後場コメント No.3 日本ゼオン、東京ガス、凸版印刷、SOMPO、セリアなど
★12:56 日本ゼオン-みずほが目標株価引き上げ 18.3期に最高営業利益を更新と予想
日本ゼオン<4205.T>が3日続伸。みずほ証券では、今18.3期に最高営業利益を更新と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1600円→1700円と引き上げた。
特殊合成ゴムや斜め延伸フィルムの数量効果などを見直し、業績予想を修正。エラストマー素材では、溶液重合法スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(S-SBR)に加え、特殊合成ゴムの拡大を今18.3期上期決算において確認、高機能材料でも長期的な観点から、リチウムイオン二次電池(LiB向け)バインダーや斜め延伸および二軸延伸の光学用フィルム、香料などの独自製品群の拡大が期待できると判断。
今18.3期~20.3期の平均ROEは10%超の水準を維持と予想。今後数年の期間では、天然ガス原料のエチレン生産拡大に伴うブタジエン市況改善等の好材料も期待できるとの判断にも変更はないとした。
日本ゼオン<4205.T>が3日続伸。みずほ証券では、今18.3期に最高営業利益を更新と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を1600円→1700円と引き上げた。
特殊合成ゴムや斜め延伸フィルムの数量効果などを見直し、業績予想を修正。エラストマー素材では、溶液重合法スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(S-SBR)に加え、特殊合成ゴムの拡大を今18.3期上期決算において確認、高機能材料でも長期的な観点から、リチウムイオン二次電池(LiB向け)バインダーや斜め延伸および二軸延伸の光学用フィルム、香料などの独自製品群の拡大が期待できると判断。
今18.3期~20.3期の平均ROEは10%超の水準を維持と予想。今後数年の期間では、天然ガス原料のエチレン生産拡大に伴うブタジエン市況改善等の好材料も期待できるとの判断にも変更はないとした。
★13:03 東京ガス-JPモルガンが目標株価引き下げ 中長期的には楽観視できない
東京ガス<9531.T>が7日続落。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2850円→2570円と引き下げた。
今18.3期経常利益予想を884億円→920億円、来19.3期を912億円→910億円と修正。足もとは電力事業が堅調に推移するものの、顧客獲得に向けたコスト増が見込まれており、短期的には利益成長が見込みづらくなったと判断。また、ガス自由化に伴う離脱影響は軽微であるものの、徐々に新たな参入者による競争促進が予想され、中長期的には楽観視できないとの見方を示した。
東京ガス<9531.T>が7日続落。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2850円→2570円と引き下げた。
今18.3期経常利益予想を884億円→920億円、来19.3期を912億円→910億円と修正。足もとは電力事業が堅調に推移するものの、顧客獲得に向けたコスト増が見込まれており、短期的には利益成長が見込みづらくなったと判断。また、ガス自由化に伴う離脱影響は軽微であるものの、徐々に新たな参入者による競争促進が予想され、中長期的には楽観視できないとの見方を示した。
★13:07 凸版印刷-底堅い 空気に触れるだけで有害物質を分解する空気触媒活用機能性シート開発
凸版印刷<7911.T>が底堅い。同社は20日に、空気に触れるだけで有害物質を分解する空気触媒を活用した機能性シートを開発し、22日より販売開始すると発表した。
この製品は、同社が従来培ってきたコーティング技術を活用し、不織布に空気触媒を均一に塗布することで実現した、高い抗菌性・防臭性・防カビ性を発揮する新しい機能性シートという。第三者試験機関にて不織布の抗菌性試験と消臭性試験を実施したところ、アンモニア臭気ガスに対する消臭力が2時間で99%以上、黄色ぶどう球菌に対する抗菌力が18時間で99%以上と高い効果が計測されたとしている。
凸版印刷<7911.T>が底堅い。同社は20日に、空気に触れるだけで有害物質を分解する空気触媒を活用した機能性シートを開発し、22日より販売開始すると発表した。
この製品は、同社が従来培ってきたコーティング技術を活用し、不織布に空気触媒を均一に塗布することで実現した、高い抗菌性・防臭性・防カビ性を発揮する新しい機能性シートという。第三者試験機関にて不織布の抗菌性試験と消臭性試験を実施したところ、アンモニア臭気ガスに対する消臭力が2時間で99%以上、黄色ぶどう球菌に対する抗菌力が18時間で99%以上と高い効果が計測されたとしている。
★13:12 SOMPO-JPモルガンが目標株価引き上げ 下方修正額が限定的だったのはポジティブ
SOMPOホールディングス<8630.T>が続落。JPモルガン証券では、修正連結純利益の下方修正額が限定的だったのはポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5660円→5850円と引き上げた。
通期会社予想純利益は1830億円→1520億円に下方修正されたが、JPMの従来予想1450億円を上回り、11月16日付け日本経済新聞の報道1500億円台とほぼ同じ。ただし、同日付けで会社側も報道数値に近い可能性が高いことを公表しており、サプライズではないとコメント。
修正連結利益の計算には不動産売却損は加味していないため、通期会社予想は2050億円→1950億円の下方修正にとどまった。期末の自己株取得の見込額が従来からほとんど変わらなかった点はポジティブとした。
SOMPOホールディングス<8630.T>が続落。JPモルガン証券では、修正連結純利益の下方修正額が限定的だったのはポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5660円→5850円と引き上げた。
通期会社予想純利益は1830億円→1520億円に下方修正されたが、JPMの従来予想1450億円を上回り、11月16日付け日本経済新聞の報道1500億円台とほぼ同じ。ただし、同日付けで会社側も報道数値に近い可能性が高いことを公表しており、サプライズではないとコメント。
修正連結利益の計算には不動産売却損は加味していないため、通期会社予想は2050億円→1950億円の下方修正にとどまった。期末の自己株取得の見込額が従来からほとんど変わらなかった点はポジティブとした。
★13:26 セリア-いちよしがフェアバリュー引き上げ 積極出店と経営の高度化による成長が続こう
セリア<2782.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期下期以降も、積極出店と経営の高度化による成長が続こうとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは5200円→5800円と引き上げた。
今18.3期業績は今回上方修正された会社計画を上回ると予想し、前回の予想を引き上げるとした。営業利益は176億円(前期比16%増)を達成できる見通し。上期(4~9月)の既存店売上高は前年同期比3.3%増と、会社計画(同0.5%増)を上回る好調な売れ行きが続き、下期(10~3月)も天候の影響を受けつつも、順調な売れ行きが続く見通し。
セリア<2782.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期下期以降も、積極出店と経営の高度化による成長が続こうとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは5200円→5800円と引き上げた。
今18.3期業績は今回上方修正された会社計画を上回ると予想し、前回の予想を引き上げるとした。営業利益は176億円(前期比16%増)を達成できる見通し。上期(4~9月)の既存店売上高は前年同期比3.3%増と、会社計画(同0.5%増)を上回る好調な売れ行きが続き、下期(10~3月)も天候の影響を受けつつも、順調な売れ行きが続く見通し。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ