後場コメント No.4 新日鉄住金、キヤノンＭＪ、古河電気工業、ＫＤＤＩ、長谷工など
★13:23 新日鉄住金－ＭＳＭＵＦＧが「OW」へ引き上げ 18.3期に向けて業績アップサイド確認へ
新日鉄住金<5401.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、来18.3期に向けて業績アップサイドの確認へ、強気スタンスで臨むとコメント。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を3200円→3900円と引き上げた。
旧正月明けの中国の市場環境は引き続き堅調。アジア鋼材市況も、日中韓3国からの供給圧力が低下したことを主因に、原料炭価格反落後も高値圏を保っており、日本からの輸出玉も3～4月に向けて値上げ局面が継続する見込み。一方、日本国内では、需要環境が徐々に改善。指標となる薄板3品在庫は調整完了目安となる400万トン以下の381万トンと低水準（16/12/31）にある。統計より、鋼材受注も建設向け/製造業向け/流通業向けともに前期比では増加基調。原料コスト上昇の転嫁を目指す高炉のスタンスは変わらず、選別受注によりプロダクトミックスも改善可能な局面とした。
新日鉄住金<5401.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、来18.3期に向けて業績アップサイドの確認へ、強気スタンスで臨むとコメント。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を3200円→3900円と引き上げた。
旧正月明けの中国の市場環境は引き続き堅調。アジア鋼材市況も、日中韓3国からの供給圧力が低下したことを主因に、原料炭価格反落後も高値圏を保っており、日本からの輸出玉も3～4月に向けて値上げ局面が継続する見込み。一方、日本国内では、需要環境が徐々に改善。指標となる薄板3品在庫は調整完了目安となる400万トン以下の381万トンと低水準（16/12/31）にある。統計より、鋼材受注も建設向け/製造業向け/流通業向けともに前期比では増加基調。原料コスト上昇の転嫁を目指す高炉のスタンスは変わらず、選別受注によりプロダクトミックスも改善可能な局面とした。
★13:23 キヤノンＭＪ－続落 CO2ゼロ印刷サービスを開始
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が続落。22日付の日刊工業新聞で、同社が2月末までに、企業などが作成した印刷物の二酸化炭素（CO2）排出量を実質ゼロにするサービスを始めると報じられた。
他の場所でのCO2削減量（クレジット）を調達し、発生したCO2量を打ち消す「カーボン・オフセット」の仕組みを使うという。利用者はオフセット専門業者に依頼するよりも簡単にCO2ゼロの印刷物を発行できるとされる。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢の展開となっている。
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が続落。22日付の日刊工業新聞で、同社が2月末までに、企業などが作成した印刷物の二酸化炭素（CO2）排出量を実質ゼロにするサービスを始めると報じられた。
他の場所でのCO2削減量（クレジット）を調達し、発生したCO2量を打ち消す「カーボン・オフセット」の仕組みを使うという。利用者はオフセット専門業者に依頼するよりも簡単にCO2ゼロの印刷物を発行できるとされる。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢の展開となっている。
★13:30 キヤノン－小高い 子会社の東芝メディカルシステムズが次世代医用画像情報システム販売開始
キヤノン<7751.T>が小高い。同社子会社の東芝メディカルシステムズは22日に、次世代医用画像情報システムRapideyeCore Grande販売を開始したと発表した。
新製品は、大学病院や専門病院を中心とした複数病院で構成された大規模な病院の施設間連携を可能にし、離れた病院にいてもストレスを感じさせないエリアフリー読影環境により、病院間でのシームレスな画像連携を可能にしたという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
キヤノン<7751.T>が小高い。同社子会社の東芝メディカルシステムズは22日に、次世代医用画像情報システムRapideyeCore Grande販売を開始したと発表した。
新製品は、大学病院や専門病院を中心とした複数病院で構成された大規模な病院の施設間連携を可能にし、離れた病院にいてもストレスを感じさせないエリアフリー読影環境により、病院間でのシームレスな画像連携を可能にしたという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★13:31 古河電気工業－反発 電線用素材としてCNT線材の実用化を推進と報じられる
古河電気工業<5801.T>が4日ぶり反発。2月22日付け化学工業日報で、同社が電線用素材としてカーボンナノチューブ（CNT）線材の実用化を推進すると伝えられた。
このほど、モーター用巻線に新開発のＣＮＴ巻線が利用可能なことを実証した。レース用電気自動車（EV）などでの利用を想定し、線材製造技術を応用することでCNT製造から巻線までの一貫生産技術の確立を進める。既存のCNT関連メーカーなどとの連携も視野に入れ、2030年までの実用化を目指していくとされた。
古河電気工業<5801.T>が4日ぶり反発。2月22日付け化学工業日報で、同社が電線用素材としてカーボンナノチューブ（CNT）線材の実用化を推進すると伝えられた。
このほど、モーター用巻線に新開発のＣＮＴ巻線が利用可能なことを実証した。レース用電気自動車（EV）などでの利用を想定し、線材製造技術を応用することでCNT製造から巻線までの一貫生産技術の確立を進める。既存のCNT関連メーカーなどとの連携も視野に入れ、2030年までの実用化を目指していくとされた。
★13:34 ＫＤＤＩ－3日ぶり反落 VR活用災害対策支援を開始
ＫＤＤＩ<9433.T>が3日ぶり反落。22日付の日経産業新聞で、同社が仮想現実（VR）を使った災害対策支援を始めると報じられた。
VR機器で災害を疑似体験して、緊急時の適切な対応を学ぶという。高精細な映像で街中にある標識の文字まで認識できるとされる。しかし、軟調な地合いの中で株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ＫＤＤＩ<9433.T>が3日ぶり反落。22日付の日経産業新聞で、同社が仮想現実（VR）を使った災害対策支援を始めると報じられた。
VR機器で災害を疑似体験して、緊急時の適切な対応を学ぶという。高精細な映像で街中にある標識の文字まで認識できるとされる。しかし、軟調な地合いの中で株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★13:47 長谷工－3日続伸 Ｒ＆Ｉが発行体格付けを「BBB+」→「A-」
長谷工コーポレーション<1808.T>が3日続伸。格付け会社の格付投資情報センター（Ｒ＆Ｉ）は2月21日に、同社の発行体格付けを「BBB+」→「A-」に変更すると発表した。格付けの方向性は「安定的」。
マンション市場で販売が減速、着工戸数も多くない中、高水準の受注・利益を確保していると評価。マンション市場が変化する中でも、一定以上の収益力を確保していく力があると判断。
経営資源を集中するマンション分野で優位に立ち、新築工事での収益力は強い。同分野での豊富なノウハウ、事業規模、用地情報の収集力、分譲事業の企画力等が競争優位の源泉となり、利益を支えている。マンション管理や大規模修繕など既存物件を対象とする事業の成長速度は、以前より緩やかになりそうだが、ある程度の利益貢献を期待できるとした。
長谷工コーポレーション<1808.T>が3日続伸。格付け会社の格付投資情報センター（Ｒ＆Ｉ）は2月21日に、同社の発行体格付けを「BBB+」→「A-」に変更すると発表した。格付けの方向性は「安定的」。
マンション市場で販売が減速、着工戸数も多くない中、高水準の受注・利益を確保していると評価。マンション市場が変化する中でも、一定以上の収益力を確保していく力があると判断。
経営資源を集中するマンション分野で優位に立ち、新築工事での収益力は強い。同分野での豊富なノウハウ、事業規模、用地情報の収集力、分譲事業の企画力等が競争優位の源泉となり、利益を支えている。マンション管理や大規模修繕など既存物件を対象とする事業の成長速度は、以前より緩やかになりそうだが、ある程度の利益貢献を期待できるとした。
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