前場コメント No.14 南海辰村建設、安川電機、ソニーＦＨ、富士電機、良品計画など
★10：50 南海辰村－反発 前期上方修正で営業益32％増に 利益率が向上
南海辰村建設<1850.T>が反発。南海電鉄グループの中堅ゼネコンである同社は27日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の8.9億円を上振れ、11.0億円（前の期比31.7％増）になったようだと発表した。利益率の向上や経費の削減に努めたことなどが業績を押し上げた。
南海辰村建設<1850.T>が反発。南海電鉄グループの中堅ゼネコンである同社は27日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の8.9億円を上振れ、11.0億円（前の期比31.7％増）になったようだと発表した。利益率の向上や経費の削減に努めたことなどが業績を押し上げた。
★10：53 シマノ－ＳＭＢＣ日興が「1」継続 研究開発・安定したデリバリーが強み
シマノ<7309.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、製品品質、研究開発、デリバリーを強みとする利益成長が続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価20200円として、カバレッジを開始した。
同社は、スポーツ自転車向け部品（変速・ブレーキシステムやクランクなど）をコンポーネントとしてトータルで供給する世界最大手メーカー。すでにスポーツ自転車向けコンポーネントでは世界で高いシェアを持つが、（1）先進国や中国など成長市場でのスポーツ自転車需要の増加、（2）マウンテンバイク（MTB）の変速システムの電動化などによるコンポーネントの付加価値拡大などを通じて、今後も営業利益成長が期待できると考えるとした。
シマノ<7309.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、製品品質、研究開発、デリバリーを強みとする利益成長が続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価20200円として、カバレッジを開始した。
同社は、スポーツ自転車向け部品（変速・ブレーキシステムやクランクなど）をコンポーネントとしてトータルで供給する世界最大手メーカー。すでにスポーツ自転車向けコンポーネントでは世界で高いシェアを持つが、（1）先進国や中国など成長市場でのスポーツ自転車需要の増加、（2）マウンテンバイク（MTB）の変速システムの電動化などによるコンポーネントの付加価値拡大などを通じて、今後も営業利益成長が期待できると考えるとした。
★10：56 いい生活－4日反発 前期上方修正・増配を好感 クラウドサービスの受注増加で
いい生活<3796.T>が4日反発。同社は27日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の9400万円を上振れ、1億1900万円（前の期は1100万円の赤字）になったようだと発表した。主にクラウドソリューション事業におけるアドヴァンスト・クラウドサービスの受注が業績予想よりも上回る結果となったことなどが貢献した。年間配当予想は従来3円から3.5円（前の期3円）に引き上げた。
いい生活<3796.T>が4日反発。同社は27日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の9400万円を上振れ、1億1900万円（前の期は1100万円の赤字）になったようだと発表した。主にクラウドソリューション事業におけるアドヴァンスト・クラウドサービスの受注が業績予想よりも上回る結果となったことなどが貢献した。年間配当予想は従来3円から3.5円（前の期3円）に引き上げた。
★10：59 安川電機－ＣＳが目標株価引き上げ 1Q時に上期予想の増額修正が期待可能
安川電機<6506.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、前年同様に、1Q時に上期予想の増額修正が期待可能と判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を1800円→2000円と引き上げた。
ポジティブな内容が期待された決算説明会は不発に終わったとコメント。しかし、昨年と同様、今上期業績予想は1Q決算時にも上方修正される可能性が高いうえ、通期業績予想も2Q決算時辺りに増額修正される公算大。また、年後半に向けては月次受注の再加速が期待されるとした。今回、同社はハノーバーメッセにおいて、初めてインダストリー4.0向けのコンセプト生産ラインを展示した。今後は関連銘柄として注目を集める可能性もありそうとした。
安川電機<6506.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、前年同様に、1Q時に上期予想の増額修正が期待可能と判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を1800円→2000円と引き上げた。
ポジティブな内容が期待された決算説明会は不発に終わったとコメント。しかし、昨年と同様、今上期業績予想は1Q決算時にも上方修正される可能性が高いうえ、通期業績予想も2Q決算時辺りに増額修正される公算大。また、年後半に向けては月次受注の再加速が期待されるとした。今回、同社はハノーバーメッセにおいて、初めてインダストリー4.0向けのコンセプト生産ラインを展示した。今後は関連銘柄として注目を集める可能性もありそうとした。
★11：02 ソニーＦＨ－ＣＳが目標株価引き上げ 株主還元向上の可能性がさらに高まるか
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が反発。クレディ・スイス証券では、金利など前提条件の見直し、MCEVの予想変更、基準年を今16.3期に変更したことで、投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価を1880円→2350円と引き上げた。
前15.3期決算が高水準で着地したと予想。好調な運用収益を背景に、業績予想を上方修正した。約35億円のDTA取り崩しはあったが、前15.3期4Qの市場環境に大きな波乱はなし。今16.3期の期初は資産運用収益などで保守的な前提を置くとみられ、経常利益は900億円程度のガイダンスを予想するとした。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が反発。クレディ・スイス証券では、金利など前提条件の見直し、MCEVの予想変更、基準年を今16.3期に変更したことで、投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価を1880円→2350円と引き上げた。
前15.3期決算が高水準で着地したと予想。好調な運用収益を背景に、業績予想を上方修正した。約35億円のDTA取り崩しはあったが、前15.3期4Qの市場環境に大きな波乱はなし。今16.3期の期初は資産運用収益などで保守的な前提を置くとみられ、経常利益は900億円程度のガイダンスを予想するとした。
★11：06 富士電機－大幅安 今期営業益15％増も市場予想下振れ
富士電機<6504.T>が大幅安。同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が450億円（前期比14.5％増）になりそうだと発表した。市場予想（475億円）に届かない。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は393億円（前の期比18.7％増）で着地した。コストダウンなどの体質改善効果などが利益貢献したが、従来予想（410億円）には届かなかった。
富士電機<6504.T>が大幅安。同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が450億円（前期比14.5％増）になりそうだと発表した。市場予想（475億円）に届かない。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は393億円（前の期比18.7％増）で着地した。コストダウンなどの体質改善効果などが利益貢献したが、従来予想（410億円）には届かなかった。
★11：11 良品計画－ＣＳが目標株価引き上げ 小売専門店のトップピック
良品計画<7453.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、小売専門店のトップピックとして推奨。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を18600円→23000円と引き上げた。
足もとの1Q(国内:3～5月、アジア地域:1～3月)では、国内事業は(前年ハードルの高低差が大きい)3月、4月の2ヵ月間累計で既存店増収を確保する公算。海外事業では、主力のアジア地域が前期比20％強の既存店増収となったと推察。15年度1Qの連結営業利益は同25％増の83億円前後と、幸先の良い出足になると予想。この同社の1Q決算は、他の小売業の3～5月決算と比べても好調さが際立つとの見方を示した。
良品計画<7453.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、小売専門店のトップピックとして推奨。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を18600円→23000円と引き上げた。
足もとの1Q(国内:3～5月、アジア地域:1～3月)では、国内事業は(前年ハードルの高低差が大きい)3月、4月の2ヵ月間累計で既存店増収を確保する公算。海外事業では、主力のアジア地域が前期比20％強の既存店増収となったと推察。15年度1Qの連結営業利益は同25％増の83億円前後と、幸先の良い出足になると予想。この同社の1Q決算は、他の小売業の3～5月決算と比べても好調さが際立つとの見方を示した。
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