前場コメント No.10 中部電力、ファンコミ、農業総合研究所、東北電力、ＮＩＣなど
★9:39 中部電力－大和が目標株価引き上げ 発販分離メリットを享受可能な会社として期待
中部電力<9502.T>が7日続伸。大和証券では、中長期的には発販分離メリットを享受可能な会社として期待。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1500円→1550円と引き上げた。
2018年度経常利益をコンセンサス予想1405億円を上回る、1500億円と大和では予想。他方、同社は浜岡原発が不稼働の状態でも2020年度に年間配当50円/株を回復すると見込むが、それをベースに算定した今後1年程度の目標株価は1550円で、足元の株価に比して上値余地は限られると予想。
中長期的には、発販分離をすでに決めた地域電力会社として、大和が最も注目している会社であるとした。この発販分離のメリットを享受することが期待されると指摘。
中部電力<9502.T>が7日続伸。大和証券では、中長期的には発販分離メリットを享受可能な会社として期待。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1500円→1550円と引き上げた。
2018年度経常利益をコンセンサス予想1405億円を上回る、1500億円と大和では予想。他方、同社は浜岡原発が不稼働の状態でも2020年度に年間配当50円/株を回復すると見込むが、それをベースに算定した今後1年程度の目標株価は1550円で、足元の株価に比して上値余地は限られると予想。
中長期的には、発販分離をすでに決めた地域電力会社として、大和が最も注目している会社であるとした。この発販分離のメリットを享受することが期待されると指摘。
★9:42 ファンコミ－反発 「monoka」でiOS版スマートフォンアプリの提供を開始
ファンコミュニケーションズ<2461.T>が3日ぶり反発。同社は4月23日大引け後に、キャッシュバックサービス「monoka（モノカ）」で、iOS版スマートフォンアプリの提供を開始したと発表した。
「monoka」は、ネットショッピングの際に「monoka」経由で購入するだけで現金が戻ってくる、キャッシュバックサービス。今後も独自の基準で厳選したショップおよび特集コンテンツの追加に注力していくほか、Android版アプリの開発やユーザビリティ向上の取り組みも進めていく予定とした。
ファンコミュニケーションズ<2461.T>が3日ぶり反発。同社は4月23日大引け後に、キャッシュバックサービス「monoka（モノカ）」で、iOS版スマートフォンアプリの提供を開始したと発表した。
「monoka」は、ネットショッピングの際に「monoka」経由で購入するだけで現金が戻ってくる、キャッシュバックサービス。今後も独自の基準で厳選したショップおよび特集コンテンツの追加に注力していくほか、Android版アプリの開発やユーザビリティ向上の取り組みも進めていく予定とした。
★9:45 農業総合研究所－岩井コスモが新規「B+」 農産物の流通革命に挑む
農業総合研究所<3541.T>が大幅反発。岩井コスモ証券では、農産物の流通革命に挑んでいると注目。投資判断「B+」、目標株価2400円として、新規カバレッジを開始した。
ITを活用して生産者と都市部をつなぐ新たな農産物流通プラットフォームを構築していると評価。今期は投資フェーズにより最終赤字を見込むとしたが、委託販売システムの高成長は続く見通し。日本の農業にイノベーションをもたらす流通システム企業として、同社の成長期待は大きい。20.8期には投資効果発現を期待するとし、大幅な黒字を想定。
農業総合研究所<3541.T>が大幅反発。岩井コスモ証券では、農産物の流通革命に挑んでいると注目。投資判断「B+」、目標株価2400円として、新規カバレッジを開始した。
ITを活用して生産者と都市部をつなぐ新たな農産物流通プラットフォームを構築していると評価。今期は投資フェーズにより最終赤字を見込むとしたが、委託販売システムの高成長は続く見通し。日本の農業にイノベーションをもたらす流通システム企業として、同社の成長期待は大きい。20.8期には投資効果発現を期待するとし、大幅な黒字を想定。
★9:48 東北電力－大和が目標株価引き上げ 足元の株価に上値余地は乏しい
東北電力<9506.T>が3日ぶり反発。大和証券では、投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1400円→1510円と引き上げた。
経常利益1000億円以上の水準を安定的に確保し、配当も増加基調を大和では予想。他方、女川原発2号機がフル稼働となって年間配当50円/株が持続可能になる「回復状態」の時期を2020年度と想定。足元の株価に上値余地は乏しいとの見方を示した。
また、今後1年程度はセクター全体において原発関連でポジティブなニュースフローが続くことによって潜在的原発依存度の高い地域電力会社への増配期待が高まると見込む中で、セクター内で相対的にアウトパフォームすることは期待し難いとした。
東北電力<9506.T>が3日ぶり反発。大和証券では、投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1400円→1510円と引き上げた。
経常利益1000億円以上の水準を安定的に確保し、配当も増加基調を大和では予想。他方、女川原発2号機がフル稼働となって年間配当50円/株が持続可能になる「回復状態」の時期を2020年度と想定。足元の株価に上値余地は乏しいとの見方を示した。
また、今後1年程度はセクター全体において原発関連でポジティブなニュースフローが続くことによって潜在的原発依存度の高い地域電力会社への増配期待が高まると見込む中で、セクター内で相対的にアウトパフォームすることは期待し難いとした。
★9:50 ＮＩＣ－大幅に5日続伸 前期営業益の上方修正と増配を発表 増収や生産効率の高まりで
エヌアイシ・オートテック<5742.T>が大幅に5日続伸。同社は23日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から10.2億円（前期比22.0％増）へと引き上げると発表した。市場コンセンサスは11.5億円となっている。
各セグメントの売上高が順調に推移し、前回公表した連結売上高を上回る見通しとなった。また、昨年7月に開設した立山事業所およびアルファフレーム北関東が、順調に立ち上がったことなどにより生産効率が高まったことも寄与する。
併せて、18.3期の期末配当予想を21円→23円（前期は30円）に修正することも発表した。年間配当は37円→39円（前期は30円）となる。
エヌアイシ・オートテック<5742.T>が大幅に5日続伸。同社は23日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から10.2億円（前期比22.0％増）へと引き上げると発表した。市場コンセンサスは11.5億円となっている。
各セグメントの売上高が順調に推移し、前回公表した連結売上高を上回る見通しとなった。また、昨年7月に開設した立山事業所およびアルファフレーム北関東が、順調に立ち上がったことなどにより生産効率が高まったことも寄与する。
併せて、18.3期の期末配当予想を21円→23円（前期は30円）に修正することも発表した。年間配当は37円→39円（前期は30円）となる。
★9:53 ＪＢＲ－大幅続落 通期営業益を上方修正も市場予想届かず
ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>が大幅続落。同社は23日、18.9期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から12.3億円（前期比38.4％増）へと引き上げると発表した。
不採算商品の整理と収益性の高い会員事業の伸長が寄与している。しかし、市場は13.0億円を予想しており、修正後の予想がそれを下回っていることから株価は下落している。
ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>が大幅続落。同社は23日、18.9期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から12.3億円（前期比38.4％増）へと引き上げると発表した。
不採算商品の整理と収益性の高い会員事業の伸長が寄与している。しかし、市場は13.0億円を予想しており、修正後の予想がそれを下回っていることから株価は下落している。
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