前場コメント No.6 花王、ネットワン、オムロン、栗田工業、山崎製パンなど
★9:07 花王－大和が目標株価引き上げ 1Qは12％営業増益で発進 サプライズ大
花王<4452.T>がもみ合い。大和証券では、1Qは12％営業増益で発進、サプライズ大とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を6350円→7610円と引き上げた。
大和では営業減益の可能性も想定していたが、2ケタ増益で発進したと評価。中国紙オムツで30億円の初期配荷があったが、これを除いても好調。会社は業績見通しを据え置いたが、超過する可能性は高いと考えるとした。
花王<4452.T>がもみ合い。大和証券では、1Qは12％営業増益で発進、サプライズ大とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を6350円→7610円と引き上げた。
大和では営業減益の可能性も想定していたが、2ケタ増益で発進したと評価。中国紙オムツで30億円の初期配荷があったが、これを除いても好調。会社は業績見通しを据え置いたが、超過する可能性は高いと考えるとした。
★9:08 フロイント産業－反発 独DFE Pharmaと医薬添加剤でパートナーシップ強化
フロイント産業<6312.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、医薬品添加剤事業の需要増加への対応を図るため、乳糖製品などの医薬品添加剤を製造販売するドイツDFE Pharma（ゴッホ市）との間で、医薬品添加剤製造ラインの増設と10年間にわたる製造委受託契約を締結すると発表した。また、より強固で安定的な製品供給を可能にするパートナーシップを構築することに合意した。
フロイント産業<6312.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、医薬品添加剤事業の需要増加への対応を図るため、乳糖製品などの医薬品添加剤を製造販売するドイツDFE Pharma（ゴッホ市）との間で、医薬品添加剤製造ラインの増設と10年間にわたる製造委受託契約を締結すると発表した。また、より強固で安定的な製品供給を可能にするパートナーシップを構築することに合意した。
★9:08 ネットワン－買い気配 野村が目標株価引き上げ 収益性改善は評価も成長ドライバーに欠ける
ネットワンシステムズ<7518.T>が買い気配。野村証券では、収益性改善は評価も成長ドライバーに欠けるとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は870円→1000円と引き上げた。
前17.3期営業利益は57.5億円（前の期比2.3倍）と、会社計画45億円を大幅に上回り、ポジティブサプライズ。公共向け需要が一段と拡大した上に、収益性重視の戦略が奏功したためと推測。また、今18.3期の営業利益計画は72億円（前期比25％増益）と、QUICKコンセンサス51億円を大きく上回り、従来の中期計画70億円もやや上振れた。安値受注を控えており、予想以上に案件コントロールができている点は評価が可能。需要環境の見方に大きな変化はないが、収益性の想定を引き上げ、営業利益予想を上方修正。
ただし、補正予算が減少する公算の大きい地方自治体向けの需要などを厳しく織り込み、今18.3期営業利益は計画を下回る水準を予想。
ネットワンシステムズ<7518.T>が買い気配。野村証券では、収益性改善は評価も成長ドライバーに欠けるとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は870円→1000円と引き上げた。
前17.3期営業利益は57.5億円（前の期比2.3倍）と、会社計画45億円を大幅に上回り、ポジティブサプライズ。公共向け需要が一段と拡大した上に、収益性重視の戦略が奏功したためと推測。また、今18.3期の営業利益計画は72億円（前期比25％増益）と、QUICKコンセンサス51億円を大きく上回り、従来の中期計画70億円もやや上振れた。安値受注を控えており、予想以上に案件コントロールができている点は評価が可能。需要環境の見方に大きな変化はないが、収益性の想定を引き上げ、営業利益予想を上方修正。
ただし、補正予算が減少する公算の大きい地方自治体向けの需要などを厳しく織り込み、今18.3期営業利益は計画を下回る水準を予想。
★9:09 オムロン－売り気配 今期営業益1％増見込むも市場コンセンサスを下回る
オムロン<6645.T>が売り気配。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を680億円(前期比0.6％増)と発表した。国内においては、自動車・デジタル業界を中心に設備投資需要の底堅い推移を見込んでいることや、海外において、個人消費と企業の設備投資が引き続き堅調に推移すると見込んでいるため。なお、市場コンセンサスは764億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は676億円（前期比8.5％増）だった。主力のIAB（制御機器事業）の成長に加え、全社における収益構造の強化などにより稼ぐ力が向上したことが寄与した。
オムロン<6645.T>が売り気配。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を680億円(前期比0.6％増)と発表した。国内においては、自動車・デジタル業界を中心に設備投資需要の底堅い推移を見込んでいることや、海外において、個人消費と企業の設備投資が引き続き堅調に推移すると見込んでいるため。なお、市場コンセンサスは764億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は676億円（前期比8.5％増）だった。主力のIAB（制御機器事業）の成長に加え、全社における収益構造の強化などにより稼ぐ力が向上したことが寄与した。
★9:09 栗田工業－6日続伸 下水道施設向けにIT・センシング技術活用の水処理管理サービス
栗田工業<6370.T>が6日続伸。同社は4月27日の大引け後に、下水道施設向けにIT・センシング技術を活用した水処理管理サービス「S．sensing RS」の適用を開始すると発表した。
「S．sensing RS」は、臭気成分である硫化水素の発生を予測して消臭剤の最適注入量を自動制御するシステムにより、下水道施設における臭気リスクをマネジメントし、発生を抑制するもの。すでに5カ所の下水道施設で適用を開始しており、2019年までにはその適用を100施設まで拡大する計画。
栗田工業<6370.T>が6日続伸。同社は4月27日の大引け後に、下水道施設向けにIT・センシング技術を活用した水処理管理サービス「S．sensing RS」の適用を開始すると発表した。
「S．sensing RS」は、臭気成分である硫化水素の発生を予測して消臭剤の最適注入量を自動制御するシステムにより、下水道施設における臭気リスクをマネジメントし、発生を抑制するもの。すでに5カ所の下水道施設で適用を開始しており、2019年までにはその適用を100施設まで拡大する計画。
★9:09 山崎製パン－みずほが目標株価引き下げ 17.12期1Qは営業減益を予想
山崎製パン<2212.T>がもみ合い。みずほ証券では、今17.12期1Qは営業減益を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は2600円→2420円と引き下げた。
今17.12期1Q決算は、前年同期比0.8％の減収、13.9％の営業減益を予想。うるう年の反動減がパン類の減収要因となるほか、16年8月末付けの「オレオ」「リッツ」などのライセンス契約終了が響く見通し。みずほでは、2Q以降に業績は回復局面に向かうとみているとし、1Q決算発表時には会社業績予想は据え置かれると予想。今後は、中期的な業績ドライバーや自社株買いを含むキャッシュの活用策に注目するとした。
山崎製パン<2212.T>がもみ合い。みずほ証券では、今17.12期1Qは営業減益を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は2600円→2420円と引き下げた。
今17.12期1Q決算は、前年同期比0.8％の減収、13.9％の営業減益を予想。うるう年の反動減がパン類の減収要因となるほか、16年8月末付けの「オレオ」「リッツ」などのライセンス契約終了が響く見通し。みずほでは、2Q以降に業績は回復局面に向かうとみているとし、1Q決算発表時には会社業績予想は据え置かれると予想。今後は、中期的な業績ドライバーや自社株買いを含むキャッシュの活用策に注目するとした。
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