〔Market Flash〕ドル円相場は約1カ月周期で高値安値を繰り返すパターンが継続~大和

2017/07/24(月) 13:11
【13:10】ドル円相場は約1カ月周期で高値安値を繰り返すパターンが継続~大和  大和証券では、ドル円相場は約1カ月周期で高値安値を繰り返すパターンが続いていることを指摘している。7月11日の114円49銭が当面のドルの高値になった可能性が高いとみており、経験則では、ドルが次に底を打つのは8月中旬ということになる。仮に7月25~26日のFOMC声明文が、特に物価に対して慎重さを示すものになれば、ドル安加速のリスクは否定できないとしている。一方、前回から大きな変更がなければ、年内あと1回の利上げシナリオを維持しているというメッセージと捉えられ、ドルにとって支援材料になると想定している。大和では、バランスシート縮小という大仕事を控えて米当局が弱気な見通しに変更することは考えにくく、いったんはドル買い戻しという展開が有力と考えている。 【12:30】一般消費財セクター 化粧品メーカーの好決算に期待~CS  クレディ・スイス証券では、6月の百貨店免税売上動向や6月の訪日来客数を受けリポートをまとめた。6月の百貨店免税売上動向は、総売上高が単月ベースで高水準が続き、なかでも、消耗品売上高(主に化粧品)は前年同期比83%増と大幅増となった。6月の訪日来客数は同18%増で、うち中国旅行者は同1%増。(1) アジア人旅行者の間でのメーキャップ人気拡大を背景とした百貨店での購買拡大、(2)百貨店のカウンターでのきめ細かいサービスの人気化、(3)中国人以外の消費拡大―などが、インバウンド売り上げ好調の主な背景とCSではみており、化粧品メーカーの好決算が期待できるとした。個別では、資生堂(4911)とコーセー(4922)が百貨店の構成比が高く、恩恵を受けやすいポジションにいると考えている。 【11:10】SEMICON West 2017 SPE活況も盛り上がりに欠ける印象~SMBC日興 SMBC日興証券では、サンフランシスコにて開催されたSEMICON West 2017についてリポートしている。同展示会は半導体製造装置(SPE)・材料の国際展示会で、約610社の企業が参加している。アプライド・マテリアルなど米系大手SPE企業が展示ブースを設けていないこともあり、相対的に日系企業の存在感が一層高まっている印象を受けたとしている。全体の出展社数は減少も、日系企業ブースへの訪問者数は、前年比横ばいか微増との見方が多かったとのこと。日系SPE企業は東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、SCREEN(7735)、ディスコ(6146)、東京精密(7729)、アルバック(6728)、ニコン(7731)など主要SPE企業、関連企業群が出展を継続し、従来とほぼ同規模の出展となった。ただし、半導体設備投資がおおむね過去最高水準にあり、SPE業界が活況を呈していることに鑑みれば、イベントはやや盛り上がりに欠けるように思われるとコメントしている。 【10:20】長期の先行投資期間にある大型ネット株、推奨は小型アドテク株~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、利益規模が大きいインターネットの大型株は、次の成長事業を育成するための長期的な先行投資期間に入っているとみており、四半期や半期での利益貢献による株価上昇を見込むのは難しいと考えている。このような局面では、利益規模は大きくはないが、ユニークな組織形態やビジネスモデルを持つ小型のアドテク株に注目している。個別の注目銘柄としては、D.A.コンソーシアム(6534)、Gunosy(6047)、VOYAGE GROUP(3688)を挙げている。 【9:45】電線、総合化学、石油精製、電子材料、ガラスに注目~野村  野村証券では素材関連についてコメント。中国の需要が堅調なことや一部能力削減の動きがみられ、世界的に石化製品や鉄鋼などの素材価格が上昇基調にあるとしている。17年4-6月期決算では全体的に好業績を確認できると想定。足元で総合化学株が上昇したため、注目サブセクターではあるものの、最上位の評価から一段階引き下げている。一方、電線は過去1カ月で他の素材株に比べ出遅れているとみられ、投資魅力が大きいと評価した。石油精製、電子材料、ガラスにも引き続き注目。一方、コスト増が予想される紙パルプ、普通鋼電炉は相対的に投資魅力に乏しいとみている。 【9:15】安川電機の好決算に続く企業が現れるかが鍵~みずほ  みずほ証券によるストラテジーリポートでは、今週の2017年度1Qの決算に注目している。安川電機(6506)の1Q営業利益は、中国事業の好調などを背景に、予想を上回る好決算を発表。通期計画の上方修正に加えて、増配と株式報酬制度の詳細も発表したことで市場へ好印象を与えた。7月26日には日本電産(6594)が1Q決算発表を予定しており、今週は主要企業の決算発表が本格化する。みずほでは、決算発表は全体として株価押し上げ要因にならないと考えていたが、安川電機同様のポジティブ・サプライズが相次げば、日経平均の高値更新のドライバーになるとみている。 【8:45】寄り前気配は武蔵銀、カゴメ、エクセディ、Jフロントが高い気配値  主力株の寄り前気配では、武蔵銀(8336) +5.73%、カゴメ(2811) +2.96%、エクセディ(7278) +2.83%、Jフロント(3086) +2.29%、東海カ(5301) +2.00%、住友重(6302) +1.94%、ブラザー(6448) +1.94%、グローリー(6457) +1.90%、住友倉(9303) +1.85%、滋賀銀(8366) +1.75%などが高い気配値。  一方、日梱包(9072)-19.39%、タカタ(7312) -8.33%、アルフレッサ (2784) -6.45%、ネクソン(3659) -5.62%、東京精(7729) -3.85%、マキタ(6586) -3.67%、T&DHD(8795) -3.46%、キリンHD(2503) -3.37%、スルガ銀(8358) -3.03%、京成(9009) -3.01%などが安い気配値となっている。
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