後場コメント No4 クボタ、ナカニシ、清水建設、日清食品HD、ボルテージなど

2014/09/17(水) 15:00
★13:18 クボタ-TIWが「2+」へ引き上げ 国内・アジア向けの落ち込みを欧米向けがカバー
 クボタ<6326.T>が3日続伸。投資情報会社のTIWが、レーティングを「2」→「2+」と引き上げたことが材料視されているようだ。国内・アジア向けの落ち込みを欧米向けがカバーし、円安による業績改善に期待。
 国内においては米価の下落で、アジアにおいても中国・タイの政策の影響で、回復は後送りとなる可能性が高まっている。欧米でも、穀物価格の下落を背景に、大型農機の市場が縮小に転じたが、同社の主力製品の市場は堅調。国内およびアジア向けの不調を欧米向けがカバーする状況が続く中で、進む円安傾向が業績改善をもたらすと見て、TIWの業績予想を引き上げるとした。

★13:21 アシックス-反発 運動機能訓練に特化のデイサービス施設を兵庫で開業
 アシックス<7936.T>が反発。同社は16日、運動機能の訓練に特化したデイサービス施設を兵庫県西宮市に開業すると発表した。
 名称は「Tryus(トライアス)西宮」で、2014年9月24日から利用者受け入れを開始する。スポーツ用品の開発で培ったノウハウを生かし、個人に合った独自の運動プログラムで指導する。要支援・要介護認定者を主な利用者とし、スポーツジムに近い感覚で体力を維持向上できるようにする。

★13:22  ナカニシ-TIWが「2-」継続 株価に対する見方は変わらず
 ナカニシ<7716.T>が4日続落。投資情報会社のTIWが、レーティング「2-」を継続したことが材料視されているようだ。今14.12期は特需が貢献しているとし、株価に対する見方は変わらないとして、「アンダーパフォーム」の見通しを据え置き。
 今14.12期は歯科製品で特需などもあり強含みで推移し、2期連続で2ケタ増収・営業増益の見通しであるが、来15.12期は1ケタ成長に伸び率は鈍化する公算が高いとした。現在の株価に割安感は見られず、上昇余地は限定的と判断。同社の手掛ける歯科用機器は、先進国ではシェア拡大余地、新興国でも医療ニーズの増加が期待でき、中期的に収益の拡大するシナリオ自体は不変とした。

★13:26  清水建設-JPモルガンが目標株価引き上げ 中期経営方針を踏まえて業績予想を上方修正
 清水建設<1803.T>が6日ぶり反発。JPモルガン証券では、足もとでの建築工事採算改善、中期経営方針を踏まえて業績予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を790円→970円と引き上げた。
 1Q受注(単独・建設事業)は、東京外かく環状道路本線トンネル(南行き)大泉南工事、南相馬市除染工事の受注で前期比32%増の3543億円へ。通期会社計画・受注(単独・建設事業)1兆1000億円(前期比17%減)に対しては強含みで推移。会社計画には、リニア中央新幹線・復興工事・オリンピックは含まれていないところから、最終的には(単独・合計)1兆2800億円程度の水準に達すると予想。また、前14.3期以降は受注時点での採算も改善しており、受注の質・量ともに改善していると考えるとした。

★13:29 日清食HD-6日ぶり反発 「錦織圭 記念パッケージ」カップヌードルを限定発売
 日清食品ホールディングス<2897.T>が6日ぶり反発。傘下の日清食品(大阪府大阪市)は16日、「カップヌードル 錦織圭 記念パッケージ」を数量限定で9月下旬に売り出すと発表した。
 所属するテニスの錦織圭選手の全米オープンの準優勝を記念。通常のカップヌードルの容器に錦織選手の写真とサインをプリントした。希望小売価格は170円。

★13:34 ボルテージ-続伸 「スイートルームで悪戯なキス」をGREEなどで順次配信
 ボルテージ<3639.T>が続伸。同社は9月17日、恋愛ドラマアプリ「スイートルームで悪戯なキス」を、iPhone・Android向けソーシャルアプリとして、App Store、Google Play、GREEで順次配信していると発表した。
 2013年に配信を開始し、現在も多くのファンに支持され続けている「スイートルームで悪戯なキス」を、 設定や「ストーリー」、「スチルイラスト」を一新し、リニューアルしたソーシャルアプリ。アバターやミニゲームの他にも、通常の掲示板に加えて「スタンプ」機能や「Snap投稿」など、他ユーザーと楽しく交流できる新しいソーシャル独自の機能が追加されているとした。

★13:42  ダンロップス-4日ぶり反発 新ブランド「スリクソン」からテニスラケット2機種を発売
 ダンロップスポーツ<7825.T>が4日ぶり反発。同社は17日、ハイパワーラケット「ダイアクラスター」シリーズが、今秋「スリクソン」ブランドに生まれ変わり、スリクソン「REVO S(レヴォエス)」シリーズとして10月8日より新発売すると発表した。
 スリクソンラケットのキーテクノロジーの1つである、「シンクロチャージシステム」を新たに採用。パワーを確保しながら、打球感も今までよりソフトにした。また、従来モデルよりも、スイートエリア(高反発エリア)を約10%拡大。特にダブルス中心のプレーヤーに推奨する。価格は、スリクソン「REVO S8.0」が35000円+税、「REVO S10.0」が36000円+税。


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