後場コメント No.7 大豊工業、横河ブリッジ、日清製粉G、月島機械、アイカ工業など

2016/10/27(木) 15:00
★14:14  大豊工業-後場急伸 上期17%営業増益 自動車部品関連がけん引
 大豊工業<6470.T>が後場急伸。同社は27日14時、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益が33.7億円(前年同期比16.8%増)だったと発表した。自動車部品関連事業での増収がけん引した。

★14:16  横河ブリッジ-4日続伸 上期営業益を上方修正 一部案件の損益改善で
 横河ブリッジホールディングス<5911.T>が4日続伸。同社は26日、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を、従来の32.0億円から34.0億円(前年同期比6.9%減)へと引き上げると発表した。一部案件の損益改善などが寄与した。

★14:23  日清粉G-後場一段安 通期売上高を下方修正 小麦価格低下や為替換算の影響で
 日清製粉グループ本社<2002.T>が後場一段安。同社は27日14時に、17.3期通期の連結売上高予想を従来の5600億円から5350億円(前期比3.9%減)へと引き下げると発表した。原料小麦価格の低下や円高に伴う海外事業の為替換算の影響、子会社の連結除外が響く。
 17.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は115.0億円(前年同期比10.5%増)だった。臨海大型工場への生産集約による生産性向上および固定費削減などの取組みを推進したことや、家庭用ミックス、パスタ、中食・惣菜等の出荷が好調に推移したこと、新規に子会社を連結したことが寄与した。

★14:23  月島機械-後場下げ幅拡大 上期営業赤字拡大 水環境の減収響く
 月島機械<6332.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日14時、17.3期上期(4-9月)の連結営業損益が6.7億円の赤字(前年同期は4.6億円の赤字)だったと発表した。水環境事業で減収となり、販管費などをカバーできなかった。

★14:23  日立金属-もみ合い 自動車の軽量化につながる新素材を開発 日経報道
 日立金属<5486.T>がもみ合い。10月27日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が自動車の軽量化につながる新素材を開発すると伝えられた。
 カーボンナノチューブ(CNT)を添加するアルミ複合材を、サスペンションなど構造部材向けに開発する。現在主力の鉄より約6割軽く、炭素繊維よりコストが安いとし、接合部が腐食しやすいという課題の解決にメドをつけたもの。車の燃費規制強化や、重い部品を搭載する自動運転車の普及で軽量素材の需要は拡大するとみて、2025年の実用化を目指すと報じられた。

★14:26  共同印刷-続伸 パッケージ事業の再編・拡大で守谷第一工場に新棟建設
 共同印刷<7914.T>が続伸。同社は27日、パッケージ事業の拡大を目的に、生活・産業資材部門の主力工場である守谷第一工場(茨城県守谷市)に新棟を建設すると発表した。
 今後3年間で総額約100億円をパッケージ事業に投資して、生産環境の再構築と生産体制の増強・再編を行う。生活・産業資材部門では、紙器・軟包装、医薬・産業資材、チューブ、建材の各事業を合わせた5年後の売上高300億円をめざして、事業の拡大を図るとしている。

★14:36  三菱鉛筆-後場下げ幅拡大 3Q累計12%営業減益 原価率・販管費率が上昇
 三菱鉛筆<7976.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日14時30分、16.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が82.7億円(前年同期比12.4%減)だったと発表した。増収となるも、原価率・販管費率が上昇し、営業利益ベースでは減益となった。

★14:40  ダイビル-続伸 上期22%営業増益 テナントサービス推進で入居高水準
 ダイビル<8806.T>が続伸。同社は27日、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益が51.8億円(前年同期比21.5%増)だったと発表した。
 競合ビルとの差別化を目指し、ビル管理品質向上活動を推進するなどのテナントサービスに努めたことで、高水準の入居状況を確保できた。6月には、「日比谷ダイビル」のリニューアル工事が計画通り完工した。

★14:44  アイカ工-後場一段安 通期営業益を上方修正も材料出尽くしで売り優勢
 アイカ工業<4206.T>が後場一段安。同社は27日13時30分に、17.3期通期の営業利益予想を従来の167.5億円から175.0億円(前期比8.1%増)へと引き下げると発表した。原材料安やコスト削減の推進が寄与する。また、連結売上高予想は従来の1550億円から1520億円(前期比1.3%増)へと引き下げた。
 17.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は86.6億円(前年同期比20.1%増)だった。化成品セグメントにおいて有機微粒子や自動車向け接着剤順調に推移したことや、建装材セグメントにおいて粘着剤付化粧フィルム「オルティノ」が好調に推移したことなどが寄与した。決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。


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