三菱重-反落 AT内歯車を高精度・低コストで加工できる新技術を開発
三菱重工業<7011.T>が反落。同社は20日、自動変速機(AT)などの内歯車を高精度、低コストで加工できる新技術を開発したと発表した。ただし、地合い軟調ななか、株価は下落している。
「三菱スーパースカイビングシステム」の工具と専用スカイビング盤を2015年4月に発売する。専用工具や切削シミュレーションソフトの開発によりAT量産にスカイビング加工を使えるようにした。内歯車の加工は現在、ブローチ加工が9割使われているとみられる。複雑形状の歯車に対応できないため、スカイビング加工が有力視されており、工具寿命の課題を解決した。工具は年産1000~1200個、装置は月産3~4台を計画。装置価格は8000万~1億円。
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