前場コメント No.7 日本精工、住友不動産、SBSHD、ユーシン、オリエンタルランドなど

2018/02/22(木) 11:31
★9:13  日本精工-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 円高を産業機械の収益性改善でカバー
 日本精工<6471.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、円高を産業機械の収益性改善などでカバーしていると判断。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価は2000円→2050円と引き上げた。
 産業機械、自動車事業の収益性改善が想定以上であり、エクイティストーリーを強めるとした。為替前提は1ドル105円(従来110円)に修正するが、両事業の利益貢献を主因に連結営業利益予想を上方修正。株価は今後の業績拡大を十分織り込んでいないと判断。
 産業機械事業は、値上げの寄与や工作機械、SPE(半導体製造装置)向けを中心とした旺盛な需要により、営業利益率が想定以上に改善。自動車事業は、自動車部品と比較して収益性が高い自動車軸受の売上高拡大による製品ミックス改善の寄与を見込むとした。

★9:14  住友不動産-SMBC日興が目標株価引き上げ 開発力など過小評価すべきではない
 住友不動産<8830.T>が3日続落。SMBC日興証券では、開発力、リーシング力を過小評価すべきではないと判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4900円→5100円と引き上げた。
 営業利益予想を増額修正。既存オフィスについて、タイトなオフィス市況も背景に、当面は賃料増額基調が続くと予想。新規開発プロジェクトについても、中長期的に高水準のペースでの竣工が見込まれることから、全社の利益成長に大きく貢献する展開が続く見込み。株価については不動産セクター全体をアウトパフォームする展開が続いているが、NAVディスカウント(税引き後)25%、インプライド・キャップレート4.4%と、同社のアセット・クオリティを考慮すれば、バリュエーションの割安感は依然として強いとみられる。当面は10%以上と高水準のROEが見込めることも株価サポート要因になる見通し。不動産セクターのコア銘柄として推奨。

★9:18  SBSHD-水戸が目標株価引き上げ 今期は5%増収・12%営業増益を予想
 SBSホールディングス<2384.T>が4日続伸。水戸証券では、今期は5%増収・12%営業増益を予想。レーティング「B+」を継続、目標株価を1350円→1550円と引き上げた。
 今18.12期会社計画は売上高1600億円(+5%)、営業利益70億円(+12%)。物流事業は4%増収・21%営業増益の見通し。 Eコマース需要により物流拠点の高い稼働状況を想定。新規顧客の獲得も推進し、増収を見込むとした。傭車費や燃料などの上昇を織り込みつつ、コスト管理や価格適正化実現により、20%超の増益を目指す。不動産事業は通常規模の物流施設売却を計画し、31%増収・5%営業増益の見通し。会社計画の精度は高いと考え、水戸予想は会計画並みとしたとしている。

★9:20  ユーシン-続伸 ミリ波レーダー識別能力高める技術開発
 ユーシン<6985.T>が続伸。22日付の日経産業新聞で、自動車用キーシステムが主力の同社が、衝突防止などに使うミリ波レーダーの識別能力を従来の8~10倍に高める解析方法を開発したと報じられた。
 ハードウエアを変更することなく、物体を認識する際に左右方向に出ていた解像のぶれを抑えられるという。すでに数社の部品メーカーなどと、実用化に向けた検討を始めているとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★9:21  オリエンタルランド-岩井コスモが目標株価引き上げ 18.3期は計画を上回る業績を期待
 オリエンタルランド<4661.T>が続伸。岩井コスモ証券では、今18.3期は会社計画を上回る業績を期待。投資判断「A」を継続、目標株価を11500円→13000円と引き上げた。
 今18.3期は会社計画を上回る業績が期待可能。東京ディズニーリゾート35周年を迎える来19.3期以降は、東京オリンピックが開催される2020年に向けて、同社が中期的な業績拡大局面を迎える可能性が高い。「働き方改革」推進のほか、「コト消費」「インバウンド消費」増加の追い風もあり、中期的な業績拡大期待が同社の支援材料になるとの見方を示した。


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