前場コメント No.4 新川、丸井G、ノーリツ、ソラスト、TBSHDなど

2018/02/22(木) 11:31
★9:03  新川-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 19.3期以降の業績浮上シナリオを維持
 新川<6274.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来19.3期以降の業績浮上シナリオを維持するとし、投資判断「Buy」を再強調した。目標株価は2100円→1900円と引き下げた。
 三菱UFJMS社予想は、今18.3期は期ずれと部材不足、来19.3期以降は円高影響などで下方修正するとしたが、業績回復シナリオに変更はなし。業界トップグループへの返り咲きを先取りする強気のエクイティストーリーを再強調するとした。
 会社側は今18.3期3Q(10~12月)営業赤字と通期計画の下方修正を発表。3Qはメモリー向けの需要低調、部材不足による受注軟調などが響いた。4Qは営業黒字想定だが通期計画を下方修正している。これに対し、今回の下方修正は市場環境や同社の競争状況の変化に起因するものではなく、中長期的な復活シナリオを維持。今後、新年度の業績回復期待が高まるとともに、株価は上昇に転じると予想。

★9:04  丸井G-反発 ネット通販でAIがコーデ提案
 丸井グループ<8252.T>が反発。22日付の日経新聞朝刊で、同社がネット通販で消費者の欲しい服を探しやすくするサービスを今夏にも始めると報じられた。
 消費者が選んだ雑誌記事などの画像を人工知能(AI)が解析し、セーターやスカートなど自社が扱う約15万品目から近い商品を抽出するという。「ゾゾタウン」などネット通販との競争が激しくなるなか、効率的に商品を提案できるサービスを通じ実店舗を訪れない若者の購入を促すとされる。

★9:04  ノーリツ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 国内ガス機器市場の厳しさが続く
 ノーリツ<5943.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内ガス機器市場の厳しさが続くと判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価を2060円→1920円と引き下げた。
 中国(ノーリツ中国)、北米のタンクレス給湯器市場が好調だが、国内ガス機器市場の競争環境激化、櫻花中国の業績不振により、業績回復に時間を要する見通し。中計初年度の前17.12期は営業利益67億円(前の期比25%減)と修正計画70億円を下回った。ガス風呂釜の新商品投入における価格戦略のミスに加え、銅価格上昇、櫻花中国のコスト上昇が主因。ポジティブな点はガス風呂釜の販売台数、シェアが4Q(10~12月)は回復している点、櫻花中国の売上高が下期は回復している点であり、特に前者では混乱収束による復調持続を予想するとしたが、楽観視はできないと判断。

★9:05  ソラスト-3日続伸 1月訪問介護利用者数は23%増 デイサービス利用者数は84%増
 ソラスト<6197.T>が3日続伸。同社は21日、1月の介護サービス利用状況を発表した。訪問介護利用者数は前年同月比23.2%増(12月は同25.0%増)、デイサービス利用者数は同84.4%増(12月は同82.7%増)となった。
 月末時点での入居率について、グループホームは98.0%(前年同月は97.5%)、有料老人ホームは94.3%(同98.3%)、サービス付き高齢者向け住宅は92.7%(同92.0%)だった。

★9:05  TBSHD-三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ 19.3期以降の営業増益率拡大へ
 TBSホールディングス<9401.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来19.3期以降の営業増益率は拡大すると想定。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2860円→3250円と引き上げた。
 株価は株式市場低迷の影響などで、年初来高値2920円(1/5)から約20%下落した。来19.3期以降の新しい収益予想はまだ株価に織り込まれていないと考え、レーティングを引き上げ。「22.3期まで5期連続で営業増益が続く」というエクイティストーリーを強めるとコメント。要因は下記の2点。(1)従来想定を上回るサボリーノ関連商品の拡販、(2)視聴率の上昇によるスポット・タイム合計売上高予想の増額。


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