後場コメント No.2 TOTO、リンナイ、ニチコン、TAC、JCRファーマなど

2017/09/26(火) 15:00
★12:38  TOTO-CSが目標株価引き上げ 新商品が業績寄与しよう
 TOTO<5332.T>が7日続伸。クレディ・スイス証券では、新商品が業績寄与しようとコメント。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、目標株価は3500円→3900円と引き上げた。
 営業利益の成長率は、今後は毎期5~10%程度となる見込み。この成長率では株価バリュエーションは割高と判断。ただし、国内事業の見方は改善へ向かう可能性があると想定。3Q決算が国内事業に対する見方の転換点となり得る見込み。国内では8月に販売を開始した新商品が寄与して、3Qからは販売価格が上昇する可能性がある。海外については、引き続き堅調な業績が続く見通し。

★12:44  リンナイ-CSが目標株価引き上げ 業績は堅調だが価格競争の懸念が残る
 リンナイ<5947.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、業績は堅調だが価格競争の懸念が残るとして、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は8700円→9200円と引き上げた。
 株価が織り込む要因は、国内事業での販売価格の下落の懸念。同社は給湯機器、厨房機器の売上高増加を商品力で実現しようとしている。しかし、競合企業は販売促進を価格競争で達成しようとしている。競業企業が値下げを継続する可能性があるとみられる。その結果、同社の販売単価の下落懸念が今後も続く可能性があるとした。

★12:47  ニチコン-小幅続伸 EV・PHV用など3電池つなぐ次世代蓄電システムを開発
 ニチコン<6996.T>が小幅続伸。同社は25日、蓄電システムとEV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)関連の技術・実績をベースに、太陽電池とEV・PHV用電池と蓄電池の3電池をつなぐ次世代蓄電システム「トライブリッド蓄電システム」を開発したと発表した。
 「トライブリッド蓄電システム」は太陽電池とEV・PHV用電池と蓄電池を効率よく連携させ、さまざまな利用シーンに合わせて活用できるトータル蓄電システム。太陽電池で発電した電力を家庭で使ったり蓄電したりするほか、EVを走らせることにも活用できる。3つの電池をDCリンク(直流接続)する高効率なシステムで蓄電池とEVの電池間も電力移動(エレムーブ)が可能だという。

★12:48  BBTやTAC-教育関連が高い 安倍首相の企業による人材投資を促す考えで思惑
 ビジネス・ブレークスルー<2464.T>やTAC<4319.T>など教育関連の一角が高い。安倍晋三首相は、25日の記者会見において生産性革命として企業による人材投資を促す考えとし、「大胆な税制・予算、規制改革を総動員する」と表明。これを受けて、社会人向けの教育が進むとの思惑から関連銘柄に買いが入っているもよう。

★12:51  JCRファーマ-野村が新規「Neutral」 バイオ技術・希少疾患に特化した製薬企業
 JCRファーマ<4552.T>が4日ぶり反落。野村証券では、バイオ技術、希少疾患に特化した製薬企業と注目。レーティング「Neutral」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
 バイオ技術に特化した製薬企業で、主力製品である成長ホルモン製剤グロウジェクトなどの既存製品の安定成長に加え、現在フェーズ3の開発段階にあるJR-131の将来的な業績貢献期待が現在の株価に反映されていると判断。さらなる企業価値拡大のため、自社開発のJ-Brain Cargo(血液脳関門通過技術)の開発とライセンス契約が進むことを野村では期待。

★12:59  日本冶金工業-大幅に4日ぶり反発 川崎製造所熱延工場の全面操業再開
 日本冶金工業<5480.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は25日に、川崎製造所熱延工場について再発防止策を含む全面操業再開の体制が整ったことで、24日にコイル圧延設備の稼働を開始、全面的な操業を再開したと発表した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。


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