前場コメント No.7 ＣＴＣ、エスイー、エンビプロ、三菱地所、日本郵船など
★9:09 ＣＴＣ－反発 「ITワークプレイスサービス「Citrix Cloud on Microsoft Azure」提供
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が反発。同社は4月23日大引け後に、Microsoft Azure上でセキュアなデスクトップ仮想化（VDI）環境を構築し、オンプレミス型の端末管理を含めたトータルな運用サービスまでを行う、「ITワークプレイスサービス「Citrix Cloud on Microsoft Azure」の提供を開始すると発表した。VDI環境をハイブリッドクラウドで提供できる初めてのサービス。3年間で20件の提供を目指すとした。
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が反発。同社は4月23日大引け後に、Microsoft Azure上でセキュアなデスクトップ仮想化（VDI）環境を構築し、オンプレミス型の端末管理を含めたトータルな運用サービスまでを行う、「ITワークプレイスサービス「Citrix Cloud on Microsoft Azure」の提供を開始すると発表した。VDI環境をハイブリッドクラウドで提供できる初めてのサービス。3年間で20件の提供を目指すとした。
★9:10 エスイー－大幅反発 前期営業益を上方修正 増収や原価率の改善で
エスイー<3423.T>が大幅反発。同社は23日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.5億円から9.6億円（前期比46.5％増）へと引き上げると発表した。売上高増加による利益増加と原価率の改善による利益増加があったことなどにより、前回予想を上回る見通しとなった。
エスイー<3423.T>が大幅反発。同社は23日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.5億円から9.6億円（前期比46.5％増）へと引き上げると発表した。売上高増加による利益増加と原価率の改善による利益増加があったことなどにより、前回予想を上回る見通しとなった。
★9:11 住友不動産－ＪＰモルガンが新規「OW」 手堅く利益を出すことで評価が進もう
住友不動産<8830.T>が大幅反発。ＪＰモルガン証券では、先行き懸念がある中、手堅く利益を出すことで評価が進もうとコメント。投資判断「Overweight」、目標株価4520円として、新規カバレッジを開始した。
新規賃貸ビルの開発パイプライン数が多く、来20.3期までの賃貸事業営業利益やNAVの伸び率は大手3社の中で最も高いと見られる。竣工ビルが多いものの、大量供給影響を受けやすいとも言えるが、六本木、日本橋、新宿などの大型優良PJからの寄与は底堅いと想定。マンション利益構成比が高い点は、マンション市況悪化時のダウンサイドリスクだが、同社は毎期安定的に増益できるよう販売計画を進める。また、在庫を幅広く持ちながら、戦略的に販売を進めており、利益率は平準化する傾向にあるとの見方を示した。
住友不動産<8830.T>が大幅反発。ＪＰモルガン証券では、先行き懸念がある中、手堅く利益を出すことで評価が進もうとコメント。投資判断「Overweight」、目標株価4520円として、新規カバレッジを開始した。
新規賃貸ビルの開発パイプライン数が多く、来20.3期までの賃貸事業営業利益やNAVの伸び率は大手3社の中で最も高いと見られる。竣工ビルが多いものの、大量供給影響を受けやすいとも言えるが、六本木、日本橋、新宿などの大型優良PJからの寄与は底堅いと想定。マンション利益構成比が高い点は、マンション市況悪化時のダウンサイドリスクだが、同社は毎期安定的に増益できるよう販売計画を進める。また、在庫を幅広く持ちながら、戦略的に販売を進めており、利益率は平準化する傾向にあるとの見方を示した。
★9:11 エンビプロ－5日続伸 太平洋セメントなどと都市ごみ焼却灰からの貴金属回収実証試験開始
エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が5日続伸。同社は23日に、太平洋セメント<5233.T>およびリバーホールディングス（東京都千代田区）と共同で、都市ごみ焼却灰などからの貴金属回収実証試験設備を太平洋セメント大船渡工場内に設置し、3月16日から実証試験を開始したと発表した。
実証試験では、同社およびリバーホールディングスが貴金属回収技術のノウハウの提供ならびに回収貴金属の販売を行い、太平洋セメントにおいては都市ごみ焼却灰の調達、貴金属回収作業ならびに回収残渣のセメント再資源化を行うという。さらに、貴金属回収・販売の事業化や他事業所への展開などについて検討していくとしている。
エンビプロ・ホールディングス<5698.T>が5日続伸。同社は23日に、太平洋セメント<5233.T>およびリバーホールディングス（東京都千代田区）と共同で、都市ごみ焼却灰などからの貴金属回収実証試験設備を太平洋セメント大船渡工場内に設置し、3月16日から実証試験を開始したと発表した。
実証試験では、同社およびリバーホールディングスが貴金属回収技術のノウハウの提供ならびに回収貴金属の販売を行い、太平洋セメントにおいては都市ごみ焼却灰の調達、貴金属回収作業ならびに回収残渣のセメント再資源化を行うという。さらに、貴金属回収・販売の事業化や他事業所への展開などについて検討していくとしている。
★9:14 三菱地所－ＪＰモルガンが新規「Neutral」 中期的にNAVは増加しにくい
三菱地所<8802.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、出遅れ株価の見直し余地はあるが、中期的にNAVは増加しにくいと判断。投資判断「Neutral」、目標株価1950円として、新規カバレッジを開始した。
今19.3期の丸の内二重橋ビル開業後は、2021年度の常盤橋再開発まで開発パイプライン限定的で、目先3～4年はNAVの積み上がりが進みにくいと想定。ただし、今後のオフィス大量供給局面での竣工が少ないため、不動産市況が悪化した際のダウンサイドは相対的に小さいほか、丸の内エリアの賃貸オフィスを中心に高い物件競争力を持つ、市況の悪化が懸念される分譲マンションへの利益エクスポージャーが大手3社の中でいちばん小さいなど、ディフェンシブ性が評価される余地も残ると見て「Neutral」とした。株主還元が市場期待に届いていない点が嫌気されているが、株価出遅れ感も強く、さらなるアンダーパフォーム余地は限定的との見方を示した。
三菱地所<8802.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、出遅れ株価の見直し余地はあるが、中期的にNAVは増加しにくいと判断。投資判断「Neutral」、目標株価1950円として、新規カバレッジを開始した。
今19.3期の丸の内二重橋ビル開業後は、2021年度の常盤橋再開発まで開発パイプライン限定的で、目先3～4年はNAVの積み上がりが進みにくいと想定。ただし、今後のオフィス大量供給局面での竣工が少ないため、不動産市況が悪化した際のダウンサイドは相対的に小さいほか、丸の内エリアの賃貸オフィスを中心に高い物件競争力を持つ、市況の悪化が懸念される分譲マンションへの利益エクスポージャーが大手3社の中でいちばん小さいなど、ディフェンシブ性が評価される余地も残ると見て「Neutral」とした。株主還元が市場期待に届いていない点が嫌気されているが、株価出遅れ感も強く、さらなるアンダーパフォーム余地は限定的との見方を示した。
★9:15 日本郵船など－海運3社高い コンテナ統合で今期経常益拡大と報道
日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>、商船三井<9104.T>が高い。24日付の日経新聞朝刊で、日本郵船の19.3期の連結経常利益が400億円程度と前期推定比で約5割増える見通しだと報じられた。市場予想は453億円。
川崎汽船、商船三井も大幅増益を見込むという。市況による浮き沈みの激しいコンテナ船事業の統合など大胆な構造改革を進めてきた効果が出るとされる。川崎汽の経常利益は100億円程度と約3倍に膨らみそうで、商船三井も大幅な増益を見込むとした。
日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>、商船三井<9104.T>が高い。24日付の日経新聞朝刊で、日本郵船の19.3期の連結経常利益が400億円程度と前期推定比で約5割増える見通しだと報じられた。市場予想は453億円。
川崎汽船、商船三井も大幅増益を見込むという。市況による浮き沈みの激しいコンテナ船事業の統合など大胆な構造改革を進めてきた効果が出るとされる。川崎汽の経常利益は100億円程度と約3倍に膨らみそうで、商船三井も大幅な増益を見込むとした。
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