後場コメント No.2 ホンダ、豊田通商、朝日インテック、ヤマハ発動機、日立など
★12:41 ホンダ－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き上げ 八郷改革の成果顕在化を見込む
ホンダ<7267.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、増配予想や八郷改革の成果顕在化を見込むとコメント。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を3300円→4100円と引き上げた。
レーティングを引き上げる理由は以下の3点。（1）最大の懸念材料と考えてきた米国でのインフレーターのリコールに絡む最大の集団訴訟が和解し、経営陣は先行きに自信を深めたと考えられる。（2）2Q決算時発表の自己株式取得計画に続き、今後は段階的な増配（2Q 実績：24円/株、3Q予想：26円/株、4Q同：28円/株、19.3期1～4Q同：28円/株）を予想。（3）コスト抑制に主眼を置いた八郷社長の改革が結実し始めた可能性が高い。
しかし、かつて独自性を誇ったホンダらしい新技術や新モデルが最近は鳴りをひそめており、四輪車では製品主導の本格的な復活の兆しが鮮明には見えてこないことなどを考慮して「Overweight」とはしないとした。
ホンダ<7267.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、増配予想や八郷改革の成果顕在化を見込むとコメント。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を3300円→4100円と引き上げた。
レーティングを引き上げる理由は以下の3点。（1）最大の懸念材料と考えてきた米国でのインフレーターのリコールに絡む最大の集団訴訟が和解し、経営陣は先行きに自信を深めたと考えられる。（2）2Q決算時発表の自己株式取得計画に続き、今後は段階的な増配（2Q 実績：24円/株、3Q予想：26円/株、4Q同：28円/株、19.3期1～4Q同：28円/株）を予想。（3）コスト抑制に主眼を置いた八郷社長の改革が結実し始めた可能性が高い。
しかし、かつて独自性を誇ったホンダらしい新技術や新モデルが最近は鳴りをひそめており、四輪車では製品主導の本格的な復活の兆しが鮮明には見えてこないことなどを考慮して「Overweight」とはしないとした。
★12:46 豊田通商－底堅い ケニア・モンバサ港開発事業フェーズ2の港湾クレーン供給契約締結
豊田通商<8015.T>が底堅い。同社は20日に、三井造船<7003.T>と共に東アフリカ最大の商業港であるケニアのモンバサ港開発事業フェーズ2において、港湾荷役クレーン16基の供給契約を締結したと発表した。
この案件は、日本の「質の高いインフラ輸出」の一環として国際協力機構（ＪＩＣＡ）を通じて供与する円借款にて実施、本邦技術活用条件（STEP）が適用されるものという。受注金額は約72億円で、納入完了は2020年頃の予定となっている。
豊田通商<8015.T>が底堅い。同社は20日に、三井造船<7003.T>と共に東アフリカ最大の商業港であるケニアのモンバサ港開発事業フェーズ2において、港湾荷役クレーン16基の供給契約を締結したと発表した。
この案件は、日本の「質の高いインフラ輸出」の一環として国際協力機構（ＪＩＣＡ）を通じて供与する円借款にて実施、本邦技術活用条件（STEP）が適用されるものという。受注金額は約72億円で、納入完了は2020年頃の予定となっている。
★12:46 朝日インテック－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ PTCAガイドワイヤーの成長加速を予想
朝日インテック<7747.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、PTCAガイドワイヤーの海外での成長加速を予想。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価を6570円→8950円と引き上げた。
今18.6期2Q以降の為替前提変更（EUR：125円→130円、中国元：16円→16.5円）、PTCAガイドワイヤーの中国や欧州での市場シェア拡大、ハリケーンに伴う特需などを反映し、営業利益予想を上方修正。
収益性の高いPTCAガイドワイヤーの海外での成長加速というエクイティストーリーが株価上昇をもたらすと注目。米国では、Abbott LaboratoriesとのPTCA ガイドワイヤーに関する長期販売契約が18年6月に期限を迎える。18年7月以降、直販化に移行すると予想。米国での市場シェア拡大が期待可能。また、欧州や中国では、販売体制強化や高い製品力に伴い、市場シェアが着実に拡大していると指摘。
朝日インテック<7747.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、PTCAガイドワイヤーの海外での成長加速を予想。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価を6570円→8950円と引き上げた。
今18.6期2Q以降の為替前提変更（EUR：125円→130円、中国元：16円→16.5円）、PTCAガイドワイヤーの中国や欧州での市場シェア拡大、ハリケーンに伴う特需などを反映し、営業利益予想を上方修正。
収益性の高いPTCAガイドワイヤーの海外での成長加速というエクイティストーリーが株価上昇をもたらすと注目。米国では、Abbott LaboratoriesとのPTCA ガイドワイヤーに関する長期販売契約が18年6月に期限を迎える。18年7月以降、直販化に移行すると予想。米国での市場シェア拡大が期待可能。また、欧州や中国では、販売体制強化や高い製品力に伴い、市場シェアが着実に拡大していると指摘。
★12:51 ヤマハ発動機－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ チップマウンターの好調継続を見込む
ヤマハ発動機<7272.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、チップマウンターの好調持続を見込み、業績予想を引き上げ。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→4100円と引き上げた。
19.12期まで3期連続で2ケタ営業増益を予想。けん引役はマリン（16.12期売上高営業利益率と17.12期1～3Q同：18.6→19.4％）と新興国二輪車（5.8→8.4％）、チップマウンターなど（16.1→23.3％）。ROVなど特機（3.0→1.2％）と先進国二輪車（－6.7→0.2％）の立て直しにも期待。カタリストは18.12期以降の成長シナリオが注目を集めること。
ヤマハ発動機<7272.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、チップマウンターの好調持続を見込み、業績予想を引き上げ。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→4100円と引き上げた。
19.12期まで3期連続で2ケタ営業増益を予想。けん引役はマリン（16.12期売上高営業利益率と17.12期1～3Q同：18.6→19.4％）と新興国二輪車（5.8→8.4％）、チップマウンターなど（16.1→23.3％）。ROVなど特機（3.0→1.2％）と先進国二輪車（－6.7→0.2％）の立て直しにも期待。カタリストは18.12期以降の成長シナリオが注目を集めること。
★12:56 日立製作所－3日ぶり反落 中国に電動車両用モーター事業の新会社を設立
日立製作所<6501.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、傘下の日立オートモティブ電動機システムズが、中国の広東省広州市に、電動車両用モーターの開発、製造および販売を行う新会社として、日立汽車馬達系統（広州）を設立したと発表した。
今回の新会社設立により、今後急速に拡大していく中国の電動車両市場において、日立オートモティブ電動機システムズの事業基盤をさらに堅固なものとするとともに、中国での電動車両用モーターの需要拡大に応えていくという。なお、工場および事務所などの建屋は、2018年6月に着工、2019年6月の竣工を計画しており、2020年度の量産開始を目指すとしている。 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
日立製作所<6501.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、傘下の日立オートモティブ電動機システムズが、中国の広東省広州市に、電動車両用モーターの開発、製造および販売を行う新会社として、日立汽車馬達系統（広州）を設立したと発表した。
今回の新会社設立により、今後急速に拡大していく中国の電動車両市場において、日立オートモティブ電動機システムズの事業基盤をさらに堅固なものとするとともに、中国での電動車両用モーターの需要拡大に応えていくという。なお、工場および事務所などの建屋は、2018年6月に着工、2019年6月の竣工を計画しており、2020年度の量産開始を目指すとしている。 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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