海外マーケットトピック-春節連休のマカオ観光客、6日間で前年同期比8%増
<市場動向>
・米国株式市場-続落 FOMC議事録を受けた長期金利上昇を嫌気
・欧州株式市場-まちまち、英FT100は好決算銘柄が買い主導
・米債券市場-続落、FOMC議事録で年内3回利上げ確率上昇
・NY原油先物-反落 4日続伸の後を受け、米原油在庫発表を前に調整
・NY金先物-反発 FOMC議事要旨の公表を控えた調整で下落幅を解消
・NY為替-ドル強含み、FOMC議事録で年内3回の利上げ確率上昇
・CRB指数-続伸 綿、天然ガスが上昇 アルミニウム、原油が下落
・FOMC議事録サマリー
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月30日-31日開催分)
「最近の米経済の景気拡大は、さらなる緩やかな利上げを正当化」
「最近の物価指標は、2018年のインフレ率の上昇を示唆、中期的には2%前後で推移する可能性。数名のメンバーは、インフレ見通しに懸念を表明」
「最近の経済指標は、12月に予想されていたよりも景気拡大見通しを強めた」
「多数のメンバーは、リスクはバランスしていると判断。数名が景気見通しに上方リスクを警戒」
「税制改革を受けて、数名のメンバーは景気見通しを上方修正した」
「イールドカーブを注視すべきとの見解」
「金融市場の不均衡が実体経済に及ぼす影響を注視すべきとの見解」
・米1月中古住宅販売件数 538万件〔予想 560万件〕(前回発表値 557万件)
追補 米12月中古住宅販売件数は、 557万件から556万件に修正
・米2月マークイット総合PMI・速報値 55.9〔予想-〕(前回発表値 53.8)
・米2月マークイット製造業PMI・速報値 55.9〔予想 55.4〕(前回発表値 55.5)
・米2月マークイットサービス業PMI・速報値 55.9〔予想 54.0〕(前回発表値 53.3)
<市場ニュース>
・CME225先物は大阪取引所比で下落、21855で引け
・欧州債-上昇、欧州の予想を下回るPMIで
・恐怖指数VIXは20.04、前日比低下
・バドアン伊経済相
「ワイトマン独連銀総裁がECB次期総裁かはまだ不透明」
「伊は単一通貨の維持に不可欠だとわかる政策を望む」
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「今年は2回の利上げが適切」
「今年の米国の成長率は+2.5%、来年は+2.0%の見通し」
「米国の失業率は2019年央にかけて3.6%まで低下した後、上昇していく見通し」
「米国のインフレ目標2.0%は、2019年末までに達成する見込み」
・ホールデン英MPC委員
「英国経済は昨年来の堅調なペースで回復基調を継続することが予想されることで、利上げは正当化される」
「昨年11月以来、世界経済は拡大基調にあり、英国経済も同様に拡大基調にある」
「英金利は、中銀の見通しよりも速く上昇する必要がある」
「世界と英国の経済成長とインフレの勢いは、予想よりも強くなる可能性がある」
「金利の道筋に対するリスクは、上向きとなる」
・カーニーBOE総裁
「ブレグジットには不透明感」
「ポンド安によるインフレの影響のピークの時期にあると思うが、影響は数年続くだろう」
「追加利上げに向かっている」
「通貨安誘導は、経済的には間違った為替政策」
・テンレイロ英MPC委員
「11月時点より利上げの見込み強まった」
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「FRBは為替の上下を目標にしていない」
「我々は市場の動向をベースに政策決定しない」
「単月の賃金や消費者物価指数の動向におおげさに反応したくない」
・カプラン米ダラス連銀総裁
「今年FRBは緩やかに忍耐強く利上げを行っていく」
・ギガバ南ア財務相
「予算案は格付けを落ち着かせるのに十分な内容」
「南ア・ランド(ZAR)はさらに強くなりうる」
<一般ニュース>
・春節連休のマカオ観光客、6日間で前年同期比8%増の延べ82万6377人
・中国の旧正月映画、21日午前時点で興行収入が50億元超え
・米アマゾン・ドット・コム 市販薬の独自商品を発売すると伝わり、初の1500ドル超え
・米フォード・モーターの北米事業責任者、「不適切な行動」で退社
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