中国当局、「次世代AIプラットフォーム」の構築でテンセントやアリババを活用

2017/11/22(水) 15:01
 中国科学技術部はこのほど、次世代人工知能(AI)発展計画・重大科学技術プロジェクトに関するスタートアップ会議を開き、国家級の次世代AI技術のプラットフォーム構築で、テンセント(00700)やアリババ・グループ(BABA)などの大手IT企業を中心に進めていくことを決定した。  中国の国務院(内閣に相当)は今年7月、AIを中国の経済成長の重要な推進力にすることを目的とした「次世代AI発展計画」を発表。2030年までにAIの基礎理論や技術、応用能力で世界をリードし、AIに基づいたイノベーションのハブになることなどを掲げた。科学技術部がこのほど発表したプレスリリースによると、スタートアップ会議では、同発展計画の推進体制などが発表されたほか、「国家次世代AI開放創新プラットフォーム」を構築するとして、自動運転に関する国家級プラットフォームの構築は百度(BIDU)、同都市建設に関してはアリババのクラウド部門、同医用画像処理に関してはテンセント、同音声技術のスマート化に関しては科大訊飛(002230)を中心に進めていくことが決定した。
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