後場コメント No5 サニックス、ミネベア、モブキャスト、ルネサス、ＤＯＷＡなど
★13：39 アンリツ－大幅続落 オーディオアナライザを開発・販売も反応薄 節目割り込み年初来安値に
アンリツ<6754.T>が大幅続落。同社は30日、シグナルアナライザMS2830Aの機能を強化。新たに、アナログ無線機の送信／受信特性評価を可能とする「オーディオアナライザ MS2830A－018」を開発し本日付で販売を開始すると発表した。ただし、株価への反応は薄く、8月5日安値の863円を割り込むと下げ幅を拡大し、年初来安値を更新している。
MS2830Aはスペクトラムアナライザを基本モデルとする計測器であり、上限周波数に応じて5機種を容易。信号発生器、解析ソフトウェアなどのオプションを搭載することで、通信規格・用途に応じて、各種無線通信機器の送信／受信特性評価に必要な機能を実現できる。
アンリツ<6754.T>が大幅続落。同社は30日、シグナルアナライザMS2830Aの機能を強化。新たに、アナログ無線機の送信／受信特性評価を可能とする「オーディオアナライザ MS2830A－018」を開発し本日付で販売を開始すると発表した。ただし、株価への反応は薄く、8月5日安値の863円を割り込むと下げ幅を拡大し、年初来安値を更新している。
MS2830Aはスペクトラムアナライザを基本モデルとする計測器であり、上限周波数に応じて5機種を容易。信号発生器、解析ソフトウェアなどのオプションを搭載することで、通信規格・用途に応じて、各種無線通信機器の送信／受信特性評価に必要な機能を実現できる。
★13：43 サニックス－年初来安値更新 電力4社が再生エネの新規契約停止で
サニックス<4651.T>が一時5％安と軟調で、年初来安値を更新。北海道、東北、四国、九州の電力4社が9月30日の新エネルギー小委員会で、再生エネルギーの新規契約を当面停止すると明らかにしたことが材料。電力会社は「太陽光発電など再生エネが急激に増えると電力需給のバランスが崩れ、大規模停電につながる」と主張した。サニックスは太陽光発電設備の販売・施工に注力しており、収益悪化を見込んだ売りが殺到しているようだ。
サニックス<4651.T>が一時5％安と軟調で、年初来安値を更新。北海道、東北、四国、九州の電力4社が9月30日の新エネルギー小委員会で、再生エネルギーの新規契約を当面停止すると明らかにしたことが材料。電力会社は「太陽光発電など再生エネが急激に増えると電力需給のバランスが崩れ、大規模停電につながる」と主張した。サニックスは太陽光発電設備の販売・施工に注力しており、収益悪化を見込んだ売りが殺到しているようだ。
★13：47 ミネベア－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き下げ 業績上方修正も株価の上値余地限定的
ミネベア<6479.T>が5日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、2Qプレビュー・リポートを公表し、業績上方修正も株価の上値余地は限定的と判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は1400円→1550円と引き上げた。
LEDバックライトやモーターなど電子機器事業の収益性向上は、従来予想を上回るペースで推移していると推察。ただし、大幅な株価上昇はこれを織り込んだものと考えるほか、15年度以降の利益成長鈍化を考慮すると株価指標に割安感はなく、上値余地は限定的と判断。業績予想を上方修正し、目標株価は15年度PER15倍で算出した1550円に引き上げた。
ミネベア<6479.T>が5日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、2Qプレビュー・リポートを公表し、業績上方修正も株価の上値余地は限定的と判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は1400円→1550円と引き上げた。
LEDバックライトやモーターなど電子機器事業の収益性向上は、従来予想を上回るペースで推移していると推察。ただし、大幅な株価上昇はこれを織り込んだものと考えるほか、15年度以降の利益成長鈍化を考慮すると株価指標に割安感はなく、上値余地は限定的と判断。業績予想を上方修正し、目標株価は15年度PER15倍で算出した1550円に引き上げた。
★13：51 モブキャスト－反発 カードゲーム『戦国武将姫 MURAMASA』を「mobcast」で配信
モブキャスト<3664.T>が反発。モバイルゲームプラットフォーム「mobcast」の運営を行う同社は30日、モバイル向けソーシャルゲームの企画・開発・運用をおこなう、シリコンスタジオが運営するスマートフォン向けカードゲーム『戦国武将姫 MURAMASA』の配信を本日より開始したと発表した。
本作は、業界の限界に挑戦した美麗なキャラクターが特徴。ダイナミックなクエストシーンや毎週変化する多彩なイベントが注目される。利用料金は基本無料（アイテム課金制）。
モブキャスト<3664.T>が反発。モバイルゲームプラットフォーム「mobcast」の運営を行う同社は30日、モバイル向けソーシャルゲームの企画・開発・運用をおこなう、シリコンスタジオが運営するスマートフォン向けカードゲーム『戦国武将姫 MURAMASA』の配信を本日より開始したと発表した。
本作は、業界の限界に挑戦した美麗なキャラクターが特徴。ダイナミックなクエストシーンや毎週変化する多彩なイベントが注目される。利用料金は基本無料（アイテム課金制）。
★13：51 ルネサス－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 7～9月期は会社計画線
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、2Q (7～9月期）決算前取材を経て、会社計画線と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を660円→710円と引き上げた。
電話取材を経て、2Q(7～9月期）営業利益は220億円→200億円に引き下げ。8月下旬の取材時には前四半期比で約50億円増加すると推測されたR&D費用の消化は、遅れて進ちょくしている様子だった。これが、今回の取材を踏まえれば、技術外注費などを中心に想定通り進ちょくしているもよう。引き合いの強い自動車向けは生産が間に合わない一方、会社側の事前想定通り家電や汎用品向けは鈍化しており、2Q決算は会社想定線での着地になるとの見方を示した。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、2Q (7～9月期）決算前取材を経て、会社計画線と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を660円→710円と引き上げた。
電話取材を経て、2Q(7～9月期）営業利益は220億円→200億円に引き下げ。8月下旬の取材時には前四半期比で約50億円増加すると推測されたR&D費用の消化は、遅れて進ちょくしている様子だった。これが、今回の取材を踏まえれば、技術外注費などを中心に想定通り進ちょくしているもよう。引き合いの強い自動車向けは生産が間に合わない一方、会社側の事前想定通り家電や汎用品向けは鈍化しており、2Q決算は会社想定線での着地になるとの見方を示した。
★13：55 ＤＯＷＡ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 会社計画の達成確度が高まる
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、2Q決算プレビュー・リポートを公表し、円安と値持ちの良い亜鉛･インジウムが収益を底上げし、会社計画達成の確度が高まっていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を990円→1020円と引き上げた。
取材を経て業績を上方修正し、14年度通期経常利益は396億円を予想。上方修正の主因は為替の見直し。従来通り、為替および商品市況が会社前提を上回って推移している製錬事業、1QのLED･銀粉が好調であった電子材料事業、両事業の上振れがPCBの落ち込みによる環境・リサイクル事業での下振れを相殺する見方に変わりはないものの、円安効果により、通期見通しの達成確度はより高まっているとした。
ＤＯＷＡホールディングス<5714.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、2Q決算プレビュー・リポートを公表し、円安と値持ちの良い亜鉛･インジウムが収益を底上げし、会社計画達成の確度が高まっていると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価を990円→1020円と引き上げた。
取材を経て業績を上方修正し、14年度通期経常利益は396億円を予想。上方修正の主因は為替の見直し。従来通り、為替および商品市況が会社前提を上回って推移している製錬事業、1QのLED･銀粉が好調であった電子材料事業、両事業の上振れがPCBの落ち込みによる環境・リサイクル事業での下振れを相殺する見方に変わりはないものの、円安効果により、通期見通しの達成確度はより高まっているとした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
