柄では、武田(4502)が昨年度は好パフォーマンスを示した(過去12カ月で+12.0%)。新CFOのもと、新たなコスト削減策の実施が想定以上のペースに進ちょく。ノンコア事業・資産売却、米国におけるベルケイド後発品参入の遅れが好感されたと考えられる。しかし、2018年度はベルケイドの後発品が本格参入する可能性が高く、大型銘柄の中でのシフト先としては大塚がベストと思われるとした。

★9:03  川崎汽船-3日続落 欧州委員会が制裁金約53億円を決定 業績予想には織り込み済み
 川崎汽船<9107.T>が3日続落。同社は22日に、自動車などの海上輸送印鑑して欧州競争法に違反する行為があったとして、欧州委員会から3910万ユーロ(約52億8100万円)の制裁金の支払いを命ずる決定通知を受けたと発表した。
 これに関連し、18.3期通期の連結決算において当該制裁金額を特別損失として計上する見込みという。なお、1月31日に公表した18.3期の業績予想には織り込み済みとしている。

★9:03  ODKソリュ-買い気配 ファルコHDに自己株式を割り当て処分 2億5160万円調達へ
 ODKソリューションズ<3839.T>が買い気配。同社は21日、ファルコホールディングス<4671.T>に自己株式を割り当て処分すると発表した。
 同社はファルコHDに自己株式55万株を1株458円で割り当てる。2億5160万円を調達し、医療システム開発などに必要な人的リソース調達などの運転資金に充当する。ファルコHDのODKソリューションズ株式保有比率は3.94%から10.42%となり、第2位株主になる見込み。

★9:03  平和-三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ パチスロ機規制緩和効果で業績予想増額
 平和<6412.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、パチスロ機規制緩和効果で、来19.3期以降の業績予想を増額。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を1850円→2600円と引き上げた。
 エクイティストーリーを強気に変更。来19.3期と20.3期は大幅増益を予想。パチスロ規制緩和効果による来19.3期と20.3期の大幅増益シナリオはまだ株価に織り込まれていないと判断。
 エクイティストーリーは、従来の「遊技機収益の底ばい維持とゴルフ事業収益の安定成長により、全体では安定的な営業増益が続く」から、今回「パチスロ機の規制緩和効果による遊技機収益の拡大により19.3期~20.3期に大幅な営業増益、そして21.3期~22.3期は安定的な営業増益が続く」に変更。なお、今18.3期は遊技機の事業環境悪化から、前年比68.6%減の大幅な営業減益予想を継続するとした。

★9:04  八洲電機-続伸 各種プラント設備の建設を事業とする三陽プラント建設を子会社化
 八洲電機<3153.T>が続伸。同社は21日に、受変電設備・上下水道設備などの各種プラント設備の建設を主たる事業とする三陽プラント建設 (東京都葛飾区)の一部株式を取得し、子会社化すると発表した。
 今回の株式取得は、社会インフラ事業を中心に、同社グループのソリューション・エンジニアリング力をさらに強化できることや、同社が長年培った顧客との信頼関係と三陽プラント建設の技術力をもって従来より幅広いトータルソリューションを提供できること、また、様々なシナジー効果が中長期的に見込まれることなどを総合的に勘案したとしている。取得価格は非公表で株式譲渡実行は4月2日予定となっている。


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