前場コメント No.6 石油資源、三井住友、丸紅、明電舎、東電力HD、ZOZO

2024/03/19(火) 11:33
★9:38  石油資源開発-大幅高 原油価格上昇を材料視 WTI先物が82ドル台後半に
 石油資源開発<1662.T>が大幅高。原油価格の上昇が材料視されている。

 18日のニューヨーク原油先物相場は反発。WTI原油先物は4月限の終値が前営業日比1.68ドル高の1バレル=82.72ドルとなった。産油国のイラクが原油の輸出量を減らす方針を示したため、需給の引き締まりから買いが優勢。昨年11月上旬以来の高値を付けた。

 原油価格の上昇を受け、同社やINPEX<1605.T>が買われている。業種別騰落率では鉱業が値上がり率トップとなっている。

★9:41  三井住友-続伸 きょう日銀会合 大規模緩和解除の方針と伝わる
 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が続伸。きょう昼ごろに日銀金融政策決定会合の結果公表を控えていることから、政策変更期待による買いが入っている。

 今回の日銀会合については、大規模緩和の解除を決める方針と各メディアが伝えている。19日付の日本経済新聞朝刊によれば、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や上場投資信託(ETF)などリスク資産を買い入れる枠組みもなくすとしている。
 
 事前報道を受け、政策変更を折り込む形で銀行株などに買いが入っている。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>なども高い。

★9:42  丸紅-4日続伸 北海道北広島市で系統用蓄電池事業に参画
 丸紅<8002.T>が4日続伸。同社は18日、100%子会社の北広島系統用蓄電池合同会社を通じて、北海道北広島市内に系統用蓄電システムを建設・所有した上で、容量市場・需給調整市場・卸電力市場などに参加する系統用蓄電池事業に参画すると発表した。
 
 同事業を通じて、系統用蓄電システムを活用して需給バランスの調整を行うことにより、日本の電力系統の安定化および再エネ電源の導入加速に寄与するとともに、持続可能な社会インフラの構築へ貢献していくとしている。

★9:53  明電舎-SMBC日興が目標株価を引き上げ 旺盛な需要に対し生産・デリバリー体制の適時増強が焦点
 明電舎<6508.T>が反落。SMBC日興証券では、旺盛な需要に対し生産・デリバリー体制の適時増強が焦点と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2800円→3300円に引き上げた。

 3Q実績及び会社計画修正、沼津事業所見学(3月6日)を踏まえ、業績予想を修正。24/3期営業利益予想は122億円は据え置いた。3Q実績は予想比+12億円の上振れとなり、引き続き業績は拡大基調にあるが、ダウンサイドをやや慎重に織り込んでいる。特に、社会システムは周辺工事の遅れによって搬入・据え付けが遅れる状況に変化がなく、社会システムの24/3期売上高は前回比-52億円、引き下げた。産業電子モビリティでは弱含む産業向け(電動力)やEVモータ/インバータは4Q売上高予想を3Q並みへ引き下げた。今後は需要に対応できる生産・デリバリー体制強化が焦点とみている。

★9:55  東京電力HD-続落 政府が柏崎原発の再稼働同意を新潟県に要請=共同
 東京電力ホールディングス<9501.T>が続落。共同通信は19日、斎藤健経済産業相が、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働への同意を新潟県の花角英世知事に要請したことが19日、分かったと報じた。

 なお、軟調な地合いの中、株価への影響は限定的となっている。

★9:57  ZOZO-続伸 送料を330円に値上げ 4月1日より
 ZOZO<3092.T>が続伸。同社は18日、送料を改定すると発表した。4月1日12時以降の注文分より、従来の250円から330円に値上げする。


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