前場コメント No.11 エボラブル、東京建物、アズジェント、SUBARU、プレミアGなど

2018/06/14(木) 11:30
★9:36  エボラブルアジア-大幅に3日続伸 5月度取扱高79%増
 エボラブルアジア<6191.T>が大幅に3日続伸。同社は13日、5月度の取扱高が57億6286万9461円となり、前年同月比79%増だったと発表した。今期(18.9期)累計は381億8247万4360円。このうち一般顧客向け取扱高は同98%増となっている。

★9:42  東京建物-大和が目標株価引き上げ 割安感に加えてエリアブランド向上の恩恵も期待
 東京建物<8804.T>が小安い。大和証券では、割安感に加え、エリアブランド向上の恩恵にも期待。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を2100円→2600円と引き上げた。
 東京駅周辺に多くのビルを保有しており、部分的ながら、東京を代表する複数のAクラスビルにも出資している。同社株への投資は、長期的に優位性が見込めるAクラスビルへの割安な投資機会と考えられる。東京駅の八重洲側では、東京建物が主導する「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」、三井不動産が主導する2つの再開発事業、住友不動産が主導する再開発事業が並んで計画されている。これらの大規模再開発は、競争力の高い立地を創出する街づくりとして東京駅の八重洲側を刷新するとみられる。八重洲エリアのブランド価値向上は、「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」のNAV拡大、さらには、隣接する東京建物の既存物件「東京スクエアガーデン」、「京橋エドグラン」などにも恩恵をもたらすとみられるとした。

★9:43  アズジェント-続伸 サイバー攻撃の脅威分析するArxan Threat Analyticsサービス提供
 アズジェント<4288.T>が続伸。同社は14日9時、アークサン・テクノロジーズ(米国)のストラテジックディストリビューターとしてアークサンのモバイルアプリケーションクラッキング対策ソリューションと連携し、アプリケーションへの脅威を見える化するArxan Threat Analyticsサービスの提供を開始すると発表した。
 アークサンのThreat Analyticsサービスは、企業が展開中のモバイルペイメントやスマートキーなどのアプリケーションが攻撃される状況を見える化する。アプリケーションが攻撃されたその日に「誰が、どのように、どこから」攻撃されているのか把握し、さらに発生している国や地域、時間、頻度などを把握するなどし、包括的なアプリケーション保護ソリューションを提供する。今後の収益貢献が期待され、株価は上昇している。

★9:46  SUBARU-SMBC日興が目標株価引き下げ カタリストのピークアウトは近い
 SUBARU<7270.T>が小安い。SMBC日興証券では、モデルサイクルは良好だが、カタリストのピークアウトは近いと判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は4000円→3600円と引き下げた。
 米国で投入されるAscentの販売計画が今19.3期7.4万台と、目線が切り上がったことはポジティブ。Foresterのフルモデルチェンジも控えている。ただし、同市場では連結販売台数が10.3期22.7万台→18.3期67.1万台と約3倍に成長、業績のけん引役となった実績がある。それだけに、今回のモデルサイクルストーリーに対する期待値も織り込み済みと考えられる。
 6月に発覚した新たな不祥事により、7月にアップデート予定だった中期経営計画は再延期される可能性が高く、カタリスト視するには遅緩感がある。今後、Ascent初期受注台数の発表も期待できるが、その後カタリストはいったんピークアウトする見通し。

★9:48  プレミアグループ-大幅反発 ユーキャスサービスと合弁会社設立 システム開発を内製化
 プレミアグループ<7199.T>が大幅反発。同社は13日に、システム開発・運用を行うユーキャスサービス(北海道旭川市)との間で合弁会社を設立すると発表した。
 ユーキャスサービスは、同社グループのクレジット基幹システムの開発元であり、現在もシステムの開発・維持管理業務において協力関係にあるという。合弁会社の設立は、両社の協力関係の維持発展のほか、これまで同社グループの外部へ発注していた業務を内製化することによる開発スピードの工場や運用コストの低減に有効であると判断したとしている。


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