前場コメント No.1 東京都競馬、安川電機、ベネフィットジャパン、ヒビノ、トーセイなど

2017/07/21(金) 11:30
★9:00  東京都競馬-買い気配 三菱UFJMSが新規「Buy」 競馬場周辺開発で成長持続
 東京都競馬<9672.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ネット投票増加や競馬場周辺開発で利益成長は持続すると想定。投資判断「Buy」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
 インターネット投票システムのSPAT4(南関東4競馬在宅投票システム)による馬券売上増加に加え、大井競馬場の周辺開発により中期的な成長を予想。株価は割安な水準にあると判断。
 「Buy」とした理由は以下の3点。(1)バリュエーションに割安感:中期的な利益成長を予想、修正PERに割安感。(2)SPAT4の馬券発売日拡大、プレミアムポイント会員の拡大:ゲーム感覚で気軽に投票でき、20~30歳代など顧客層拡大。(3)規制緩和による大井競馬場周辺の資産有効活用:駐車場活用で店舗などを開発、ホテル需要も期待。

★9:00  安川電機-買い気配 通期営業益を上方修正 中国・韓国を中心に受注好調
 安川電機<6506.T>が買い気配。同社は20日に、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の370億円から455億円(前期比49.6%増)へと引き上げると発表した。1Qにおいてモーションコントロールセグメントの業績が予想を上回ったことや、中国・韓国を中心とした好調な受注動向などを踏まえたとしている。
 18.2期上期(3月21日-9月20日)の連結営業損益予想については従来の197億円から282億円(前年同期比2.0倍)へと引き上げた。
 また、18.2期の中間配当予想については13円→15円(前期は10円)に、期末配当予想については13円→15円(前期は10円)に修正した。年間配当は26円→30円(前期は20円)となる。
 併せて発表した、18.2期1Q(3月21日-6月20日)の連結営業利益は132億円(前年同期比2.4倍)だった。

★9:00  ベネフィットジャパン-買い気配 18.3期の期末配当金を8円に修正 初めての配当実施へ
 ベネフィットジャパン<3934.T>が買い気配。同社は20日に、18.3期の期末配当予想について0円→8円(前期は無配)に修正すると発表した。これが初めての配当実施となる。また、年間配当も同額となっている。

★9:00  ヒビノ-5日続伸 ドイツのAV-X社へ出資 欧州中心に大型映像サービスを展開
 ヒビノ<2469.T>が5日続伸。同社は7月20日の大引け後に、ヨーロッパを中心に大型映像サービスを展開するAV-X社(ドイツ シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州)へ出資したと発表した。出資比率は27.7%、出資金額は7万5000ユーロ。
 グローバル展開の推進が目的。AV-X社は、モーターショーを主体としたグローバルな大型映像サービスの展開を企図し、設立された会社。今後、協力関係をさらに強化するとともに、AV-X社が請け負う世界中のモーターショーに自社の技術を提供する。

★9:01  トーセイ-買い気配 三菱UFJMSが新規「Buy」 中小仕入れ物件の進ちょくで利益成長続く
 トーセイ<8923.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中小仕入れ物件の進ちょく・再生により利益成長は続くと判断。投資判断「Buy」、目標株価1400円として、新規カバレッジを開始した。
 不動産流動化事業の事業規模拡大、AUM(受託資産残高)増加などから、利益成長が続くと予想。株価は割安な水準にある。
 「Buy」とした理由は以下の3点。(1)バリュエーションに割安感:仕入れ・開発進ちょくにより営業最高益更新を予想、修正PERに割安感。(2)中小規模案件の取り扱いが多く、市況変動時も安定して業績を拡大:実需層向け販売なども加わり、流動性が高い。(3)ホテル運営や寮・社宅の転用など再生手法を多様化:投資対象の拡大とともに、運営収益による持続的な利益成長。


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