LDNFIX=ドル円は9/26以来安値、米耐久財が弱く株重い

2017/11/23(木) 01:52
 NYタイム午前、ドル円は9月26日以来の安値111.51円まで下落幅を広げた。米10月耐久財受注が前月比-1.2%と、市場予想の+0.3%、前月の修正値+2.2%より下振れ。変動が大きい輸送用機器を除くベースは+0.4%と、市場予想の+0.5%をやや下回った程度。前月分は+0.7%から+1.1%に上方修正された。米新規失業保険申請件数も23.9万件と、市場予想の24.0万件や前週の修正値25.2万件より改善。強弱混在の結果にドル円は下げ渋る場面を挟みつつも反発力は鈍かった。米株が寄り付き後、重い推移となったことも、ドル安・円高を後押し。11月ミシガン大学消費者信頼感は98.5と、市場予想の98.0や速報値の97.8より強かったが支援にならなかった。  他通貨は総じて対ドルで上昇、対円で重い推移。ユーロドルは1.1798ドルまで買われ、2日ぶりの1.18ドル回復に迫った。ポンドドルは、ハモンド英財務相が秋期財政報告書で2017年以降GDP予想を下方修正したことから1.3214ドルまで下落したが反転。2日以来の高値1.3296ドルまで上昇した。  資源国通貨も対ドルで上昇。週間原油在庫の取り崩しが公表されたものの、NY原油は57ドル半ばへ下押す動きを見せた。しかし米加パイプラインの原油漏れを材料視してつけた57ドル後半の高値圏をほどなく回復。産油国通貨の加ドルは対ドルで1.2716加ドルまで加ドル高となった。豪ドル/ドルは0.7597ドル、NZドル/ドルは0.6863ドルまで上昇した。  クロス円には、ドル円の下落による円高が影響。対ドルでの各通貨上昇に追随できなかった。ユーロ円は一時131.47円、ポンド円は148.10円、豪ドル円は84.64円、加ドル円は87.62円まで下落。NZドル円は76円半ばで戻りが鈍かった。
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